アイルランド歴史小説、はじめました──1920 英雄不在のアルスター | TALES
まずは手早く導線のご案内
TALESおよびソリスピアにて、
『シューラ・ルーンを聞きながら』という小説を
投稿開始しました。
基本、毎週金曜日に投稿予定となります
どうぞよろしくお願いいたします。
愛を冠する翠の島を、知るために。
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タイトルに冠している楽曲
Clannad と Celtic Woman が有名だと思います。
個人的にはSeo Linn推しです。
序盤のあらすじ
タイプライターが「嘘」を刻むとき、彼女の誇りは断頭台にかけられた。
1919年、北アイルランド・ティロン県オーマ 。英国王立警察隊(RIC)の事務官として働く英国人女性エレノア・ハートレーは、霧深いこの町で温かな第二の家族を得ていた。そこには、民族を超えた確かな「共存」があった。
しかし独立戦争の足音は、その平穏を容赦なく踏み砕く。南部での襲撃事件、英国軍による報復略奪、ダブリン城からの弾圧指令——遠い場所の暴力が、じわじわと彼女の日常を侵食していく。劣等感を抱えた若い同僚は過激思想に染まり、温厚な上司は無力感に苛まれ、「正義」を守るはずの組織が恐怖の装置へと変貌していく。
※ Omagh。一般的には「オマー」ですが、実際の発音からしてこちらが近いと判断したため、本作では「オーマ」としています。

以下はただの語りなので、興味がある方だけ。
作者のつれづれ
これは贅沢な「ごっこ遊び」
なぜ書くのかと問われれば
自分が知りたいから……としか言えないですね。
歴史的事実だけであれば、別に既存の各種資料を読めばいいのです。
それ以上のことをやるのは、ただのわたしのエゴです。
小説として落としこもうと思えば、分かる限りの事実と事実の間を想像で埋めながら、ディテールとして作らなければなりません。そのこと自体が、一種の追体験と言えるかもしれません。
そして、わたしはそれをやりたいと思います。
タイムマシンは無いかもしれないけれど、
たくましき妄想を原動力に、
タイムトラベルごっこはできるのです。
だから置いていこう
これは、わたしが満足するための探求です。
それには、いわゆる「エンタメのためのエンタメの型」は不要だと考えています。
分かりやすいヒーロー、勧善懲悪、カタルシス──といったものを想定して言っていますが、そういった「人を楽しませる」ための要素は無理して持たせずともいいかなと。
だってわたしは探求自体が既に楽しいですから。
伴奏のお誘い
だったら手元で書いていればいい
──というのも、ごもっとも。
わたしの小説なんていいのですよ。
わたしが勝手に踊ってるだけですからね。
ひとつ望むらくはこの記事をきっかけに、
Siúil a Rún という歌を知る人が1人でも増えてくれればと。
わたしが好きでやるのですから、それ以上は高望みというものです。
それでも、
この偏屈の踊りに興味がおありなら──。
1曲、一緒にどうですか?
霧の中でお待ちしています。
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わたしの書き物が、あなたのなにかに刺さりましたならば、そのお気持ちで結構です。