外れた異世界転生(1-1)
俺は途方にくれている。
なんでこうなってるのか?どうしてこうなったのか分からない。
高揚とした気分は今や地の底に行き、
絶望や後悔に苛まれている。
見てくれ。行き交う人が冷たい目で俺を見る。
俺が一体何をしたというのか?
まだ何もしていないのに...始まってすらいないのにもう終わりの空気が凄い。
あれはほんの数時間前に遡る。
俺はコンビニの帰りにトラックに撥ねられて死んだ。
目を覚ますと目の前に美しい女神が座って俺を見ている。
「ぷふっ...wwwクククっ....www
あわっ...w哀れなw仔羊よwなんと...www」
あ、違う。めっちゃ笑ってるわこの女神。
「そのままっww生涯を終えるのは....ふひぃwふひぃ....いひひひひっwwww
余りにも酷とwいwうwもwのw」
あ、ダメだこの女神。
完全に草生やしまくってる。
「ん゛....んん゛っ...!!
スゥー.....。ぶふっwwwwww」
女神。咳払い失敗。
「あのさぁ....。話進まないじゃん?
真面目にやって?」
「失礼。....でもwでも...
トラックに....轢かれて死ぬなんてwwwなんと脆弱なwwww」
「いけません....。いけませんね....」
そう言いながら女神は再度気を引きしめる。
「まだ貴方は死ぬには早い存在。
そこで、私から貴方にサプライズを用意しました。
異世界転生。と言うのが流行っているのでしょう?
それに貴方を招待します」
ん?流れ変わったな。
「さて、それに伴って私から貴方に
ささやかながら餞別を贈りましょう」
そう言って女神は剣や杖などの様々な武器や道具を出してきた。
「なら俺は折角だからこの剣を選ぶぜ!」
