「この人デザイン上手すぎる…」は一生続く|イラレ職人月報2026/07
イラレ初心者向けの講義をしていると、「この人デザイン上手すぎ…」「自分と比べると落ち込む…」といったコメントがよく来ます。(僕に対してじゃなくて、受講生同士の話ね)
「この人デザイン上手すぎる…」という嫉妬や絶望は、創作に関わる限り一生出会い続ける感情だと思います。プロと呼ばれる立場になっても、多くの人はきっとこの感情と付き合い続けていくのでしょう。
なのでまず、初心者はこの感情で深刻に落ち込む必要はありません。少なくとも「才能がないのかも…」と結論づけるのは早すぎます。
ただ落ち込むのではなく、自分が何にどんな感情を抱いたのか、どんな立場にいるのかを認識しましょう。そこから自分はどうすれば良いのかの判断材料にしてしまえば良いのです。
比較対象は変わり続ける
活動初期の頃、僕のX(当時はTwitter)のフォロワー数は5万人や6万人あたりが現実的な目標でした。
しかし数年が経ちなんだかんだで10万人を達成して見えたのは、山頂の景色などではありません。フォロワー20万人や40万人を抱える、さらなる怪物たちの存在です。
彼らは突然現れたわけではなく、当然僕も知っていました。それでも、その時になるまで「競争相手」だと認識できていなかったことに気付き、「自分なんてまだまだだ…」という意識に帰ってくるわけです。
要するに、理解できる距離の相手ほど比較対象として意識しやすいのです。どれだけ成長しようとも上には上がいて、自分と比較してしまう対象は移り変わり、この感情はずっと続いていくのです。
次のステップの判断材料にする
逆に言えば、落ち込むということは「理解できる距離にいる」可能性が高いです。「次に越えるべきハードル」が見えたとも言えます。ただ落ち込むのではなく、次のステップの判断材料にしてしまいしょう。
「自分は何に嫉妬したのか」
「自分に足りないのは何か」
「どこなら自分も届きそうか」
そういったことを分析すれば、自分のやりたいことや強み弱みがわかるかもしれません。自分の立場が分かれば、勝つための戦略も考えられます。
比較そのものが悪いのではなく、その比較から何を読み取るかが大切なのだと僕は思います。
以上です。
良いイラレライフを。🐶
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