ビットコイントレジャリー企業(DAT)と「上場廃止基準」。株価100倍の裏に潜む「DAT規制」の正体
Colneです。
今回は、株式市場と暗号資産(仮想通貨)市場の境界線で起きている内容について、かなり深掘りした記事を書きますね。
最近、ニュースやSNSで「ビットコインを大量保有する上場企業」の話をよく見かけませんか?
株価が爆上がりからの爆下がりして話題になる一方で、「これって本当に大丈夫なの?」「規制はどうなるの?」という不安の声も聞こえてきます。
実はこれ、単なるブームではなく、証券取引所の「上場廃止基準」に関わる重大な議論に発展しているのです。
投資家として、この流れを知らないと足元をすくわれるかもしれません。
今回は、「DAT企業」の実態と、背後の「規制」について、専門用語をわかりやすく解説しながら紐解いていきます。
情報量は多めですが、最後まで読めば市場の裏側がクリアに見えてくるはずです。
ちなみに私の保有銘柄も最後に記載しますね。
そもそも「DAT企業」とは何か?
まず、基本の言葉の定義からいきましょう。
よく耳にするDAT(ダット)とは、「Digital Asset Treasury(デジタル・アセット・トレジャリー)」の略です。
【用語解説:トレジャリー(Treasury)】
つまり、「現金の代わりに、ビットコインなどの暗号資産を財務の主軸(中核)に置く戦略」をとる企業のことですね。
中でもビットコインに特化している場合は「ビットコイン・トレジャリー企業」とも呼ばれます。
世界と日本の「先駆者」たち
この動きの震源地はアメリカです。
マイクロストラテジー(現ストラテジー社)という名前、聞いたことがある人も多いでしょう。
もともとは1989年創業のソフトウェア会社でしたが、2020年に「現金の価値が下がるインフレへの対抗策」としてビットコインの購入を開始。今や世界最大のビットコイン保有企業となり、自らを「ビットコイン開発会社」と定義し直すほどの変貌を遂げました。
そして日本。
メタプラネットが2024年4月に同様の戦略を発表しました。
結果はどうなったか? 株価は約1年で100倍になり、時価総額は一時1兆円に到達。
「日本版マイクロストラテジー」として、今も投資家の熱視線を浴びています。
現在、日本ではリミックスポイントやANAPホールディングスなど、約10社がこの「DAT企業」の枠組みに入るとされています。
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