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【PixAI Tsubaki.2】“静かに狂う”を作るプロンプト設計|映画的ライティングと違和感の作り方

画面に出てきたのは、  
“静かに狂った存在”じゃなくて、  
ただのダサいバンドマンでした。

肩のトゲトゲ
つおいお/(^o^)\


こんにちは、日常を過剰に解釈する。  
日常の過剰解釈屋 青井透子です。

今回は、PixAIの《The Quiet Joker》MVサプライズミッションで制作したイラストをもとに、  最新モデル「Tsubaki.2」で“不気味さ”を作るプロンプト設計を解説します🙌


■ この記事でわかること

・Tsubaki.2で雰囲気が出ない理由  
・「キャラ」→「演出」→「物語」への強化手順  
・映画的ライティングの作り方  
・違和感(ズレ感)の設計方法  

こだわりのイラストを生成できるようになって、「なんとなく、いいかも」から、もう一歩先へ🌸

では、いってみよーー!!👍


① キャラだけ作る(失敗例)

最初は軽めのプロンプトで生成しました。

■ 使用プロンプト①

1girl, sitting alone in an old movie theater, front view, wide angle, high twin tails, purple hair, wearing star-shaped funny sunglasses, holding popcorn in one hand, other arm resting on the back of the seat, legs crossed

mismatched tights: one leg purple and black striped tights, other leg black tights with large yellow star patterns

slightly young appearance, subtle childishness, calm but unsettling presence

beautiful crescent-shaped smile showing teeth, unnatural perfect smile

empty vintage cinema, very dark environment, only screen light illuminating, blue-purple cool color grading, reflection of movie scene on sunglasses

flat muted colors, low saturation, anime style, thick line art, cel animation style, minimal shading, cinematic composition

negative: bright colors, cheerful mood, crowded theater, clown costume, overly cute expression, chibi style


■ 日本語(要点)

・映画館でひとり座る少女
・左右非対称のタイツ(ピエロ要素)
・少し幼く、不穏な雰囲気
・スクリーン光のみの暗い空間


■ ポイント

キャラ設定は強いが、演出(光・視線・空間)が弱い


■ 結果

・雰囲気はあるが薄い
・光が弱く“映画感”がない
・キャラ紹介で終わる

……うーん。
キャラはちゃんとできてるんだけど、刺さらない。  
なんかこう、全部が“安全圏”にいる感じ。


■ 問題点

この段階のプロンプトは、キャラ情報に偏っています。

・髪型
・服装
・表情
・設定

に対して、

・光
・視線
・空間

の指定が弱い状態です。


■ Tsubaki.2の特徴(重要)

「演出を書かないと勝手に盛らない」モデル

・ライティングを書かない → のっぺり
・カメラを書かない → 平凡
・空気を書かない → 軽い

精度が高い分、プロンプトの指示にとても忠実に描写してくれるモデルです。

そのため、

・ざっくりした指示 → ぼんやりした絵になる
・具体的な指示 → イメージ通りに近づく

という特徴があります。

だからこそ、
「何をどう見せたいか」をしっかり言語化することが重要になります。

光の当たり方、視線、空気感まで丁寧に落とし込むことで、イメージしていた“理想のイラスト”にぐっと近づきます✨


② 演出を入れる(改善)

ここで「演出」を追加します。

■ 追加プロンプト②

looking slightly upward at off-screen movie screen

holding popcorn but not eating, other arm resting loosely

very dark environment, almost black background

only dim flickering light from movie screen illuminating parts of face and body

strong cinematic lighting, high contrast, deep shadows

reflection of movie scene clearly visible on sunglasses

unsettling expression, slightly asymmetrical smile

eyes unfocused behind sunglasses

film grain, slight blur, analog noise


■ 日本語(要点)

・スクリーンを見上げる視線
・ちらつく弱い光が、顔や体の一部だけを照らす
・高コントラストと深い影で
・不穏でわずかに歪んだ表情(焦点の合わない視線)
・フィルムノイズ追加


■ ポイント

キャラ → 映像へ変換している

・視線を与える
・光を制御する
・ノイズで“作品感”を出す

「可愛いだけじゃダメ」なんです😍


■ 何をしているか

・視線を指定
 looking slightly upward
 → 何を見ているかが生まれる

・光を限定
 only dim flickering light
 → 映画的な雰囲気になる

・コントラスト強化
 high contrast, deep shadows
 → 不気味さの核

・ノイズ追加
 film grain / analog noise
 → 映像的な質感になる

・表情を崩す
 slightly asymmetrical smile
 → 人間らしさが壊れる

ここ、ちょっと楽しくなってきます☺️

自分の頭の中にあるイメージを、
いかにプロンプトに落とし込むか。

そして、そこからどんなイラストが生まれるのか。

この“コントロールできている感覚”と、
出来上がるまでのワクワクが、たまらない瞬間です。


(あ、もちろん。ChatGPTと相談しながらやってますよ〜)


■ 結果

・映画のワンシーンになる
・キャラではなく状況が成立する
・不気味さが演出から生まれる

さっきの“薄さ”が、ちゃんと消えました✨



③ 物語を入れる(完成)

でも、まだ足りない。

もう一歩、壊したい。

■ 追加プロンプト③

horror movie scene reflected in sunglasses, terrified face screaming, high contrast lighting, distorted expression, dramatic shadows


■ 日本語(要点)

・サングラスにホラー映画を映す
・叫ぶ顔、歪んだ表情、強い影


■ ポイント

「何を見ているか」を固定する

サングラスに映るものを決めます。

爆発でもいいけど──  
やっぱり、ホラー。


■ 結果

・シーンに意味が生まれる
・不気味さが物語になる

サングラスの中で、誰かが叫んでる。  
それを、笑って見てる。

……うん、だいぶおかしい。

いい感じに壊れてきました😎✨

ちなみにこちら、
気に入りすぎて、モード「プロ」で生成しました笑
完成度がだいぶ変わりますよね!
より緻密で、洗練された雰囲気に✨

※①②はモード「スタンダード」で生成。


■ 比較まとめ

① キャラの違和感
② 演出の違和感
③ 物語の違和感

①→②→③と段階を踏んで、
" 脳内イメージ "をちょっとずつイラストに落とし込んでいきます。


■ このワークフローの本質

Tsubaki.2は「書いた分だけ強くなる」

・キャラを書く → 見た目が出る
・光を書く → 空気が出る
・物語を書く → 意味が出る

足したら足した分だけ、答えてくれます🫶


■ 再現用まとめ


・①でベースを作る
・②で映像化する
・③で意味を与える

この順番が最短ルート


ただのバンドマンだった少女は、

光を与え、
視線を持ち、
物語を見せた瞬間、

“静かに狂った存在”になりました。


■ おまけ

生成したイラストで、PixAIの " 和風RPG生成ツール " でも遊んでみました😎
画像を入れてジョブを選ぶだけ。

ジョブ : 波の魔女
ジョブ : 影のアサシン


こういう軽い遊びも、発想の種になります。

簡単、でしょ?

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