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1心の音楽療法の使い方

皆様こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は今日現在で24記事書きました、「心の音楽療法」の使い方の
取説です。

心理療法は数多くあり、また音楽療法についても考え方は諸説ありますが、私の1つの経験値としてここではご覧下さい。全文(目次の1から4)ご覧いただいた方が、きちんと理解していただけると思いますが、お急ぎの方は読み飛ばして4のみをご覧下さってもかまいません。

また今は楽しく健康に毎日を過ごしていますが、過去の大変な時期の音楽の関わり方についても触れています。必要があるので書きましたが、重くならずにご覧ください。NPO法人や音楽の研究、自己体験から経験した英知を皆様と共有できればと思います。

目次
1,私の経験した事
2,音楽がなぜ良いか
3,トレーニングが必要な訳‥脳の再生
4,心の音楽療法の具体的な使い方

1,私の経験した事

もう随分前、私は小さなホテルとカフェを経営していた時期が約20年あり、約3万人以上の方にお客様として関わらせていただきました。また小さなホテルでしたがありがたい事にリピーターの方が多く、女将でしたのでお客様のいわゆる「愚痴」をたくさんお聞きしてきました。

悩みの相談室のようであり、また愚痴や悩みをお聞きする事は、女将のサービスだとも考え、それで「お客様がすっきりされるなら」と、その頃は愚痴や悩みでも、お客様とお話しする事が楽しいと感じお聞きしていました。
これも後で音楽療法士や心理カウンセラーを目指すきっかけになりました。

ホテルの経営は順調でしたが、突然ある年の暮れにメインバンクが倒産し、その銀行のあおりを受けてホテルを閉める事になりました。書くと簡単ですがその驚きは例えようがなく、急に起こったため、天災や事故に突然あった方がたと同じ苦痛を味わったと思います。損害金額は億を超え、私は鬱になってしまいました。本当に「呆然」でした。

そしてその事での症状が体に出だしたのです。最初は仮面鬱でした。その状態は毎晩来る「胃痙攣」のような発作。たくさんの病院で色々検査しましたが、どこも悪くなく、しかし夜になるとまず口がカラカラになりだし(だから発作の始まりが分かるのです。怖かったです。。)、胃や腸が転げまわるほど締め付けられるように痛く、脂汗はどんどん出て、その痛さに勝手に声が出て身体が震えてしまうほどでした。毎晩発作の襲来は続きました。

夜に発作がでる事が多く、そのたび1番近い国立病院の深夜の外来に行き、診ていただきましたが、結局病名も何も分からず、改善もしませんでした。その他色々な病院をたくさんまわりましたが全部ダメでした。
「悪魔にとりつかれたか」「何かの祟りか」と思いました。

お医者様にも治してもらえないのなら、自分でどうにかするしかないと思い、身体がどうもない時ネットで散々調べた結果、本当にほんとうに神をもすがる思いで「自律訓練法」」を見つけ出し試してみました。私が自分に行ったものは、「自律訓練法」の中でも変形されたものでした。これは音楽療法士になって後で分かりました。

もともとピアノ講師ですので、「音なし」で「自律訓練法」をするより、
「何かBGMが欲しい」と感じ、好きなクラシックの静かな曲をかけながら行いました。この選曲については後で詳しくご説明します。

結局元の国立病院の心療内科にまわされ、そこで胃痙攣?を止める薬を出されましたが、毎夜悪魔は何度も襲ってきました。本当に「死」を覚悟しました。ホテルもダメで私まで?と、神様を恨んだ日もありました。

なぜあんなに色々な病院で検査したのに「何も分からなかったのか」が、自分では理解できませんでした。お金もかかりました。多分お医者様も分からなかったし、主治医の心療内科の先生も分からなかったのだと思います。検査を何度しても、いつもどこも悪くないのです。

そんなことが1年近く続きました。夜は眠れずホテルは閉めたため収入は0で、娘二人はその頃それぞれ違う県で大学生でした。2人同時なので仕送りも大変です。娘達にもアルバイトを頑張らせ何とか卒業はできましたが、可哀そうな事をしました。そんな中でも発作は治まらず、情緒不安で身体もですが心(脳)も本当の鬱になっていきました。

