【保存版】バックパック・カスタム&アクセサリー11選──”バッグの外見”で、リュックは劇的に化ける
「カバンの中身」を語る記事は、世の中に溢れています。
財布、手帳、ガジェット、文具──持ち物を晒すと、その人の生活が透けて見える。だから読まれるし、書かれてきました。
けれど、「カバンの外見」を語る記事は、意外と少ない。
バックパックは、買って終わりではありません。外側をカスタマイズする事で、毎日の使い勝手が劇的に変わるのです。
今日は、私が日々のバッグに足してきた11点のカスタム・アクセサリーを、用途別に紹介していきます。
※この記事はAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。
なぜ、バックパックをカスタムするのか
バッグ本体の機能は、メーカーが想定した使い方に最適化されています。
けれど、自分の使い方は、自分にしか分かりません。
中身を整理する前に、外側を整えるだけで、取り出しやすさ、肩の負担、見た目の印象、そのすべてが変わります。バッグそのものを買い替えるのではなく、外側に小物を足していく。これがいちばん安上がりで、いちばん効くカスタム術です。
ここからは、私が実際に使っているアイテムを、用途別に紹介していきます。

【取り回し編】──毎日の手触りを変える
バッグを「持つ」「下ろす」「開ける」。日々何百回と繰り返す動作の手触りを変えるのが、このカテゴリーです。
01|ヒーロークリップ スモール

カフェの机の縁、椅子の背もたれ、棚のフレーム。ヒーロークリップは、バッグを引っ掛けたい場所に瞬時にフィットする折り畳み式のバッグハンガーです。
**「バッグを地面に置きたくない」**という小さなストレスは、毎日の積み重ねで意外と効きます。床は汚いし、椅子の足元では蹴られる。かといって持ち手で抱え続けるのも疲れる。ヒーロークリップを一つ持っているだけで、その全部から解放されます。
折り畳めばコンパクトで、バッグのストラップにぶら下げておけば邪魔にならない。一度使うと、なぜもっと早く買わなかったのかと思うアイテムです。
02|MARATAC ジッパープル

グレゴリー ルーヌEX28には、純正のジッパープルが最初から付いています。それでも充分機能するのですが、私はこのMARATAC(マラタック)製のものに付け替えました。
理由は単純で、こちらのほうが摘みやすく、見た目も好みだから。MARATACはアメリカの軍用ギアブランドで、無骨な質感とシンプルな造形が特徴です。グローブをしたままでも操作できる大きさで、片手でサッと開閉できる。
純正でも問題はないけれど、毎日触る部分だからこそ、自分の手に馴染むものを選ぶ。バッグを開けるたびに、小さな満足感があります。
【ショルダーハーネス周り編】──背負い心地と取り出しやすさの心臓部
バックパックの使い勝手の8割は、ショルダーハーネスで決まります。ここを整えると、バッグが別物になる。私がいちばん手をかけているのが、このカテゴリーです。
03|グレゴリー パテッドケースM

ショルダーストラップに装着する、胸元の即時アクセスポーチ。バッグ本体と同じグレゴリーで揃えると、見た目の統一感が出ます。
中に入れているのは、スマホ、財布、キーケース、リップ、ハンカチ。バッグ本体を下ろさずに取り出せるのが、このアイテムの最大の効能です。コンビニのレジ、改札、信号待ち──「ちょっと出したい」場面で、バッグを背中から下ろす必要がない。
街使いのバックパックを、サコッシュ並みの取り出しやすさに引き上げてくれる、私のなかでは外せない一品です。
04|ダイワ CPホルダーベルト

これはちょっと面白いアイテムです。ダイワの釣具用フィッシングベルトで、本来はリールやルアーを腰元に下げるためのもの。それをバックパックのショルダーストラップに巻き付けて使っています。
何が便利かというと、Dカンを増設できること。ショルダーストラップにはもともと取り付け点が少ないので、これを巻くだけで、カラビナやキーホルダー、小物ホルスターを取り付けられる場所が一気に増えます。
“拡張のための拡張”。これがあるから、後段のアクセサリーが活きるのです。
05|FlukeForest リュックのサスペンション

国産ガレージブランド、フルークフォレストのショルダー用サスペンション。
これがちょっと面白い構造で、ショルダーハーネスの下側付け根に装着し、一定以上の力がかかるとバネが伸びて元に戻る仕組みになっています。
つまり、文字通りの”サスペンション”。重いバッグを背負って走ったり、跳んだり、階段を駆け下りたりするとき、衝撃をバネが吸収してくれるのです。
普段の街歩きでは、その効能はあまり意識しません。けれど、急ぎ足で駅の階段を下りるとき、走って信号を渡るとき、バッグが上下に跳ねず、肩への突き上げが優しいことに気づきます。
地味なパーツですが、装着前後で背負い心地が体感で違う。デイパックを”丸一日背負える道具”に変えてくれます。
06|ROK straps ロールクリップ

