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乾電池の延命治療

普段、無線式のマウスを使っている。
有線式よりも取り回しが楽で、ケーブルに煩わされることもない。
一度無線式に変えてからは、もう戻せなくなった。
何台か買い替えているけれど、ずっと無線式だ。

一方で、電源の問題がある。
ケーブルに繋がれているときは気にする必要が無かったけれど、何らかの形で電力を得ないといけない。

充電式のものもあるけれど、私は乾電池式のものを使っている。
単三電池一本でも意外と長く動くもので、普段は中に入っている電池を気にすることがない。

だけど忘れた頃に、やってくる。
マウスカーソルが動かなくなる現象。
マウスを裏返すと、センサーのLEDの光が消えている。
電池切れ。

そうなれば電池を交換すればいいのだけど、ここで悪あがきをする。
マウスの電源をオン/オフすると、もうしばらく動くのだ。
こうやってマウスを蘇らせて、また動かなくなったらオン/オフをして。
繰り返していくと、だんだんマウスの蘇生時間が短くなっていく。
できる限り、粘る。
いよいよ動かなくなるまで。

早めに新しい電池に交換すれば、快適ではあろう。
でも、なるべく交換タイミングを遅らせる。
節約をしようとかそういうつもりでもないのだけど、ついやってしまう。

できる限り長く使ってあげるのか、ひと思いに変えてあげるのか、電池にとってはどちらいいのかはわからない。
壁掛け時計の電池なんかは、遅れだしたら容赦なくすぐ変えてしまう。
さすがに時計が遅れるかもしれない状態をそのままにはできない。

でもマウスならば、延命できる。
そう思うと、やはり長持ちさせてあげるのがいいように思ってしまう。

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