「明日からどうして生きていこう」と毎日毎秒、そればかり考えていました。ホテルを売りに出し、色々な後始末や引越しもしなければならず、今思えばきっと脳が働き続け、考えに考え続けていたのだと思います。

先に書いた「自律訓練法+好きな音楽」を毎日2回、または「発作が来るな」と感じた時々に行い、約半年ほどが経ちました。引越しの準備も進んで行きました。すると悪魔(発作)の襲い方が少しずつ軽くなっていったのです。そして発作は日に何度もから1日おきになど、だんだんと治まっていったのでした。

その間「自分に効く音楽」、「これを聞くと早く発作が治まる」等、音楽を意識するようになりました。発作が出だして1年、大分ましになるまでまた1年、計2年かかりました。全快するまで5年くらいかかったでしょうか。色々な意味で本当に苦しかった日々でした。。

2,音楽がなぜ良いか

ホテルを閉め、地元に帰り自分の仕事と身体、心の再生が始まりました。
これがもとで音楽療法士の資格と、民間の心理カウンセラーの資格(その頃は心理カウンセラーの国家資格はまだありませんでした)をとり、アロマやハーブのセラピストの資格も取りました。ハーブやアロマはお薬の代わりに
使いました。

もとのホテルは音楽ホテルとして経営していたため、色々な音楽家、音楽関係者、音楽雑誌社、テレビやラジオなどの番組関係者もよく来られていました。そんな事でホテル時代には、多分日本初の「演奏者サイト」をネットに作り、無料でピアニスト、ヴァイオリニスト等、楽器ごとの演奏者を写真付きでプロフィールとともに掲載しました。クラシック中心でした。


するとそのサイトから仕事が入るようになり、クラシックコンサートでの演奏者を紹介してほしいという依頼や、東京や大阪、兵庫の病院からヒーリングコンサート、マタニティコンサートの依頼を多くいただきました。メールがやっと盛んになった頃でしたのでメールで演奏者に依頼し、よくコンサートを催しました。そしてコンサートのたびにアンケートをとったのです。

どの曲が良かったですか?
どの楽器が良かったですか?
本当に癒されましたか?
選曲の仕方や曲の演奏順は?
等々。。

私の発作は、これらアンケートの結果の中の自分の好きな曲から選び、自分の身体で人体実験のように試していきました。そして様々な事が分かり、ホテルを完全に閉める前から各地でコンサートは行っていたため、依頼されたコンサートでもアンケート結果から分かった事を試してみて、さらなる音楽の効果を知る事になって行ったのです。このことは長くなるのでまた別で書きます。

そしてコンサートのアンケート結果の曲が私を救い慰め、また自律訓練法を助長し、ひどい緊張と不安からリラックスを導いてくれたのだと思います。「たかがアンケート」ではありません。

感想欄には色々な方の書き込みがあり、音楽を特別好きでない、習った事がない方からの感想も大変役立ちました。これは特に音楽が好きでない山男たちが、雪山で遭難した際に歌を歌って、自分たちを慰めるのと同じ感覚ではないか、同じような答えではと思いました。音楽が特に好きでない方の感想は貴重でした。

音は目に見えません。心も目に見えません。目に見えないもの同士が紡ぐ
不思議な力があると、その頃私はとても感じました。

3,トレーニングが必要な訳‥脳の再生 

音楽療法士や心理カウンセラーになり勉強して分かった事があります。諸説あるようですが、私の知った例では鬱などの場合、「楽しい」や「嬉しい」等、明るい方の感覚を感じる脳細胞が、悩みや困りごとで破壊されていくと言う事です。そしてそのため明るい感覚を感じなくなり、悩みがあるため、反対の暗い感覚を感じる脳細胞ばかり使ってしまい、結果「暗い感覚」しか感じない悪循環に陥ってしまうのです。

つまり私の胃痙攣のような発作は、ひどい不安と緊張が体に起こした「脳の誤作動」で、暗い感覚しか感じない脳の疲労による悪循環が原因だったと今にすれば思います。だから何度胃や腸他、内臓を検査しても何も出なかったのだと考えられます。ストレスとは怖いです。またまだその頃は「脳の誤作動」についてはそれほど研究が進んでおらず、現に発作が出ていた頃、私は脳の検査をした覚えは1度もありませんでした。

