掃除機を持たない人
うちの母は「お母さん、掃除機なんて持ってないよ」なんて恐ろしいことを言うんですが、それはもう10年くらい前からだそうで、取り壊し前の家を思い出すと震えます。
「掃除はしてるよ〜。床はクイックルワイパー、カーペットはコロコロ、畳はホウキで」なんて言ってますけど、ほぼ雑巾でチャチャっとフィニッシュ、だったと思われます。
ゴミを拾う程度ですよ、たぶん。
人差し指をペロッと舐めて、ちっこいゴミを指にくっつけてゴミ箱へチロッと捨てる、みたいな。
バアさんのやり口ですよ。
こまめに掃除なんてしない人ですから、ゴミが目立ってきたら道具の出番で、それまでは「ペロでチロ」に決まってます。
戦後、高度経済成長を経て便利さと豊かさに溢れた時代を過ごしている人とはとても思えませんね。
10年以上掃除機をかけていなかった、ってことは、ホコリを掃除機で吸い取る必要のある家電なんかは、放置状態だったってことですよ。
震えるわ〜。
で今は、同じ屋根の下に住むことになったワタシが、仕方なく母の部屋も掃除機がけをするわけですね。
母の部屋に入ると心底ゲンナリするので滅多に行きませんが、掃除をするときはやむを得ません。
掃除機がけはちゃっちゃと終わらせたいので、母が外出したスキにやるようにしています。
天気の良い今日は午前中出かけるようだったので、掃除機をかけるつもりで朝から「気持ちの準備」をしていましてね。
なぜかというと「部屋の戸を開けた瞬間ため息がしこたま出る光景が一気に目の前に広がるから」なんですが、心構えをしておかないとだいぶグッタリきちゃうわけです。
「ヨシ!」と気合いを入れて、いざ入室。
コンセントにプラグを差し込んで、スイッチオン。
入口から徐々に掃除機がけを進めていくわけですが、今日もいきなりストップですよ。
地べたにモノが散乱しているからなんですがね。

置いてあるのか、落ちたのか。
いつも、謎の状態です。
どっちにしても、いちいち退かさないことには掃除ができないわけだ。
マジめんどくさい。
そもそも、床にモノを置いちゃうこと自体、掃除が習慣づいていない証明ですからね。
普通、ジャマでしょ。
床に置くのが当たり前になっちゃってる本人はなんとも思わないんでしょうけど、こういうゴミは捨てて欲しい。

とにかく溜めるんですよ。
でも、「袋に入れる」とかしないのはなぜ?
置き場がないのも問題ですけどね。
カウンターの上が、これだから↓

これが正真正銘の、『宝の持ち腐れ』ってヤツです。
ね。
ゲンナリでしょ。
とりあえず、見えているところだけ掃除機をかけて終了。
「掃除機かけるよ」と前もって言っておけばもう少しまともになるかもしれない、とは思っていますが、モノが減ることはないでしょうね。
とにかく、変な虫がやってきませんように。
これだけはお願いしたい。
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