見出し画像

大手式場もフリープランナーも経験した私が、CRAZYで結婚式に挑む理由

株式会社CRAZY(以下、CRAZY)では、「人々が愛し合うための機会と勇気を提供し、パートナーシップの分断を解消する」をパーパスに掲げ、運営しています。
そのパーパスを実現する手段のひとつが、IWAI OMOTESANDO(以下、IWAI)。結婚式をはじめとする、さまざまなお祝いの機会を提供する場です。
今回スポットを当てるのは、IWAIでプロデューサーを務める芳賀恵理さん。
大手ブライダル会社で13年、フリープランナーとして3年のキャリアを経て、CRAZYのプロデューサーとして新たな一歩を踏み出した彼女に、CRAZYに入社した経緯や入社後の変化を聞きました。


「日本でトップクラスのプランナー」を追求した16年

―芳賀さんは、ブライダル業界でのキャリアが長いですよね。

芳賀:
はい。新卒で入った会社で13年、その後フリープランナーとして3年。かれこれ16年以上、ブライダル業界にいます。実は、学生時代はツアーコンダクターのアルバイトをしていたんです。
でも、天候や花の咲き具合に左右されることが多く、自分の手で人を幸せにできている実感が持てなくて。どうやったら自分の手で人を幸せにできるのか考えた時に、ブライダル業界に惹かれました。


―最初の5年間は、営業とプランニングを一貫して担当されていたと聞きました。

芳賀:そうです。初めて配属された店舗では、人として大切なことを、たくさん教えてもらいました。自分自身をオープンにさらけ出しても、全てを受け入れてもらえて。「自分の居場所を見つけられた」と、日々楽しく過ごしていましたね。

そんな環境だったから、まっすぐ仕事にも向き合えて。やればやるほど「お客さまにもっと向き合いたい」「喜んでもらいたい」という気持ちが強くなってくる。そのために、顧客満足度にとてもこだわって。お客さまからのアンケートの結果を見ては、自分には何が足りなかったのかを徹底的に洗い出して、PDCAを回していました。
そしたらありがたいことに、お客さまからも会社からも評価していただいて。当時を振り返ると、まさに公私ともに充実していた、と言えると思います。

GOOD WEDDING AWARD 2018 授賞式での写真(後列右端)
※ブライダル総研提供

―プランナーとして、充実した日々を送っていたのですね。

芳賀:はい。ただ、お客さまの幸せを考えれば考えるほど、“数字”とバランスを取るのが難しくなってきて……。私は、お客さまの幸せを一番に考えたい。でも、プランナーとしては、売上を上げるのも大事。それに悩んだ時期もあります。

―その時期を、どう乗り越えたのでしょうか?

芳賀:「小さく物事を見ない」ようにしていました。例えば、私はお客さまが幸せになれる結婚式をつくりたいと思っている。つまり、私のいる店舗で運営している結婚式は、とっても素晴らしいものでなきゃいけない。そんな素晴らしいものを生み出す店舗を運営する会社も、日本でトップクラスの素晴らしい会社でなくてはいけない。その素晴らしい会社をつくるのは、スタッフ一人ひとりですよね。じゃあ私は「日本でトップクラスの素晴らしいプランナーだ」って胸を張って言えるのか。

そこで、お客さまの幸せと数字のバランスを取るのを諦めるのではなく、挑戦することを選んだんです。会社に提案して、新しいサービスを企画したり、オペレーションを改善したりして。そうやって、お客さまと向き合いながら、売上を上げられる方法を見つけていきました。

突然の父との別れ。自分の人生を見つめ直した

―その後、2022年に芳賀さんは13年働いた会社を辞めて、フリーランスのプランナーに転身しています。独立した理由はなんだったのでしょうか?

