“ブックサンタ”をやってみたら、思わず自分と向き合うことになった
今日、はじめて“ブックサンタ”をやってみました。
ブックサンタは、「様々な事情で大変な境遇にいる子どもたちへ、本をプレゼント使用!」というプロジェクト。全国の書店を通じて寄付された新品の本が、クリスマスや誕生日のプレゼントとして、子どもたちに届けられます。
日常的に本屋さんに通っているにも関わらず、お恥ずかしながら今年初めて知りました。
きっかけは、noteで出会うことができた、いろさんの記事。
わたしの「生きる」を支えてくれてきた本を、その出会いを、子どもたちにプレゼントできるなんて、何てステキな取り組みなんだろうと、私も微力ながら参加しました。
方法は簡単。
“ブックサンタ”に参加している本屋さんに行き、好きな本を選んで買う時に「ブックサンタで贈りたい」と申し出るだけ。
あとはそのまま本屋さんが預かって主催団体に送ってくれます。
◇
どんな本にしようかと思案しながら、京都烏丸御池の大垣書店さんへ。
児童書コーナーには、たくさんの絵本。
童心に戻ってしまいます。絵本ってワクワクしますね。
でも、そんな本を目の前に、私は立ち尽くしてしまいました。
それもそのはず、
わたしは相手の見えないプレゼントに慣れてない。
誰かにプレゼントをする際は、その人の顔や好みを思い浮かべ、話していたことなどをあれやこれやと思い出し、何なら喜んでもらえるかを考えます。
でもブックサンタでは、贈る相手は見えません。
どこでどんな暮らしをしているお子さんなのか…
私は何を贈れば良いのか、分からなくなったのです。
◇
思い起こせば私って、自己主張もあまりせず、
いつも周りの空気と他人の顔色ばかり見て、
相手に合わせて楽してきたもんなぁ…
それで良いのか…私
◇
とはいえ何かを選ばねば…
どうする…どうする…どうする
無難に選べば、何なりとある。
でも誰もが知っている名作は、
すでに持っていてかぶったり、
児童館や図書館などでも読めたりしないか。
考えれば考えるほど迷宮入り…
そうして悩み抜いた末に選んだのは、この一冊。
本を開いた途端に目に飛んできた、色鮮やかな感動が決め手でした。

詩人・谷川俊太郎さんのすごく優しく、でも奥深さを感じる言葉と、画家・junaidaさんのカラフルだけでど落ち着いていて、物語を感じる美しい絵に、心惹かれたからです。
成長とともに、寄り添い続けてくれるものを
もし一人ぼっちでも、楽しめるものを
ひとり親家庭に届いたなら、
ワンオペ育児のママパパも、ほっこり嬉しくなれるものを
そして自分が子どもの時に欲しくても、
買ってもらえなかった少し良いものを。
この作品は、
小さな子どもさんには、
ちょっとキラキラ感が足りないかもだけど、
やがて良さが分かってくれる。
小学生、中学生、高校生、そして大人になっても、その時々に感じ取れるものがある。そのように信じています。
届け!本の輝き

考えすぎたかなーと、
ちょっとの不安と自信のなさに後ろ髪をひかれつつ、
いつもなら、ここで止めていたかもしれない。
自分で主体的に考えて、思いを届ける。
私にとっても素晴らしいプレゼントでした。
来年もまた、本を贈ろうと思います。
“ブックサンタ”を教えてくださったいろさん。
ありがとうございました。
