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何故ポケモンは人気なのかNo.2

対戦システムからの考察

前回「No.1」で述べた通り、ポケモンというゲームはキッズから大人まで、全ての世代が楽しめるものとなっている。その事実を支えているのはなんと言ってもRPGでありながら対戦ができるということによるものが大きいのではなかろうか。よって、ポケモンの対戦という部分に焦点を当てて考察をしていきたい。

ポケモンの対戦をより深くしている点は
同じポケモンでも個体ごとに性能が違う
全てのポケモンが技の選択肢が4つしかない
複雑なタイプ相性
以上の3つが主な要因になっているように思われる。それぞれについて詳しく見てみよう。
まず①についてだが、ポケモンを育成する際は大きく分けて種族値努力値の2つの値について考慮しなければならない(本当はこれとは別に個体値も重要な要素だが個体値に関しては運によるところが大きくプレイヤー側が細かく値を設定できないこともありここでは割愛する)。
まず、種族値とは同じポケモンならば同じ性能になる、というとても基礎的な値である。ポケモンはHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とうぼう、すばやさという6つの要素から成り立っているが、これらの値全てが一緒であるというのが種族値だ。
一方、努力値というのは隠しステータス的なもので、簡単にいうと倒したポケモンの数の分、ステータスが上昇するといったものだ。
この努力値のシステムが中々複雑で特に初心者では勘違いをしている人も多いので、ここでも軽く触れておきたい。

努力値は、上記に挙げた6種類の能力に対応したそれぞれの努力値が用意されており、努力値を4つ得るごとに該当する能力が1ポイントあがり、一つのステータスにおいて努力値は252までしか振れないので、努力値レベルは0〜63の64通りある。
ただし、全ての能力の合計の努力値が510に達するとそれ以上努力値を貯めることができなくなる。つまり、この努力値をどう分配するのか、それがここのポケモンの性能を分ける分岐点なのだ(チャットGPTに計算させたところ、振り方は約2億通りあるらしい。とはいえ、ポケモンによっては対戦で最適化されている努力値振りの仕分けが固定されていることも多い)。
これが、同じポケモンでも性能が違う理由になっているのだ。

②について見てみよう。対戦でよく使われるポケモンは複合タイプであることが多いせいもあるが、例えば登場以来環境に君臨し続けているガブリアスを例に見てみると58個も技を覚えることができる(チャンピオンズの場合。作品によって覚えられる技が異なる場合がある)。この58個の技の中から自身の能力や他の使用率が高いポケモンの相性を加味して4つだけ技を選ばなければならない。当然、最適解はケースバイケースだがどの技を使えるようにしておくかというのも勝敗を大きく左右する要素である。

最後に、③について見てみよう。

ポケモン公式より、タイプ相性早見表

まともに対戦しようと思えば、この表の暗記、そして相手のポケモンが何タイプなのかを知っていることは大前提なのである。これを暗記して活用するとは中々の脳の運動になるのではないだろうか。幼少期にポケモンをやると視覚野分野が活性化するというのも納得である。以下、Yahoo!ニュースのリンクを貼っておくので興味がある方は見てみると良いかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be37ab04c210aaa5ad94e540860ae38478ad7cca

さて、今回はポケモンの対戦について述べてきた。ついに今月から対戦に特化したポケモンゲーム、ポケモンチャンピオンズの配信がSwitchで始まり、今夏からは待望のスマホでポケモン対戦ができるという。今後も、この盛り上がりが冷めるばかりか、どんどん盛り上がってだろう(筆者も非常に楽しみにしている。ポケモン好きとしては目が離せない)。

では、また次回で会いましょう。

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