芳賀:会社が成長する中で、会社が掲げるビジョンと、私が思い描く“結婚式の理想“との間に、少しずつズレを感じるようになっていきました。もちろん、会社が拡大し、より多くの人に価値を届けていくことは必要だと思っています。

ただ、その過程で私自身の役割も変わり、仕組みを整えることや一定の制約を設けることが求められる立場になったときに「本当に自分が心から良いと思える結婚式って、なんだろう?」と立ち止まる瞬間が増えていきましたその違和感を持ったまま、現場の仲間と関わることで、仲間との距離も生まれていったように思います。

そこであらためて考えたときに、結婚式が好きだからこそ、心から良いと思える結婚式を自分の手で創り出したいと思い、独立を決意しました。

―理想に挑戦し続けるために、独立する道を選んだのですね。フリーランスとして活動してみて、どうでしたか?

芳賀:茨城県に住んでいるので「茨城のお客さまにいろんな結婚式の選択肢を届けたい」と思って始めました。でも実際には、全国から依頼が来て!沖縄、軽井沢、いろんなところに行きましたね。これまでできなかったような新しい挑戦もたくさんできて、毎日刺激的でした。

フリープランナー時代の写真

ただ、フリーだからこその難しさを感じる場面もあって。会社員のときは、お互いを理解し合っているメンバーとチームを組んで、結婚式を作り上げていました。だから、私の時間をおふたりにとって必要なことに思いっきり注ぐことができました。

でも、フリーの場合は毎回“初めまして”の方とチームを組むから、チームメンバーを知ることにも時間がかかります。もちろん、フリーになってからも全力で良い結婚式を作っている自信はありました。でも、すべての時間をおふたりに注げたら、さらに良い式になるんじゃないか。そう思うことはありましたね。

―そして2025年1月、フリーランスからCRAZYに入社します。CRAZYへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?

芳賀:自分の人生を見つめ直す、大きな出来事があったんです。私の人生や仕事の価値観に大きな影響を与えた父が亡くなって。

実は私、小さい頃は「アーティストになって人を楽しませたい」という夢があったんです。

でも、父からは「そんな叶いもしない夢を見るな」「安定した会社員になるのが幸せだ」と言われて育ちました。気がついたら、夢を見なくなっていました。

高校時代の音楽活動

そして、私の結婚が決まった大切な節目に、私や私の大切なパートナーを否定するような態度をとられた。それが許せなくて、そして「愛されてないんだな」ってショックで、10年間一切連絡をとっていなかったんです。次に来たのは、父の死を知らせるものでした。

父の死後、遺品整理の中で、父の携帯電話をどう扱うかという場面がありました。正直、最初は遺品を見るのも複雑な気持ちでした。でも、父の携帯を開いてみるとパスワードが、私の誕生日だったんです。それに、私の仕事を誇らしそうに話していた、と親戚から聞いて。

父なりに、私を愛してくれていたんだと気づきました。そんな父の他界をきっかけに、自分の人生や価値観を整理したいと思い、人生やキャリアの目的を棚卸しするセミナーに通い始めました。

それまでの私は、自分のことを人に話せなかった。父と連絡をとらなかった自分を責めたり、家族のことを受け入れられていなかったから。だけど、セミナーを通じて人に話したことで、少しずつですが受け入れられるようになったし、人に話せるようになりました。

そうしているうちに、私と同じような苦しみを抱えている人が、他にもいるかもしれない。それを、私ができること、つまり結婚式を通じて、解消していけないか、と思うようになりました。

「私はただ結婚式を作りたいだけじゃない。結婚式という機会をきっかけに、おふたりがそれぞれ幸せに、その先の未来を幸せに歩める機会を提供したい。そして、結婚式に参列した人たちも、そんなおふたりの姿を通して自分自身の人生を見つめ直すようなきっかけを持って帰ってもらいたい。そんな、幸せが循環する世界を結婚式を通じてつくりたい」という思いを、言語化することができたんです。

―その経験が、CRAZYとの出会いにつながったのでしょうか?

