【会計士受験】全国模試で打ちのめされた後の「残り数ヶ月の戦い方」 ── 模試は"改善を見つける場"
どうも小山です。
僕が予備校費用を全額負担して次世代の会計士を応援する「小山奨学金プロジェクト」。今回は、その挑戦者2人が全国模試を受けた直後、一緒に食事をしながら本音で語り合いました。
「このまま行けば受かるだろう」と思っていた2人が、模試で見事に打ち砕かれた——。でも、それでいいんです。今日は、全国模試で現実を知った後、残り数ヶ月をどう戦うかを書きます。論文式まで残りわずかの受験生に、ぜひ届けたい内容です。
【2026年6月 注記】 本記事は動画の内容をベースに、監査法人の初任給などのデータを最新情報に更新しています。出典は各監査法人の公表情報・公的調査です。
模試は「合否を占う場」ではなく「改善を見つける場」
挑戦者の1人は、「受ける前は、このまま行けば受かるかなと思っていたけど、見事に打ち砕かれました」と話していました。もう1人も「だらけでした(=穴だらけ)」と。
でも、僕はこれを最高の収穫だと伝えました。
なぜなら、模試は合否を占うためのものではなく、「改善点を見つけるため」のものだからです。
本番前に穴が見つかった=ラッキー
「やばい、このままじゃ落ちる」と気づけた=伸びしろが見えた
打ちのめされた悔しさ=本番までの最高の燃料
模試で打ち砕かれて落ち込むのは、本気で受かりにいっている証拠。いい点を取って満足するための場ではなく、本番までに直すべき場所をあぶり出す場。この捉え方ができるだけで、残りの数ヶ月の質がまったく変わります。
本番形式で受ける価値——「体力」も実力のうち
今回、2人はあえて会場(大阪)まで足を運び、本番さながらの形式で模試を受けました。今はCPA主催のWebオンライン模試など、自宅で手元を映しながら受けられる方式もあります。
どちらを選ぶかは本人の意思決定ですが、あえて会場に来るのは「疲れる」からこそ価値があると僕は思っています。
会場受験は体力をめちゃくちゃ使う
本試験は3日間にわたる長丁場。体力勝負でもある
本番の緊張感・移動・拘束時間を、模試で先に体験しておける
知識だけでなく、長時間戦い抜く体力と集中力も実力のうち。直前期は、本番を想定したリハーサルとして模試を使い倒すのが正解です。
メンタルの波は、誰にでもある
挑戦者の1人は、以前メンタルの落ち込み(体調の波)と向き合っていた時期がありました。今は「少しずつ前を向けている」と話してくれました。
長い受験生活では、メンタルの波は誰にでも訪れます。寝坊してしまった、答練でいい点が取れない、模試で打ちのめされた——そのたびに「自分はダメだ」と落ち込むこともある。
でも、それはずっと向き合っていくものであって、消し去るものではありません。波があることを前提に、波が来ても淡々と机に戻る。これが直前期を乗り切るコツです。落ち込んだ事実より、「で、次どうするか」に意識を向けてください。
受かった先に見える景色——会計士×ビジネス
食事の場では、合格後のキャリアの話にもなりました。
監査法人に入れば、1年目(J1)の初任給は月32〜37万円前後(大手の例)。一般的な新卒より高い水準です。ただ、実家暮らしか一人暮らしか、奨学金があるかどうかで手元の余裕は変わってきます。
僕が2人に伝えたのは、「監査法人で3〜5年経験を積んだら、ぜひその先のビジネスにも挑戦してほしい」ということ。
会計士として合格・就職するのは、僕の中では「当たり前」のスタートライン
そこから先、自分でビジネスを起こすことで、人生が本当に動き出す
集客してセールスする力は、誰も最初から持っていない。トライ&エラーで身につく
イーロン・マスクもジェフ・ベゾスも、最初から全部分かっていたわけではありません。やりたいと思って走りながら覚えていった。会計士という強固な土台(セーブポイント)があれば、失敗しても戻れる。だからこそ、思い切って挑戦できるんです。
まとめ:打ちのめされた今が、伸びるチャンス
整理します。
模試は合否を占う場ではなく、改善点を見つける場。打ち砕かれたのは収穫
あえて会場で受ける価値は「体力の予行演習」。本試験は体力勝負でもある
メンタルの波は誰にでもある。波を前提に、淡々と机に戻る
合格はスタートライン。その先の会計士×ビジネスに景色が広がっている
「このまま行けば受かる」と思っていた人ほど、模試で打ちのめされた今が伸びどき。穴が見つかったなら、あとは埋めるだけです。残りの数ヶ月、引き締めて駆け抜けてください。ハートブレイカーな模試こそ、最高の伸びしろです。
次回の投稿も、楽しみにしていてください。
小山晃弘
公認会計士・税理士・米国公認会計士
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