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宇宙の危険から地球を守る3つのすごいしくみ

宇宙は、ただ静かで美しいだけの場所ではありません。

地球の外側には、強烈な太陽の光、命に害を与える紫外線や荷電粒子、そして高速で飛び込んでくる小さな宇宙の岩石まで、地上の生き物にとって危険なものが数多くあります。

もし地球がむき出しのまま宇宙空間に置かれていたなら、今のように海があり、空があり、生き物が安心して暮らす世界は成り立たなかったでしょう。

けれど地球には、そうした脅威をやわらげる「3つのバリア」があります。

まるで何重もの守りに包まれた星のように、地球は私たちの命を静かに守っているのです。 


大気(空気のふとん)


地球のまわりには、何層にも重なった大気が広がっています。

私たちはふだん意識しませんが、この空気の層は、地球をやさしく包みこむ「ふとん」のような存在です。


大気があるおかげで、地表には生き物が呼吸できる環境が保たれ、液体の水も存在できます。

さらに大気は熱を保ち、昼だけ極端に暑くなったり、夜だけ凍えるほど寒くなったりするのを和らげています。

地球が生命の星でいられるのは、この薄く見えて実は重要な空気の層があるからです。 

大気は温度を整えるだけではありません。

宇宙から飛びこんでくる小さな隕石の多くは、大気に突入したときの激しい加熱や圧力によって燃えたり砕けたりして、地上へ届く前に失われます。


夜空に流れ星が光るのは、その防御の一場面でもあるのです。

もし大気がなければ、地球は昼は灼熱、夜は極寒という極端な世界になり、さらに小さな宇宙のかけらが今よりずっと直接地表に届きやすくなってしまいます。 



オゾン層(紫外線をカットするサングラス)


大気の中でも、とくに命を守るうえで重要なのがオゾン層です。

オゾン層は主に成層圏にあり、太陽から届く有害な紫外線を吸収してくれます。

とくに危険性の高いUV-BやUV-Cを弱める働きがあり、まさに地球全体にかけられた巨大なサングラスのようなものです。


NASAによれば、大気中のオゾンの約90%は成層圏に存在し、生命を紫外線から守っています。 

もしオゾン層が弱くなると、地表に届く紫外線が増え、人間では皮ふや目へのダメージ、植物では成長への悪影響、海ではプランクトンなどの小さな生き物への被害が大きくなります。

こうした影響は、食物連鎖や生態系全体にも広がりかねません。

つまりオゾン層は、ただ空の上にある薄い層ではなく、地球上の暮らしと生き物の土台を守る、見えない日よけなのです。


 

地球の磁場(見えない巨大シールド)


地球には、もうひとつのすばらしい守りがあります。

それが磁場です。

地球の内部では、外核にある溶けた鉄やニッケルが動き続けており、その働きによって大きな磁場が生み出されています。

この磁場は地球の周囲に磁気圏をつくり、太陽から絶えず吹きつける荷電粒子の流れ、つまり太陽風から地球を守っています


言いかえれば、地球のまわりには目には見えない巨大なシールドが張られているのです。 

この磁場がなければ、太陽風は地球の大気を少しずつ削り取り、地表近くの環境にも大きな影響を与えるおそれがあります。

磁場は有害な粒子の多くをはね返したり、地表から離れた場所に閉じこめたりして、生命にとって危険な宇宙のエネルギーがそのまま降りそそぐのを防いでいます。

ふだん私たちがその存在を感じることはほとんどありませんが、オーロラはその見えない盾が宇宙の粒子とせめぎ合っている証拠のひとつです。 


まとめ

地球は、

①大気によって温度や圧力を保ち、隕石の多くを弱め、

②オゾン層によって有害な紫外線を吸収し、

③地球の磁場によって太陽風や宇宙からの危険な粒子を防いでいます。 

この3つのバリアは、どれか1つだけではなく、重なり合って地球を守っているところに大きな意味があります。

宇宙は過酷ですが、地球は偶然ではなく、いくつもの仕組みに支えられて「生きられる星」になっています。

私たちが青空の下で息をし、水に触れ、命を育めるのは、この見えない守りが休みなく働いているからなのです。

これほど、素晴らしい仕組みがひとりでにできたとは考えられないですね!
この地球を作った創造者が地球を守るためにこれらの仕組みをつくってくれたのかもしれませんね。


参考文献



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