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僕とコナミとワイワイワールドと:夢の共演はまさにコナミック・アベンジャーズ!の巻。

なんだかんだで、僕はコナミの大ファンです(小島秀夫さんが離れた時期は少し思うところはあったけど)。僕が「コナミ」というゲーム会社の名前を知ったのは小学生の頃。きっかけは、ファミコンの『イー・アル・カンフー』でした。多彩なカンフー技を駆使するアーケード版から、かなりアレンジされていましたが、画面の中で舞う主人公・李(リー)の軽快な動きに、後の格ゲーさながらの興奮を覚えました。…ステージ3に立ちはだかる、くさり使いの「陳(チン)」が強かったなぁ。

オレンジ色の宝石箱

当時のコナミのソフトといえば、鮮やかなオレンジ色を基調とした紙パッケージが象徴的でした。おもちゃ屋さんの棚で、そのオレンジ色が目に入ると、それだけで「面白さの認定書」を見つけたような気分になったものです。

ペンギンの愛らしい動きに癒やされながらも時間制限に焦った『けっきょく南極大冒険』。パワーアップのために、空中で揺らぐベルに向けて必死に弾を撃ち込んだ『ツインビー』。そして、開幕一番、歌姫シンディ・ローパーのメロディが脳裏に焼き付いて離れない『グーニーズ』(グッドイナフ!)。

「コナミのゲームは面白い!」

それは、僕を含めた当時のファミコンキッズたちの間で、鉄板の共通認識になりました。

矩形波に抱かれて

コナミの強みは、マルチなソフトラインナップだと思います。『グラディウス』に代表される、ゲームセンターで羨望の的だった人気タイトルの移植。その一方で、『悪魔城ドラキュラ』や『月風魔伝』といった、家庭用オリジナルタイトルの高い完成度。その両方に、僕たちは激しく刺激されました。

そして、何よりも僕を虜にしたのは「音楽」でした。 子供ながらに「このゲーム、BGMが良すぎる!」と、プレイの手を止めて聴き入ってしまうことが何度もありました。おそらく当時のゲーム誌(たしかBeepだったはず)で、その音を生み出しているのが「コナミ矩形波倶楽部」という名のサウンドチームであることを知りました。

それからの僕は、ゲームを遊ぶだけでなく、その音を所有したくてたまらなくなりました。カセットテープや雑誌の付録のソノシートに聴き入り、今でも定期的に摂取したくなるコナミサウンドに包まれながら、恍惚の笑みを浮かべていたのです。

我らコナミック・アベンジャーズ!

すっかりコナミフリークとして仕上がっていた中学時代。そんな僕の前に、とんでもないゲームが舞い降ります。 それが、『コナミワイワイワールド』でした。

コナミの人気タイトルのキャラクターたちが一堂に会するアクション&シューティングゲーム。これは夢かとほっぺたをつねる正月明けの僕。
画面の中には、シモン(悪魔城ドラキュラ)、風魔(月風魔伝)、ゴエモン(がんばれゴエモン)がスタンバイしているのです。それだけでもお祭り騒ぎなのに、ここにはいわゆる「大人の事情」を飛び越えた「奇跡」が起きていました。

当時は驚かなかったですが、なんとハリウッドの版権キャラクターであるマイキー(グーニーズ)と、コング(キングコング2)までもが参戦していたのです。今では実現不可能に近いであろう、この豪華なラインナップ。さらにはコナミオリジナルキャラクターであるコナミマンと、そのパートナーであるコナミレディ(ハイキックの御御足に目を奪われる僕)。
そして、忘れちゃいけないのが、愛すべきコナミックアイコンのモアイ!…ハァハァ…すみません、書いてて興奮してしまいました。

極めつけには、アクションステージの合間に挟まるシューティングステージでは、あの『ビックバイパー』と『ツインビー』に乗り込むことができるのです(ステージセレクト画面にしれっといるペンギンをお忘れなく)。キャラクターたちが大集合したパッケージイラストは、まさに「コナミック・アベンジャーズ」と呼ぶにふさわしい威容を誇っていました。

宝石箱をひっくり返したような、あの豪華なキャストと賑やかな空気。画面の中の夢の共演に燃えた(萌えた)ファミコンキッズは、僕を含めてきっと全国にたくさんいらっしゃることでしょう。

巡りゆく伝説の鼓動

時は流れ、最近のコナミに目を向けてみると、古参ファンとして嬉しい悲鳴が止まりません。『ゴエモン』のコレクションソフトや、『沙羅曼蛇Ⅲ』といった過去の人気コンテンツの新作復活。そして、『サイレントヒル』シリーズに再び勢いが戻ってきたこと。それらは単なる懐古趣味ではなく、あの頃の「コナミは面白い!」という熱量を、今の世代に、そして僕たちのような「コナミキッズ」に再び届けようとする意志を感じるのです。

50歳を超えてなお、僕はやっぱりコナミの大ファンなのです。あの頃と同じように、期待に胸を膨らませながら、次なる「宝石箱」が開く瞬間を、静かに、熱く待っています。

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