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自己紹介 ― 現役コンサルタントが「ファーム特化のキャリア相談」を始めた理由

「現役コンサルタントのキャリア相談」を運営している筆者の自己紹介記事です。日系大企業→BIG4→日系ブティックファーム→独立というキャリアを歩んだ現役の経営コンサルタントが、なぜコンサルファーム特化の転職相談を始めたのか――この活動の起点と、既存のエージェントとの違いを整理し、具体的な相談事例をご紹介します。「相談していい相手かどうか」を判断する材料になればと思います。


1. これまでのキャリア ― 大企業→BIG4→ブティック→独立

新卒で日系大企業に入社し、その後コンサルティング業界に転じました。最初に在籍したのはBIG4のうちの1社で、複数のプロジェクトを経験しながらコンサルタントとしての基礎を体系的に積みました。その後、日系ブティックファームに移り、少人数チームで密度の高いプロジェクトを経験。経営層と直接議論する場面が増え、コンサルタントとしての視座と裁量を一段引き上げることができた時期です。

その後、独立してからも個人で経営コンサルタントをしています。クライアントは大企業のエグゼクティブクラスが中心で、経営層と直接向き合う案件を引き続き請けており、いまもコンサルタントとしての現場感を持ち続けています

並行して、新規事業の立ち上げを支援するメンター、生成AI関連のコンテンツ執筆、書籍出版の伴走支援など、いくつかのテーマで動いています。ひとつのファームに腰を据える働き方とは別のかたちで、自分の専門性を社会に還元する道を模索している、というのが今のスタンスです。


2. なぜコンサルファーム特化エージェントを始めたのか

結論から書くと、「いつかはやりたい」と長く思っていた構想を、独立を機にようやく形にできた、というのが正直なところです。自分自身が転職する局面でも、エージェント側に回るという選択肢を一度検討したことがあるくらい、この仕事に対する関心はずっとありました。

ファームに在籍していた頃から、面接官として候補者の方と向き合う機会が多くありました。何百回と面接を重ねるなかで、毎回頭の中で問うていたのが「この候補者は、本当に当社に合うのか」というシンプルな問いです。

実際に経験したケースを2つ書きます。

ケース①:能力面では十分に合格水準にあるのに、将来描いているキャリア像や性格を踏まえると、そのファームの環境とは噛み合わないと感じた方がいました。そういう場合は、合格を伝えるだけでなく、率直に「当社の面接としては合格ですが、あなたの志向だとむしろ◯◯コンサルティングの方が合うと思います」とお伝えしていました。それが候補者の長期的なキャリアにとって良いと、本気で思っていたからです。

ケース②:逆に、当社の文化や案件特性に極めてマッチしているのに、別のファームと迷っている候補者には、ファームの魅力を一段深いところで言語化してお伝えし、最後の判断材料を提供する動きを重ねてきました。

ファームに属している立場では、本来は「自社の利益のために候補者を獲得する」のが期待される役割です。それでも、目の前の候補者の人生を考えたときに、自社の利害を超えて率直に話したい――という気持ちが、面接官をやればやるほど強くなっていきました。「いつか自社の所属を離れて、純粋にキャリア視点でアドバイスできる立場になりたい」と思っていたのが、当時の自分の状態だったと思います。

独立を機に、その構想を形にできるようになりました。「現役コンサルタントのキャリア相談」は、このタイミングで自然に立ち上がった活動です。


3. 既存のエージェントとどう違うのか

ここからは率直に、既存の転職エージェントとの違いを整理します。エージェント業界には大手の総合型から、コンサル特化の専門型まで、優れた会社がたくさんあります。私の差別化軸はそれらの会社の代替ではなく、補完的に機能するものとして捉えていただきたいです。

① 現役のコンサルタントとして案件を持ちながら活動している

私自身が今もクライアントの経営課題に向き合っているので、コンサルタントに求められる資質・クオリティを、最新の現場感覚で語れるのが強みです。「いま、AIの普及がコンサルティングワークにどう影響しているか」「クライアントが求める成果の質はどう変わったか」――これらを抽象論ではなく、自分が生の現場で体験している事象として説明できる立場です。候補者の方から「コンサルタントになってコンサル市場が5年後どうなっていそうか」を聞かれたときに、自分の今の働き方を素材として話せるのは、現場を離れた立場では難しい部分だと思います。

