地底湖の魚
昔、動物番組が好きだった。
哺乳類とかよりも、普段見れない珍しい生き物の方が好き。
特殊な環境に適応した結果、珍しい姿形、珍しい能力を身につけた生き物。
(昔流行ったというエリマキトカゲとか、そういうやつ。鳥類、爬虫類、虫とかに興味を惹かれがち)
特殊な環境、地底湖。
生き物が迷い込んで住み着くと、長い時間をかけて独自な進化を遂げるらしい。
外部との接触が長く途絶えて、敵も味方も曖昧。
自分だけの都合に合わせて、生きやすいように勝手に進化・適応する。
人も一人の時間が長すぎると、外部との接触が無くなって、地底湖の魚のように独自な進化をするのかもしれない。
私の場合は違う。
家族も親友もいるし、それ以外の人との交流もある。だから、よくいる一般的な人。
ただ…
少し一般とズレた、奇妙な習性や特徴がちょっとだけあるかもしれない…
簡単なものだと、手帳に関わる習性。
毎年、12月頃に手帳を買う。
そんなの普通の事だけど…
私の場合は、買った手帳をほとんど使わない。
だって、書くことないから、ほとんど書かない。
それが分かり切ってるのに、それでも買う。
十年以上は続けられてる、手帳の習慣。
無駄と言えば無駄。
「レシート保存の習性」は少し変だと思う。
スーパーとか、日常でもらう事が多い、なんでもないレシート。
このレシートを、ある期間の約三年分、丸々保存してる。
ちょっとは異常かもしれない。
重要な理由があるかと言えば…そうでもない。
結構ぐちゃぐちゃに保管してるし、捨てようと思えば捨てられる。
部屋をゴミ屋敷にはしたくないし。
ただモノが捨てられない性格なだけかもしれない。
確かに、服でも同じ。
学生時代の服は、もう着ないから処分した方が片付く。
でも、それなのに捨てない。
当時は人見知りが強くて、目立つのは苦手だった。
それでも、服は好きだった。
そんな私が好んだのは、奇抜なデザイン。
目立ちたくないはずなのに、着るのは奇抜なファッション。
これも奇妙な部分かもしれない。
持っている資格も少し変なものがある。
カッパ捕獲の免許。
別に、賢さを自慢したい訳じゃない。
取ろうと思えば誰でも簡単に取れる免許。
こだわり無く資格が欲しい人にはオススメ。
五百円くらい払えば、特別な講習を受けることなく取得できる。
岩手県の遠野地方で取得した。
親友が10人くらい居るのに、自分一人の時間を優先するのも変かもしれない。
一人の時間で作文にハマってる。
始めて半年の初心者なのに、今どき、わざわざ自分で書く人はあまり見かけない。
少し珍しいのかも。
執筆に熱心な人達と比べると、これまで読んだ本は少ない気がする。体感50冊くらい。
私は独りの時間が楽しいけど…
傍から見れば、友達に会わないのは、少し寂しい事なのかもしれない…
高校の卒業アルバムに、親友の一人が書いてくれた一言を思い出す。
「中川は、オレの崇拝するカリスマです」
だって。
…随分と大げさ。照れちまいますね。
別に、私はそんなに大それた人間ではないはず。
でも、言葉のニュアンスは違うけど、私から親友達へ感じる気持ちは、同じなんだと思う。
そんな私は、どこにでもいる普通の一般人。
…これは恐ろしい事かもしれない。
私がよくいる普通の人なのは間違いない。
私からしたら特別な親友達も、よくいる普通の人ではある。
ということは…
どこかの誰かにとって、私が、うっかり気づかずカリスマになってしまう…
そんな危険があるかもしれない。
そんなの、私にとってはとても恐ろしい事。
だって、ぜっったいに、ガッカリされるはず。
そう考えると、とてつも無く恐ろしい…
「ハードルは下げるべき」が私の自論。
そして、飛ばずに済むならそれに越したことはない。
もしかしたら、既に、私の記事群が「地底湖の魚」の可能性もあるのかも…。
ただの冗談記事が主体の私だけど…
どこか遠くの誰かにとって、奇妙な私の生体が、観察対象として面白く写るのかもしれない。
私が変わった生き物を好きな様に…
(なんか、無駄に不気味なオチになってしまった気がする。
私は誰かの記事を観察対象なんて思ってませんからね?
ただ時々、ちょっとしたイタズラをすることもあるけど…)
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今回の地底湖の魚は、3か月ぐらい前に書こうとしてた。
『孤独を彷徨う魚』の魚の事。
私は一人の時間が楽しいけど、そういう人は意外と珍しいみたい。
楽しいのにね。
YouTubeの動画で今回の原案みたいな物を書いてた。
なぜ配信したのか、以前に記事にした。
