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私の偏愛ノート、アートスクラップno3 1900年代

画家や名画を年代ごとに集めた手描きアートブックです。今回は1900年代のページをご紹介します。

1900年代見開きページ

実物では見開きページの中央に年表、出来事、文学、右側は西洋絵画左側は日本絵画です。ここでは画家、絵画部分を拡大してご紹介します。



西洋絵画 

A/エミール・ノルデ、モディリアーニ

*エミール・ノルデ(ヒトラー信奉者でありながら
退廃芸術として制作禁止処分を受ける)

★表現主義/ムンク、ノルデ、シーレなど
内面的な感情を作品に反映

B/シャガール

*シャガール
(ユダヤ人。1941年ナチス迫害をさけアメリカへ亡命。
その後フランスへ)

C/エゴン・シーレ、マティス、ピカソ

*エゴン・シーレ(オーストリア人。
多くの自画像を制作。28歳で死去)

★フォービズム・野獣派/
マティス、ルオー、ブラックなど
原色を多用した色彩と激しいタッチ

D/ピカソ、ブラック、ジョルジョ・デ・キリコ

*ピカソ:ゲルニカ(スペイン北部の小都市ゲルニカが受けたドイツ空軍による無差別爆撃がテーマ)
★キュビズム・立体派/ピカソ、ブラック、レジェなど多角的な視点、一点透視図法を否定

E/ダリ 

*サルバドール・ダリ:内乱の予感
(スペイン内戦の勃発直前に描かれた。戦争に伴う
恐怖や不安を幻想的なイメージとして作品に昇華)

★シュルレアリスム・超現実主義/
ダリ、キリコ、ミロ、マグリット、
ジャコメッティ、フリーダ・カーロなど
夢、無意識、狂気など理性や道徳にとらわれない表現

F/マグリット、ミロ

G/ベーコン、ベン・シャーン

H/ウォーホル、ホックニー、リキテンスタイン

★ポップアート/リキテンスタイン、ウォーホルなど
1950年半ばイギリスで生まれた現代美術運動

I/ジャコメッティ、デュシャン、マン・レイ

★ダダイズム
アンドレ・ブルトン、エルンスト、
デュシャン、マン・レイなど
1916年頃、大戦への混乱から生まれた反芸術的運動

日本絵画

J/萬鉄五郎、大橋翠石、古賀春江

K/横山大観、岸田劉生、竹久夢二

L/藤田嗣治、杉山寧

*藤田嗣治(帰国期間1945年~1949年、
1955年フランス国籍取得)

M/小倉遊亀、東山魁夷、片岡球子

N/高山辰雄、長谷川潔、香月康男、丸木俊・位里、いわさきちひろ

*香月康男(1945年敗戦後の抑留体験を
もとに描いたシベリアシリーズ)

*丸木夫妻(被爆後の広島を訪れ、
30年にわたって「原爆の図」を制作

O/平山郁夫、加山又造、浜田知明、篠田桃紅、草間彌生、岡本太郎、棟方志功

*岡本太郎
(18歳でパリに渡り、シュルレアリストたちと交流)

*浜田知明(過酷な戦争経験をもとに、
社会や人間をユーモラスに表現)

*棟方志功(ゴッホの絵に衝撃を受け画家を目指す)

P/横尾忠則、宇野亞喜良

*横尾忠則(グラフィックデザイナーから画家へ)
*宇野亞喜良(グラフィックデザイナー・挿絵画家)

終わりに


20世紀の初めは、これまでの描き方にとらわれない新しい芸術運動が次々と生まれた時代でした。 名画や文学を年表と照らし合わせてみると、「戦争」が芸術家たちにどれほど大きな影響を与えたかが伺えます。またそんな苦しい時代を乗り越え描かれた作品たちは、表現するという行為が、不安や恐怖に立ち向かうための「希望」にもなるのだと教えてくれるようです。 先が見えない今の時代だからこそ、彼らの生き様から学べる大切なことがたくさんある。そう強く感じています。


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