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全国の生協の支援募金を活用!コープいしかわ「能登半島地震支援活動助成金」を創設

コープいしかわでは、全国の生協組合員・役職員の皆様から寄せられた温かい支援募金を活用し、「能登半島地震支援活動助成金」を創設いたしました。

全国の能登の暮らしと地域の復興を支援する活動に取り組む10団体へ、総額296万円を助成しました。
採択された団体は、被災地の子どもたちや高齢者の支援、地域のコミュニティ構築、被災者の生活と健康を守る活動など、多岐にわたる分野で活動されています。

2月の助成金交付に続き、3月からはコープいしかわ理事長が各団体を訪問し、直接目録をお渡しするとともに、活動状況の視察や意見交換を行っています。その様子を今回はご紹介します。

※本記事はコープいしかわの許可を得て、コープいしかわホームページから一部引用しております。
能登半島地震支援活動助成金 採択団体紹介 | 生活協同組合コープいしかわ



「いしかわ家族面接を学ぶ会(金沢市)」を訪問

能登応援企画『「家族理解」のワークショップ』にお伺いいたしました。地元の介護現場で働かれている方などに向けて、講師をお招きし関係的復興のお話などをもとにワークショップを行っていました。

3月2日 いしかわ家族面接を学ぶ会(輪島市役所にて)

ワークショップなどの勉強会では、「家族システム論」をベースに、家族のもつ力を家族員自身が生かして、普段の生活を継続していく力をつけていくことができるよう援助技法を身につけていくことを目指しています。
また、石川県内の支援者支援のための緩やかなネットワーク形成の場、仲間づくりの場となるように活動されています。


「笑顔のこども食堂ネットワーク―GOHAN(金沢市・珠洲市・野々市市)」を訪問


月2回程度開催されている夕食会の開始前に贈呈しました。代表の安藤俊也さんから「能登の現地と、金沢等避難されている方に(助成金を) 使いたい」とお話がありました。

3月14日 笑顔のこども食堂ネットワークーGOHAN(野々市市)

18時にみんなで「いただきます」をし、珠洲で被災された学生さんにもお話を伺いながら、子どもたちと親御さんと一緒にカレーをいただきました。高校生の生演奏や大学生とのつながりもあり、会場となるスマイリーキッチンごはんには幅広い年齢の大人子どもが集っていて、皆さんの笑顔と声がいきかっていました。


「外浦の未来をつくる会(珠洲市)」を訪問


大谷町の仮設住宅で、待ち合わせ後、泥かき中の現場へ向かいました。車中、いろいろお話下さいました。

テレビなどでは見ていましたが、海岸沿いの土砂崩れは、思っていた以上の規模でした。
一番大変だったのは、「水」とのことでした。一時は、山の湧き水をみんなで汲みに行ったり、かなり最近、給水車両が地域に入ってこられるようになったそうです。

現場に到着すると、仙台のNPO団体の方などが、あるお宅の敷地内の泥かきをしていましt。そこで代表の重政辰也さんに目録をお渡ししました。

3月20日 外浦の未来をつくる会(珠洲市)

作業現場では皆さん快く迎えて下さいました。泥は町野の高校のグラウンドまで往復されているとのこと。

「長く支援・応援をぜひしてほしい」と、重政さんからの言葉が印象的でした。待ち合わせから案内までしてくださった村上さんは、「手探りの状態で」と秋ごろの展望なども少しお話下さいました。


「スマイルフォース(石川県内)」を訪問


松原愛育会 生活支援センター雪見橋様施設にて代表の西澤寿裕さんに目録をお渡ししました。写真の後ろに掲示してあるのは、能登町や輪島での過去の記録です。
対応いただいた西澤さんからは「個人では、何かしたくてもできず、団体を立ち上げた。初めて縁日をして~こんなに笑った子どもの顔が見れてよかった~の声をもらい、続けたいと思った。でも、これから経費をどうしようかと悩んでいたところ、この助成金に出会え、採択してもらえて嬉しい!」と喜びの声をいただきました。

3月24日 スマイルフォース(金沢市)

「正院町まちづくりワーキンググループ(珠洲市)」を訪問


代表の宇都宮大輔さんに目録お渡しをし、当日の会議の様子を見学させていただきました。

3月30日 正院町まちづくりワーキンググループ(珠洲市)

3月の日曜は13時~未来会議、15時から正院町を会議参加者でウォーキングというスケジュールで、今回3回目とのことでした。未来会議では、この日3つのグループに分かれて、それぞれ正院町の現状の課題や、避難所、今後のくらしなどを話し合っていました。

宇都宮さんのお話では、今は「住居」のことが特に会議中にも話が出てくるそうです。

まちづくりのウォーキングを始めたきっかけは、過去の震災で神戸の復興のまちづくりの中で実践されていた例があり、その団体の方に来ていただき、今に至るそうです。

今は建物がなくなり、更地が多くなりましたが、もともと「正院町に必要だったもの」「住民がここに住んでいた日常」「住民は何を残していきたいか」を歩き、語り、共有しながら、この先に正院町に必要なものを探り、新しいまちづくりに向けて活動されているとお話いただきました。


「つなぐマーケット実行委員会(能登町宇出津)」を訪問

能登町宇出津 法立院 大乗寺にて、代表の井前本隆さんへ目録をお渡ししました。本堂から取り出し、身内の方々で仮の修復をした仏様の前で、目録のお渡しさせていただきました。

4月4日 つなぐマーケット実行委員会(能登町宇出津)

活動のはじまりについて、2つの想いがあったことを伺いました。
ひとつは住民の方々が、安心できる居場所になればということ、
もうひとつは、地域の住民のお子様やお年寄りが笑顔になってもらう何かができれば、何かしないと居られないという当時の被災後の心境もあったとのことでした。

ご夫婦よりたくさんのお話を伺いました。ありがとうございます。

ただ、最初は「何かしたい」けれど何をしたらよいのか、何ができるのか、全くわからなかった。
そんな時に、近くに住む商売をされている方や、ボランティア団体の方から、例えば、露店を出すにはどうしたらよいかを教えて頂いたり、イベントの際にはテントや椅子を借りたり、本当にたくさんのつながりがあってはじめられたとのことでした。

お寺では定期的に行う「つなぐマーケット」の他、ハロウィンパーティも開催したそうで、当日の様子を動画で見せていただきました。
マリオなどの仮装をした子どもたちが、こちらに走ってくる姿が微笑ましかったです。

今後は代表が手作りしたというキッチンカーも使用し、珠洲市大谷にも行けたらと今後の展望を話されていました。まずは子どもたちへチュロスをふるまうようです。

もともと能登町宇出津の地域住民は、つながりはある方でしたが、地震後、さらに会話の回数も時間も増えたということです。
お年寄りから声をかけられることも増え、より繋がりが深くなったことを感じたと教えて下さいました。

先日、「次回のつなぐマーケットはいつか」の確認の電話が、住民のおばあちゃんからあったそうです。
イベント当日も、シルバーカートに座って何時間もお話をされる姿も見られるとのお話を伺い、住民の方の居場所となっているんだなということが伝わってきました。


 今回の記事では、「能登半島地震支援活動助成金」にて採択された6団体をご紹介しました。また後日、今回ご紹介しきれなかった団体をご紹介いたします。

コープいしかわでは、今後も全国の生協と連携し、能登の皆様に寄り添い、一日も早い復興を願い、継続的な支援活動に取り組んでまいります。