選ばれる枝、選ばれない枝。うさぎだけが知っている。
目の前にいる、愛兎・ぴぴを観察しながら、
「見た目は同じ枝なのに、どうして選ぶ枝と選ばない枝があるんだろう?」
U・x・U U・x・U U・x・U U・x・U
この「枝のえこひいき」、本気で確かめてみることにしました。
ぴぴの前にたっぷりの枝を並べてみたのです。

うさぎは皮を剥いで食べます。白っぽい枝は食後の枝。
U・x・U U・x・U U・x・U U・x・U
見比べてみる
ある枝には迷いなく飛びつくのに、隣の枝には見向きもしない。かじってはすぐやめる枝もあれば、最後まで夢中な枝もある。
見た目では「同じ枝」のはずなのに、結果はまったく違ったのです(実は、何度並べ替えても同じ枝だけが選ばれ続けました)。
見た目はそっくりでも、選ばれる枝はいつも決まっていた。
U・x・U U・x・U U・x・U U・x・U
「同じに見える」は、「同じ」じゃない。
これ、色の世界にも同じ現象があるのです。色彩理論に「条件等色(メタメリズム)」という言葉があります。異なる成分の色でも、ある光の下では同じ色に見えてしまう現象のこと。でも光を変えると、途端に色が違って見えてくるのです。
ぴぴの枝も、きっとそう。人間の目という「光」の下では同じに見えても、うさぎの感覚器で見れば、糖度や香りがまったく違う「別の色」をしていたのかもしれません。
見え方が変わっただけで、優劣がついたわけじゃない。選ばれなかった枝にも、ちゃんと理由があったのです。そう思うと、少し心が軽くなります。
こんな視点も…
「同じに見えるのに、なぜか選ばれるものと選ばれないものがある」
これ、人にも、仕事にも、ありますよね。条件が変われば見え方が変わるだけで、優劣がついたわけじゃない。選ばれなかった側にも、ちゃんと理由と価値がある。そう捉え直せると、自分の見え方一つで景色が変わっていくのを感じます。

ぴぴは今日も、山のような枝の中から、自分だけの「正解」を選び続けています。あなたの身の回りにも、見た目は同じでも、実はまったく違う「等色」が隠れているかもしれません。
この視点を持っておくと、日々の小さな「選ばれなかった」瞬間にも振り回されにくくなります。
条件が変わっただけ、と捉えられる人ほど、次の一歩を軽やかに踏み出せるでしょう。
いいなと思ったら応援しよう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「面白かった」と感じられたその感性こそ、実は一番の価値だと思っています。
もし少し応援したい気持ちが湧いたら、チップという形で届けていただけたら嬉しいです。いただいた分は、次の記事とぴぴのおやつ代に還っていきます🐰