適当な好奇心

残念な事ではあるけど、子供の頃には戻れない。

現実的に考えて、当たり前の話。

私は大人になった今でも、心は子供のままだから、”戻る”というより”現役”。
戻りようがない。


「年齢的には大人。でも精神年齢はあの頃と変わらない」

こんな話は結構聞く。

私も再会した知人と同じ様な会話をした。
「中学生ぐらいからは、成長した気がしないよね」

そう答えたが、裏切られた。

「いや、中学生はさすがに無いでしょ…こっちは20歳ぐらいまでは成長出来てる」

…うん?
内心では、この知人を子供っぽいと感じてるんだけど…
なにかズレがあるようだ。

そんな私は、書く記事も子供のままなのかもしれない。

小学生の時に、友人と宇宙の話をした事がある。
未確認生物とか都市伝説、理科の実験とかも。
各々が適当に仕入れた情報で、推論を気軽にするのが楽しかった。
似たような経験は誰にでもあると思う。

そんな感じの会話がなくなって、だいぶ時間が経った。
責任とか効率とかが邪魔をしてるのかもしれない。

私は、いい歳しているが、
年齢を言い訳に諦めるのも良くない、と聞く。
それなら仕方がない。
当時を思い出して、今から始めてみる。
無限のように記事があるんだから、話題には困らないはず。
無駄な好奇心を満たす雑談も、気晴らしには向いている。

どれどれ、少し童心に戻して、宇宙の記事でも読みますか。


いや、これは……


難しい。


知らない間に、難しくなっている…

子供の時の、”知的好奇心だけ”で読み進めるには、難しいが過ぎる。
知らない内に、みんなが研究しすぎて学問になっている。
私にとっては、答えが大人すぎる。

宇宙はもうだめだ…
解明が進みすぎて、謎がほとんど残ってない。
未知とかロマンとか言いながら、分かってることが多すぎる。
何か子供な私でも分かる、簡単な興味を見つけたい。

人の心はどうだ?

心理学とか内省とかのテーマがいいかも。

……これも微妙だ。
あんまり進めると、努力とか優しさとか、そういった大切なモノまで輪郭が溶けて、鰯の群れみたいに感じてしまう。



子供な私が、自分の好みで探すのがいけないのかもしれない。
普段見ない別のジャンルで探してみよう。

恋愛ものとかはどうだ?
大人はどんな恋愛観なのか……

……苦い。苦すぎる。


恋愛ものは、かつて読んだ少女漫画で止まっている。
小学生時代の妹の置き土産。
中途半端に2巻までしかない。
その結末を未だに気にしてる私にとって、恋愛論文はビター増し増し、ノンスウィート。
ジャンルとしてはハードボイルドになるのかも…


なんかもっと適当な雑談チックなものが良いけど…

諦めて大人になるしかないのかも。
実際に、若くもないしね。

現実での会話も、健康の話題が増えてきた。

「この食材が体に良いらしいよ。」

と、推測みたいなオススメをされて、

「食材がどうとかよりも、バランスが重要じゃない?過剰か不足で、良い悪いは変わるものだし…」

気軽な健康雑談に対して矛盾を感じる私は、年寄り側なのかもしれない。

自覚はないけど、実年齢と一緒に大人になってる可能性もあるかも?
もし、私が年上の大人に映っているなら、どんな感じなのか…

「すごく賢くて、知的で、私には理解できない感性があって、そんな教祖様に救われました」

こんなふうに思われるのは、あんまり気乗りしないな…

それだったら、下に見られた方が良いのかもしれない。
「読んではいるけど、これは何なの?」ぐらいの評価。

そのぐらいが、私の求める等身大に近いのかも。
正解を疑う誠実な迷いは、答えよりも下の扱い。

読者から見て、下の方にある、プロフィールという私自身。


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