② 個人で動いているので、目標やノルマがない

大手エージェント企業の担当者の方は、月次・四半期の数字を背負って動かれています。これは構造的に避けようがなく、悪いことではありません。ただ、私は個人で動いているので、目標数字を理由に転職を勧めることは一切ありません。「今は動かない方がいいですよ」「現職でもう少し経験を積んでから次を考えましょう」――こうしたアドバイスを、利害を超えて率直にできるのが、個人の立場の開きです。じっくり会話しながら、その方の間のペースで方向性を一緒に整理していけます。

③ 入り口から出口まで語れる

未経験からコンサル業界に入り、複数のファーム(大手~中堅)を経験し、独立して個人で活動するところまで――コンサルキャリアの入り口から出口までを、自分の体験として語れるのは、業界内でも限られた立場だと思います。コンサル経験をどう市場価値に変えるか、いつどのタイミングで独立や事業会社への転身を考えるか、出口の選択肢として何が現実的か――こうした問いに、自分の経験を素材として答えられます。コンサルを「通過点」として捉える方も、「長く続ける場」として捉える方も、どちらの立場でも一緒に設計を考えられます。


4. いま相談に応じている方

具体的にどんな方の相談に応じているかも書いておきます。特定のペルソナに絞っているわけではありませんが、特に得意としている層が2つあります。

① 未経験からコンサル業界への転職を検討している方(未経験層)

コンサル未経験から業界に入るための選択肢は、ファームごとに難易度・カルチャー・求められる素質が大きく違います。自分のキャリア・志向・年次に合わせて、どのファームを目指すべきかを整理するのが、最も時間をかけてお話しする領域です。コンサル未経験の方の場合、実際の転職までに長めの準備期間が必要なことも多く、じっくり伴走する前提でやり取りができるのは、目標数字に縛られない個人の立場ならではです。

② BIG4・大手ファームから、中堅ブティックファームへの転身を検討している中堅層

大手で実力をつけた方が、次に何を求めて動くか――「裁量を取りに行く」「短期間で給与を上げたい」「特定領域で尖りたい」「組織の意思決定に近い距離で動きたい」など、人によって動機は様々です。私自身がBIG4→日系ブティックの動き方を実体験しているので、ここは他のエージェントよりも一段解像度の高い話ができる領域です。「自分のコンサル経験をどう次のファームで活かすか」に集中してお話しできます。

もちろん、上記以外の方――現役コンサルから事業会社への転身、独立や起業を視野に入れたキャリア設計、ファーム間の比較で迷っている方、現職での迷いを整理したい方など――も、もちろん対応することができます。「自分はこのどこにも当てはまらないかも」と感じる方も、まずは気軽にメッセージください。


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公開記事は、目的別のマガジンに整理しています。

5. 相談の進め方

相談はLINEから受け付けています。「相談したい」「ちょっと話を聞いてみたい」とメッセージを送っていただければ、個別に返信します。

最初は、今のキャリアの状況、転職を考えているならその動機、想定している年次やタイミングなどをヒアリングしながら、方向性を一緒に整理していきます。「すぐに動きたい」「まだ動くか決めていない」「情報収集だけしたい」――どのフェーズでも対応しているので、現職で迷っている方も、もう少し先の話として相談したい方も、気軽にメッセージください。

ファーム選びや転職タイミングの判断軸は、年次・現職のポジション・家族の状況によって大きく変わります。記事で書ききれない個別の事情を踏まえてキャリアを一緒に設計したい――それがこの活動のスタンスです。

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おわりに

このプロフィール記事を読んで、「相談していい相手かどうか」を判断する材料になっていれば嬉しいです。

ファームの選び方も、コンサル経験の活かし方も、独立や起業のタイミングも、正解はひとつではありません。一人で抱え込まず、誰か業界の中にいる現役コンサルタントの人間と話してみたい――そんなときに思い出していただける相手でありたい、というのが、この活動の出発点であり、続けていきたい姿勢です。

引き続き、各コンサルファームの解説記事を5つの切り口(キャリア戦略/スキル開発/組織文化・社内政治/報酬・評価制度/働き方・ワークライフ)で出していきます。気になるファームの記事から読んでみていただけたらと思います。

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本記事は、筆者自身の経験と知見をもとに執筆しています。

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