ショルダー・チェスト・ウエストの調整後に、どうしても余ってしまうハーネスベルト。これを束ねて止めるのが、ROK strapsのロールクリップです。
切ってライターで炙る、という処理もありますが、それだと長さを変えたくなったときに戻せない。ロールクリップなら、巻き直すだけで長さの調整が効きます。
垂れたベルトのバタつきは、毎日少しずつストレスになるもの。これがあると、バッグの輪郭が一気にすっきり締まります。
【実用プラスワン編】──”あると効く”小さな備え
なくてもバッグは使えます。けれど、ひとつ加えるだけで安心感が変わるカテゴリー。日常の延長線上にある、ささやかな備えです。
07|GLOW STICKS Tooblite 3in(蓄光キーホルダー)

アメリカ製の蓄光キーホルダー。日中に光を吸い込み、暗所でしばらく光ります。
夜間や薄暗い室内でバッグの位置を見失わない、というのが本来の機能ですが、機能と趣味の中間にある独特なポジションのアイテムです。グリーンに光る筒は、見ているだけでちょっと楽しい。
実用と装飾、両方を兼ねた、私のお気に入りの一つです。
08|ブラックダイヤモンド ミニワイヤーカラビナ

ブラックダイヤモンドのミニワイヤーカラビナ。
スペックは、クローズドゲート強度20kN(約4,496lbf)、短軸強度7kN(約1,574lbf)、重量23g、ゲート開口部21mm。フル機能のガチカラビナです。
普通のキーホルダー用カラビナと違い、これは本来クライミングで人体を吊るための強度を持っています。だから、ぶら下げるだけでなく、いざという時には実用工具として使える。たとえば荷物を吊るす、何かを引っ掛けて固定する、一時的なロープワークに使う──そういう”備え”を兼ねた一本として、バッグに常駐させています。
カラビナは正直、種類が多すぎてどれを選ぶか迷いますが、「備え」と実用を兼ねたものを一つだけ吊るすなら、これが最適解。23gという軽さと、20kNの安心感を両立しています。
09|ITW Nexus グリムロック

ミリタリー系の定番アイテム。バックパックのウェビング(PALS/MOLLE系のループ)に挟み込んで使う、樹脂製のDリングです。
これがあると、取り付け点を任意の位置に作れるようになります。バッグの正面、サイド、トップ、好きな場所にカラビナや小物を装着できる。耐久性も高く、軽くて目立たない。
タクティカル系バッグのカスタムでは王道のパーツですが、街使いのバックパックでも普通に活躍します。
【飾り編】──完全に自分のためのカスタム
実用は、ここまでで充分整いました。ここから先は、機能では語れない、自分のためだけの装飾です。けれど、これがあるかないかで、バッグへの愛着がまったく違ってくる。
10|キーホルダー(BE@RBRICK アイアンマン/THE SUPERIOR LABOR 革タグ/ アンディ・ウォーホル バナナ)

吊るしているのは、メディコムトイの2点と、THE SUPERIOR LABOR(ザ・スーペリアレイバー)の革タグ。
THE SUPERIOR LABORは、東京・三軒茶屋発のレザーブランドで、無骨で実直なものづくりが評価されているメーカーです。革タグはシンプルな造形ながら、エイジングで深みが出てくる類のもの。
BE@RBRICKアイアンマンの赤金、ウォーホルの青バナナ、レザーの茶色。並べたときに色とテクスチャが喧嘩しないように選んでいます。BE@RBRICKは「ちょっとしたフィギュア」感覚で、革タグはレザー好きとしての足場、ウォーホルのバナナはアートピース寄り。
「効率」では測れない、自分のための装飾です。バッグを開けるたびに目に入るので、好きなものを選ぶに越したことはありません。
11|ピンバッジ(Yosemite Wilderness/サンディエゴ動物園 80周年記念)

旅行のお土産にもらったピンバッジを、バッグの正面に。
ヨセミテ国立公園の「Yosemite Wilderness」、そしてサンディエゴ動物園の80周年記念品のピンバッジ2点。それぞれ、誰かが旅先で「これ似合いそう」と思って選んでくれた品です。
自分で買ったものより、もらったものの方が、バッグに残したくなる。
ピンバッジは、行った先々の風景や、それを選んでくれた人の顔まで一緒にバッグに留めておけるアイテムです。新しいバッグに買い替えたら、これらの記憶ごとリセットされてしまう。バッグを長く使う理由は、案外こういうところにあるのかもしれません。
カバンは「外側」で完成する

11点のアクセサリーを並べてみると、改めて気づくことがあります。
バッグの外側こそ、その人の使い方が滲む場所だ、ということ。
中身は誰でも詰められます。けれど、外側のアクセサリーは、その人がどんな場面でバッグを下ろし、どんな小物を出し入れし、どこへ旅をしてきたか──そのすべてを物語ります。
既製品のバックパックは、誰にとっても等しく”標準仕様”です。それを自分の道具にしていくのは、外側に少しずつ手を加える作業の積み重ね。一個足すだけで、世界が変わるカスタムがあります。
バッグを買ったら、まずは外側を見直してみてください。
そこに、毎日を変えるヒントがあります。
閲覧ありがとうございました。フォロー頂ければ幸いです。
関連記事はこちら⇩
マガジンはこちら⇩
いいなと思ったら応援しよう!
今後もすべての記事を無料で更新していきます!もし趣味が合いましたら、下のサポートボタンから活動を応援いただけると幸いです(コーヒー代程度で十分嬉しいです!)。