蔦重展ふりかえり|『べらぼう』とともに辿る、蔦重のプロデュース
今回は、春に開催された「蔦重展」をふりかえり。
私は前期に訪れました。
江戸の街の様相とともに、蔦重こと蔦屋重三郎の出版活動を約250点もの作品を通して紹介する特別展。
嬉しかったのが、大河ドラマ『べらぼう』と連携した音声ガイド!
蔦重を演じる横浜流星さんの解説とともに、『べらぼう』の音楽を聴きながら展示を巡る、なんとも贅沢な時間でした。
蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児
■会期:2025年4月22日~6月15日
■会場:東京国立博物館 平成館
\ 展示風景をチラ見せ📹 /
— 【公式】特別展「江戸🪭大奥」 (@tohaku_edo2025) April 24, 2025
今月22日に開幕した #蔦重展 の展示室を少しだけお見せします🔍
浮世絵、戯作、江戸の街…
蔦重が駆け抜けた江戸の文化を体感してください!
会場でお待ちしております✨#蔦屋重三郎 #東博 #東京国立博物館 #上野 #美術館巡り pic.twitter.com/YncH8EfPcR
この大門をくぐって入場というのがたまらなかったです!!
ドラマに登場した「籬の花」や「青楼美人合姿鏡」の実物を目にすることができて感動。
それにしても、吉原細見の文字の細かさには驚かされました。これはリテイクで新さんが怒るのも仕方中橋……。
また、ドラマではこの時点ではまだ描かれていなかった「狂歌」に関する展示もありました。
\#蔦重展 📚 作品紹介/
— 【公式】特別展「江戸🪭大奥」 (@tohaku_edo2025) April 29, 2025
喜多川歌麿が挿絵を描いた狂歌絵本の一つです📚
狂歌グループが「虫」を題材に詠んだ歌に、昆虫や小動物と季節の草花が組み合わされています🦋🌸… pic.twitter.com/pDqcNrIsxQ
歌麿といえば人物画のイメージが強かったのですが、この狂歌絵本に描かれた植物や貝殻の美しさに魅了されました。
このほか浮世絵を蔦重との関わりとともに絵師ごとに多くの作品を見ることができるなど、贅沢な空間でした。
展示の最後には、江戸の街を再現したコーナーも。(撮影可)



大河ドラマ『べらぼう』の世界を感じつつ、蔦重がプロデュースした作品の数々を目にすることができる、印象深い展示でした✨
今年はいろいろな美術館で蔦重に関する企画展が開かれたのも嬉しかったです。あわせて少しふりかえりを。
五館連携 蔦重手引草
あれもこれも蔦重!
お江戸の名プロデューサー蔦屋重三郎
五館のうち、二館を訪れました。
蔦屋重三郎と版元列伝
■会期:2025年8月30日~11月3日
■会場:太田記念美術館

私は後期に訪れました。
『べらぼう』を観てから、浮世絵は作者だけでなく どの版元から出ているのかも気になるようになっていたので、今回の版元別の展示はとても面白かったです。
作品の中では喜三二先生と春町先生による『桃太郎後日譚』が特にお気に入り。春町先生、絵が本当に上手い……!
あとから調べてみると、後期の、しかも期間限定展示だったそうで、見ることができてラッキーでした。
あれもこれも蔦重!
お江戸の名プロデューサー蔦屋重三郎
■会期:2025年9月2日~ 11月3日
■会場:印刷博物館


展示スペースでは、この企画タイトルの裏側がそのまま年表になっていて、思わず足を止めました。
その中でも目に留まったのが、1788年の項目。
「蔦重、山東京伝、鶴屋喜右衛門と日光を訪遊」
この一文に、ついドラマのキャストを重ねて想像してしまい、楽しくなってしまいました。

こちらでも、また新しい作品に出会うことができて嬉しかったです。
今年は『べらぼう』をきっかけに、美術館の楽しみが広がった一年でもありました☺️
