間の抜けたコトバを使うべき決定的な理由とは?
「あれ~? 他に何かあったかなぁ~?」
これは決めゼリフのひとつです。
と、藪から棒に言われても一体何のことか良く分かりませんよね(^^;
このセリフの正体をネタバラシすると…
僕が尊敬してやまない経営者さんが、ミーティングの締めの合図として発するセリフなのです。
んん? でもその割にはどこかしら間の抜けたセリフに感じませんか?
実はこの脱力感にこそこのセリフの凄さが隠れているのです。
たとえばあなたは今、ミーティングの進行役を務めているとしましょう。
参加者は全員あなたよりも年下、且つあなたは彼らへあなたの知識を教示する立場だと仮定します。
するとその場は、あなたが望まざるとも、あなたを頂点とする上下関係の枠組みが生まれると思いませんか?

そんな関係性の中で、進行役のあなたの口から
「もう意見はない?」
「これで以上?」
「他にはないか?」
こんな聞き方をしたらどうでしょう?
きっと…
「はい、大丈夫です!」
「も、もうありません!」
「また次回お願いします!」
という無難な声ばかりが出てきてしまうと思いませんか?
もちろん関係性が温まっていればこの限りではないと思いますが、
年長者・教示する役割の人へ気を使うムードが普通でしょう。
つまり上下関係がある場において、上の立場の人が下の立場の人へ疑問形で尋ねるという行為は…
ある意味での威圧感と緊張感を与えてしまうと言えるのです。
このエピソードは音声でも話しています。
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そこで冒頭の決めゼリフが活躍です。
「あれ~? 他に何かあったかなぁ~?」
ここまでの背景を理解した上でこのセリフを味わうと、実に見事な寄り添いがあると感じませんか?
まずは疑問の矛先が、まるで独り言のように発言者本人に向いています。
これだとまわりの人には一切の威圧感も緊張感も与えない点に大注目です。
それに加えて、「他に何かあったかなぁ~?」という脱力ぶり。
年長者がこれほどまでに率先して脱力ぶりを見せたらその場は大いにリラックスして有益な意見が生まれやすくなったり、場の雰囲気を良好にしたままミーティングを終えられることになります。

正直に告白すると、このミーティングに参加した当初は
「ずいぶん間の抜けた締め方をするんだなぁ~」
と思ったものでした(^^;
しかし、毎度その締めのコトバを聞いて味わっていくごとに、そのコトバが持つ奥深さと経営者さんの寄り添いの強さに気が付くことができたのです。
このようにコトバを向ける矛先をわずかに変化させるだけでも、得られる結果とは想像以上に大きく変わっていくものなんですよね。
だからこそもしもあなたが、より濃いファンと繋がりたいのなら今日はこのコトバを持ち帰ってください。
そのコトバが向かう先まで、意識を研ぎ澄まして寄り添おう
揺るぎない信用は、小さな約束の積み重ねから生まれます。「返信する」と言ったら、きちんと返信する。「読んでみる」と言った本は、その場で手に取る。こんな小さな約束を守るだけで、相手の心に「この人は信頼できる」という種が静かに蒔かれ、やがてそれが大きな信用として育っていくのです。
— 新山@エモーショナルコピーライター/寄り添いコトバのチカラ (@coremail_marke) November 30, 2024
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