【IFAって何?】証券外務員資格の取得から更新研修まで、IFAを始める前に押さえておきたい基礎知識
近年、「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。金融機関に所属せず、独立した立場で資産運用のアドバイスを提供する専門家――それがIFAです。
「自社でもIFA事業を始めてみたい」「金融商品仲介業って具体的にどんな仕組み?」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回はIFAになるための全体像――証券会社との関係性から外務員資格の取得・登録、そして資格維持のための研修制度までを解説します。
なお、この記事は私の運営するブログに掲載した記事
『IFA事業とは?金融商品仲介業の仕組み・証券外務員登録の流れ・資格更新研修を徹底解説』
の内容をギュッと凝縮したものです。さらに詳しく知りたい方は、ぜひブログの方もご覧ください。
■IFAとは何か? 〜金融商品仲介業の立ち位置〜
IFAは「Independent Financial Advisor(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」の略称で、日本では金融商品仲介業者という位置づけになります。
IFAは特定の証券会社に所属せず、中立的な立場で顧客に資産運用のアドバイスや商品の紹介を行うのが特徴です。ただし、金融商品そのものを自ら販売したり、顧客と契約を結んだりすることはできません。IFAはあくまでも「仲介者」という位置づけで、契約は顧客と証券会社との間で交わされます。
IFA事業を始めるには?
IFAとして活動するには、以下のステップが必要です。
証券会社との業務委託契約を結ぶ
金融商品仲介業者として内閣総理大臣の登録を受ける
自社の人材が証券外務員資格を取得し、登録する
このように、IFAになるためには証券外務員の資格保有者の存在が前提条件となります。
■証券外務員資格とは?登録の流れと必要書類
証券外務員とは、投資商品の提案や勧誘など、金融商品の販売に関わる業務を行うための国家資格です。IFAとして証券会社と契約するためには、この外務員資格が不可欠です。
登録までのステップは以下の通りです:
一種または二種の外務員試験に合格
所属するIFA法人を通じて、証券会社経由で日本証券業協会に登録申請
所定の書類(登録申請書・欠格事由に関する誓約書など)を提出
外務員としての登録が完了
注意点として、登録には証券会社との契約が成立していることが前提となります。そのため、「資格さえ取ればIFAになれる」というわけではありません。
■外務員資格の更新研修とは?5年ごとの受講が義務
外務員資格は一度取得すれば一生有効……というものではありません。資格を維持するには、5年ごとに「外務員資格更新研修」の受講が必要です。
更新研修の内容は以下のとおり:
研修時間は135分(動画講義+テスト形式)
正答率70%以上で合格(不合格の場合は再受講可能)
新規・再登録者は180日以内の受講義務あり
合格率はほぼ100%。ただし時間配分と集中力は大切
この研修は、所属する証券会社などを通じて申し込みます。形式としてはeラーニングで提供されるため、働きながらでも受講が可能です。
■IFA事業を始めるには「人材の確保」がカギ
IFA事業を円滑に始めるためには、証券外務員資格を保有する人材をいかに確保するかがカギとなります。
新たに資格保有者を採用する
既存のスタッフに試験を受けてもらう
いずれかの方法で資格者を確保しなければ、IFAとしての登録・活動はスタートできません。
■まとめ:IFAとして独立するための準備とは?
IFAという働き方は、独立性・中立性を活かした資産運用の提案が可能になる魅力的な選択肢です。しかし、そのためには制度的な理解と段階的な準備が必要です。
金融商品仲介業としての登録
証券外務員資格の取得と登録
資格の更新研修を含めた継続的な管理体制
これらを整えてはじめて、真の意味でIFA事業をスタートさせることができます。
もっと詳しい流れや、具体的な登録手続きの方法、必要書類のフォーマットなどについては、以下のブログ記事で丁寧に解説しています。
🔗 IFA事業とは?金融商品仲介業の仕組み・証券外務員登録の流れ・資格更新研修を徹底解説
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