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振られたホモだちの話(Part1:少し修正)

僕がゲイだと思って一部の人にカミングアウトしたのが6年前。ある男の人(仮にF君)を好きになったのがきっかけです。元々はTwitterの趣味のフォロワーです。

彼は当時21歳。僕とは20歳以上離れているが、趣味は合うし、100kmくらい離れたところに住んでいるのに僕は毎週新幹線で会いに行ったり。でも明け方まで酒飲んで駄弁って自分は近くのホテルに帰ると言う友達付き合いでした。話は他愛のない話が多かったが、学生時代は男の人に身体を売ってたとか身の上話をしてくれた。

そんな中でF君が同世代のセフレのK君と喧嘩別れした。傷心のF君は「cosmoさん、旅行に行かね?」と。僕も仕事で疲れていたので話に乗ることにした。

飛行機で行った四国の某県。僕とF君はその時点ではあくまで友達同士だし、変に気を使わないようにシングルを2部屋取った。
旅路はひたすらレンタカーでドライブ。見知らぬ四国の海沿いを40歳半ばの男と21歳の男がドライブって親戚の伯父と甥っ子以外なら、ゲイカップルか、あとはどんな関係がありうるだろうか?
それこそ学生時代していた「パパ活」になるのだろうか?

車内ではF君がYouTube Musicで適度に心地よいJ-POPを流してくれて擬似ゲイカップルっぽくなっていた。

もちろん夜は名物を食べて酒飲んで別々の部屋で寝るだけ。告白もしてないし、何もない。


そして翌日は早めのフライトだったので淡々と観光を済ませて空港へ。
伊丹空港が近付くにつれて日常が戻って来た感があった。

伊丹空港からバスに揺られ、新大阪駅で別れの時が来た。
F君はこれから仲間と焼肉へ行くという。
雑踏の中、F君の背中が遠ざかっていく。
その瞬間、胸を締め付けるような、信じられないほどの寂しさが押し寄せた。
頭を強く殴られたような衝撃とともに、一つの言葉が脳裏に浮かんだ。
「ああ、俺、Fのことが好きなんや」
40年以上「ノンケ」として生きてきた僕が、一人の男に恋をしたことを確信した瞬間だった。
僕はすぐに地元に帰らないといけない。
F君が去っていく。
寂しさが残ったまま僕は新幹線に乗った。

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