芳賀: はい。ちょうどその想いに気づいた頃に、CRAZYで働いている知り合いから「芳賀さん、CRAZYに興味ありませんか?」と声をかけてもらって、面談を受けることにしたんです。そこで、ブライダルマネージャーの永野さんに「でっかいことやってみたいとか思ったりしない?」と言われて。

そのときは「えっ?」と思ったけど、その言葉が家に帰ってからもずっと頭を離れなかったんです。これまでの過去を振り返ると、「人生をかけて何か大きいことを成し遂げたい」と思ったことが何度もあったな、と。それが具体的に何かは、自分でもまだ分かりません。でも、大きなことを成し遂げたい。そんな自分の気持ちに素直になってみたいと思って、入社を決めました。

入社プロセスで深く関わった永野と

自分を後回しにしないから、本当の意味で人にも向き合える

―実際にCRAZYのプロデューサーとして働いてみて、一般的なプランナーとの違いをどう感じていますか?

芳賀:冒頭でもお話した通り、1日だけの結婚式を作るのではなく、その先の未来まで見据えているところが大きな違いだと思います。目の前のおふたりの可能性を信じて引き出し、この先の人生がより楽しくなるような提案をする。そういう価値を届けている実感があります。

CRAZYに入社するまでの私は、目の前のお客さまに一生懸命で、自分自身と向き合うことは少なかった。CRAZYでは、入社時のライフプレゼンテーションやカルチャータイム※という機会を通じて、自然と自分自身の感情や人生を見つめる機会が仕組みとしてあるんです。だから、時には見たくない過去や感情にも向き合います。でも、そうやって人間らしく生きるからこそ、目の前の人にも寄り添えるんだなって納得しました。

ライフプレゼンテーション時の写真

※ライフプレゼンテーション:入社時に「自分自身がどう生きていきたいのか」というテーマで、全社員の前で自分の人生を語る機会
カルチャータイム:週1回 2時間、全社員で自身の感情や人間的な成長を扱う全社会

―芳賀さんが自分と深く向き合うようになったことで、起こった変化はありますか?

芳賀:一緒に働く仲間はもちろん、お客さまとの向き合い方が変わりました。もちろんこれまでもお客さまと深く向き合いたいと思っていましたが、その深度がより深くなったといいますか。

例えば、あるお客さまとの打ち合わせ中、私の暗い過去を話したことがあるんです。最初は、マイナスな印象を与えるかもしれないという不安もありました。でも、思い切って話してみたら、すごく受け入れてもらえて。おふたりも「芳賀さんに話を聞いてほしい」と、これまで誰にも言えなかったことを打ち明けてくださったんです。心から向き合うって、こういうことなんだなって実感しました。

―今後、CRAZYでどんなことをしていきたいですか?

芳賀:CRAZYには、たくさんの可能性があると思っています。それは、高い熱量で「良いものを届けたい」「人の可能性を信じたい」と思っている仲間がたくさんいるから。そんな仲間と一緒なら、きっと大きなことを成し遂げられる。地球が喜ぶようなことまでできてしまう、とワクワクしています。
今は結婚式という仕事を通していますが、その枠を超えて、世の中を感動で揺さぶるような生き方を届けたいし、私自身もしたい。

それをどんな方法で叶えられるのかは、また具体的には描けていません。でも、CRAZYに来てから、子どもの頃のように「夢を持つっていいな」と思えている私がいるんです。だからこれからまた、じっくり探していきます。


We Are Hiring!

CRAZYでは、一緒に働くメンバーを募集しています!

2026年には、横浜・みなとみらいを舞台に、「CRAZY GRANDE MAISON(クレイジー・グランメゾン)」を開業予定です。

Immersive Table(没入型の食体験)というコンセプトを軸に、“今この瞬間”に大切な人と没入し、美味しさの先にある感動を分かち合う、新たなレストランウエディングの形に挑みます

少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ以下よりご確認ください。

◾️新店舗「CRAZY GRANDE MAISON」オープニングメンバー募集詳細
こちらからご覧いただけます

◾️オープニングメンバー採用説明会
 日程:8月12日(火) / 9月2日(火) / 9月16日(火)
 時間:① 12:00-13:00 / ② 19:00-20:00
お申し込みはこちら

■カジュアル面談ご希望の方
お申し込みはこちら

執筆:仲奈々
撮影(一部):kuppography



いいなと思ったら応援しよう!