Zfに似合うレンズはどれ?|TTArtisan 25mm F2.0で取り戻した“撮る楽しさ”
Zfに似合うレンズが見つからない。
そんな声をよく聞くけれど、
僕は TTArtisan 25mm F2.0 という一本が、
思いがけずしっくりきた。
Zfに似合うレンズは?
Nikon Zfは、不思議なカメラだ。
性能も高い。
AFも優秀。
動画も撮れる。
それなのに、
多くの人が最初につまずくのは意外と「レンズ選び」だったりする。
Zfのボディデザインに、しっくりくるレンズがない。
これは、Zfユーザーのあいだで何度も聞く言葉だ。
純正レンズは優秀。でも、どこか惜しい
純正レンズとしては、
NIKKOR Z 28mm
NIKKOR Z 40mm
NIKKOR Z 26mm(パンケーキ)
すでに十分な選択肢は揃っている。
どれもよく写るし、実用性は高い。
仕事や出張、ビジネスユースでは、僕も28mmをかなり多用している。
それでも、ふとこう思う。
「35mm前後で、もう少し“道具感”のあるレンズが欲しい」
フォクトレンダーは、その代表格だ。
Zfユーザーなら一度は検討すると思う。
ただ、今回はあえて別の選択肢を取り上げたい。
TTArtisan 25mm F2.0 APS-C Z マウントという選択
今回紹介したいのは、
TTArtisan 25mm F2.0 APS-C Z マウント(ニコンZ用)
いわゆる中華レンズ。
価格帯も、決して高級とは言えない。
けれど、
意外と“Zfに似合う”要素が詰まっている一本だった。

え?35mm相当が欲しいのに、25mm?と
疑問に思ったかた、安心して欲しい。
このレンズはAPS-Cサイズのため、Zfで使う場合は1.5倍換算。
つまりは25mmをクロップして37.5mm相当になる。
自動クロップ機能はZfに搭載されているので、
ファインダーでのぞいた時からちゃんと37.5mmの世界を見ることができるのは大きなポイントだ。
APS-Cクロップは意外と使い勝手がいいのだけど、
この話はまた別の機会に記事にしよう。
さて、ここからが本題。
▶︎ TTArtisan 25mm F2.0 APS-C Z マウント(Amazon)
大前提として、このレンズはマニュアルフォーカスだ。
なのでAF(オートフォーカス)は使えない。
だから、
AF必須
仕事での即応性最優先
という人には、
純正レンズやヘリテージコレクションをおすすめする。
でも逆に言えば、
フォクトレンダーが気になる
Leica的な撮影体験が好き
撮る行為そのものを楽しみたい
そんな人には、かなり刺さる可能性がある。

まず惹かれたのは「サイズ感」
このレンズのいちばんの魅力は、
とにかく小さくて、薄いこと。
純正28mmより、明らかにコンパクト。
しかもデザインがかなりシンプルなので、Zfのボディをまったく邪魔しない。
スクリュー式のレンズキャップだけは、正直ちょっと惜しい。
でも、それを差し引いても「薄さ」は正義だ。
僕は以前から、
レンズは薄くて軽いものが至高
という宗教を信仰してる。
そういう意味では、
Summicron C 40mmも大好きなレンズだけど、
Zfで使うにはマウントアダプターが必要になる。
悪くはない。
でも、やっぱり 無い方が美しい と感じてしまう。
このTTArtisanは、
Zマウント直付けで、そのストレスが一切ない。
見た目も含めて、最高なのだ。

F2という開放値と、絞り環の存在
次に気に入っているのが、F2という明るさ。
純正28mmはF2.8開放なので、
数字上はわずかだけど、体感的には違いがある。
さらに大きいのが、
絞りをレンズ側で操作できること。
Zfの純正レンズは、
ボディ側の コマンドダイヤル(電子ダイヤル) でF値を調整する。
慣れないうちは、
「明るくしたかったのに、逆に暗くなった」
ということが、地味にストレスになる。
その点、このレンズは違う。
レンズをつかんで、
カチ、カチ、と絞り環を回す。
撮る前にF値を決める、その所作自体が楽しい。
この感覚は、
デジタルでありながら、どこかフィルムライクだ。

価格がすべてを許してくれる
そして、最後に触れずにはいられないのが、価格。
正直に言おう。
1万円前後で、この体験が手に入るのは反則級だ。
そして、もし仮に自分に合わなかったとしても、
ダメージはかなり小さい。
「試す」という行為が、
ここまで気軽にできるレンズは、そう多くない。
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※レビューを見ると、評価が割れているのも逆に面白い
いま、趣味のスナップで選んでいるのはこっち
いまの僕は、
仕事・出張 → 純正28mm
趣味・スナップ → TTArtisan 25mm
という使い分けになっている。
理由はシンプルだ。
撮るための所作が、Leicaで撮っていた頃と似ていて心地いいから。
AFは便利だ。
間違いなく。
でも、
撮影体験そのものを楽しむなら、MFは決して不便じゃない。
いや、むしろ楽しい。
Zfには、こういうレンズも似合う
TTArtisan 25mm F2.0は、
決して万能なレンズではない。
でも、Zfのボディデザインを壊さず、
薄く、軽く、撮る行為そのものを楽しませてくれる。
そんなレンズだと思っている。
もし、
Zfのレンズ選びに迷っている
AFに少し疲れてきた
撮影体験を取り戻したい
そう感じているなら、
一度チェックしてみる価値はある。
中華レンズではあるけど、
「撮りたい気持ち」を思い出させてくれる、
そんな一本であることは、確かだ。
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