こんにちは、f***in'shitな世界
豊かさが滲み出ている文章が嫌いだ。
よくある成功体験エピソードで、難関資格に何度も挑戦してやっとの思いで合格した話。あれはクソだ。
なぜならば、その裏に多額の金がかかっているからだ。大量の参考書、資格サポートの塾、受験料、そういった要素を全て吹き飛ばして成功体験にフォーカス。勝てば官軍、負ければ賊軍の名残は、今もこの国に生きている。
小学生が英検1級取得、なんて話も馬鹿げている。今や1回の受験で万札+αが飛ぶような英検の受験料をポンポン支払って取得しているのは、この世の中に見え隠れしている貧富の差を如実に表してるのではないか?まぁ、貧しさにやられた人間の独り言です。気にしないでください。
事実として、こういった人間は成功体験を経て努力の大切さを学び、より素晴らしい人間へと成長していく。反対に、複数回受験できるような資金的余裕もない人間は、1回に全てをかけることになる。もちろんやる気も出るし、多くの力をそこに注げるだろう。ただ、夢物語のように全てが上手くいくとは限らない。落ちたらどうなる?失敗体験が心に重くのしかかり、予後不良が発生するだろう。貧しさは、人生に大きな影響を与える。
でもまあ、この文章でいちばん貧しいのは、失敗を貧富のせいにする私自身ということだ。人の心はすでに、貧しさに蝕み尽くされているのだ。悔しいが、こういったふうに諦めたり失敗の原因を数多くこいつのせいにしてきた。奨学金を借りて、足りない分はバイトで稼ぐ。103万までしか稼げないから、学費用の貯金以外で使えるお金は限られる。周りと遜色なく過ごすには金がいる。どうするか?周りと合わせることを諦める。周りと合わせる必要なんてない!と声高に叫ぶ自由主義者には、はだかの王様という言葉と共に、まっすぐ立てた中指をプレゼント。あのなぁ、それが出来れば日本人の習性を海外にバカにされたりなんかしないんだよ。人はジェンダー"マイノリティ"なんて言葉を使って悩んだりしないんだよ。分かるかね?
まあなんだ。恨み節をあげればキリがないが、結局のところそんな部分で折れてたまるかっチュー話🐭。THE BLUE HEARTSが歌ったように、ドブネズミを美しいと思える価値観を築けたならば、それは俺たちの勝利なんだきっと。ブルーカラーの作業着が、空の青さよりも、海の碧さよりも綺麗に感じたのならば、それもまた我々の勝利なのだ。負け組の価値観か?上等、いくらでもそんな感じの言葉を並べて、明日を生きてやるさ。俺たちの心のエナメル質はとうに破壊され、むき出しのハートで謳うことしかできないのだ。寝静まった夜の街、小さな住宅街から、今日も無音のリサイタルが行われているのである。[完]
