生徒想いの良い先生ほど、辞めていくという話

生徒想いの、良い先生ほど辞めていく。
そんな言葉を、これまで何度も耳にしてきました

どうしてなんだろう。
とても残念だな、と感じます。

これまで学校との関係で、
たくさん傷ついてきた方の気持ちを
軽く扱うつもりはありません。

怒りや失望を感じるのは、
それだけ真剣に向き合ってきた証だと
私は思っています。

先生の立場に立って、少し想像してみると
長い労働時間があって
社会の変化に合わせた新しい対応も次々と求められて
ときには感情をぶつけられる場面もあって
それでも人手は、決して十分とは言えない。

想像するだけで、
眩暈がしそうです。

一方で、
不登校の当事者が
先生の対応に傷ついたり
想いを伝えても届かなかったと感じたり
苦しい思いをしている現実があるのも事実です。

私は、
多くの先生たちは本当に生徒想いで
目の前の課題を一つひとつ抱えながら
必死に働いてくださっているのだと思っています。

だからこそ、
もう個人の問題としてだけ扱うには
限界がきているのではないかな、と感じるようになりました。

最近、中学校の学習要綱に変更があったことを知りました。
ぎりぎりの現場で、新しい取り組みが始まる。
でも、今ある業務が減るわけでもなく
人が増えるわけでもない。

このままでは、
先生方の自己犠牲で、
どうにか成り立っている状態になってしまうのではと
少し心配になります。

まずは私たち当事者が、
出来事を先生個人の問題として捉える前に、
その背景にどんな事情があるのか、
ほんの少し想像してみること。

すぐに感情をぶつけ合うのではなく、
立ち止まって、
お互いに歩み寄れる対話の場が
あってもいいのかもしれません。

いつも考え続けてほしいわけではありません。

ただ、
学校の先生の対応に
少し違和感を覚えたときや、
子どもが
しんどそうにしている姿を見たときに、

「あ、そういえば」
と、
この問いを思い出してもらえたら
それで十分です。

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