結局私は何も分からないまま、自分の身体の緊張を解きほぐすトレーニングを、自ら音楽と自律訓練法で行っていた事になるのです。このセットを行うと発作はましになり、とりあえずその時は治まりました。曲もアンケート結果のおかげで「何の曲が良いか」が、自分なりに分かっていき、これは音楽と自律訓練法の、ダブルの効果で改善したと今では思います。

私の場合は今までお話ししたように、自分の完治に約5年かかり、その後音楽療法士として音楽療法を行った鬱の方やパニック障害の方達は、大体2年前後で快方に向かいました。患者さんの主治医の先生にも協賛していただき、また病院にかかりつつ独自で来られる方もおられました。とは言っても発達障害の子供さんの方が多かったので、エビデンスがとれるほど多数の方に、鬱的な音楽療法を行ったわけではありません。

しかし脳細胞がショックや悩み、困りごとで破壊され、それが改善、再生に向かうためには、私の経験では「楽しい事」や「嬉しい事」「良い想像」がその苦しみの3倍以上必要で、私のように不安や緊張を取り除くトレーニング(私の場合発作が来るため、苦しくて何度も必須で行いましたが)をすると、大分違うのではと思います。自分の身体を通して実感しました。

セルフメンタルケアとして鬱予防や心の健康のために気が付いた時々で、心の音楽療法を使っていただけると良いと思います。時間もかかりますし、「自分で自分のメンタルを管理する」という意識も必要です。

これは破壊された脳細胞の再生(本当は再生ではないのですが)=新しく作り出す脳細胞のための育成の時間と行動だとお考え下さい。破壊にかかった時間の2倍から3倍最低必要だと私は思います。これは私の経験値です。また遺伝子も大いに関わってくると思います。

4,心の音楽療法の具体的な使い方

そもそも全ての音楽は心を癒したり、元気にしたり、気持ち良くするもので、人間に声と心臓がある限り本能的に生まれたものです。

心臓はその命が母体に宿った時から「トクトク」とリズムを打ち、生まれた瞬間「オギャ―」と高低差を持った声(音)で生まれてきます。ですので音楽はある意味「本能的」なのです。そして音楽療法がより具体的になったのは、ベトナム戦争で心が疲弊した兵士を癒すために研究、発展していったと聞いています。

さて私の書いている心の音楽療法は、時間は決めていませんが、一応
・週明け‥月曜日
・週末‥金曜日
にお届けしています。
※祭日や仕事でずれる事もあり。

これらは「1回見ておしまい」ではなく掲載した音楽に加えて、
・必要なポイント⇒不安、疲れ、アロマやハーブの説明ほか
・心理学的内容
・遺伝子的内容⇒発達障害
等にざっくり分かれています。

noteではマンツーマンで音楽療法や心理カウンセリングを行う行為ではないため、効果や事情が違ってきます。

〇目的

そのためnoteでの「心の音楽療法」は、病気の方のためというより
1,「鬱予防」として
2,治療をされている方の補助的役割
3,健常者の方で疲れた方やストレスが溜まった方のセルフメンタルケア
としてお使いいただき、その程度により繰り返し使っていただけるよう
書いています。

〇選び方

毎週書いていますがその場その時の気分に応じて、
今まで書いたものからチョイスして活用
毎週書かれているものを習慣的に活用
のいずれかお好きな方でご利用ください。

〇使い方例

 「不安が止まらない」等の場合は、
・1つの記事を繰返して行う‥「週末:不安解消・Mother Earthに癒さ
               れて」
・同じテーマの他の記事を色々使う
・トレーニング、療育、行動療法として繰り返し使う⇒効果的
・オフィスの休憩時間「ちょっと疲れたから」等の使い方でもOK
・曲の自分流アレンジ‥記事で扱った曲が夜の曲なら、あなたの好きな夜
           の曲(夜について作られた曲)に置き換えて聴く

〇注意

・脳は1度では理解、再生(育成)ができないため速攻効果は出にくい
繰り返して行う事で脳細胞の再生や活性化を目指す
・暗示の効果もあり

私は医者ではないので、医学的な見地では言えません。
「楽しい」「嬉しい」等を感じる壊れた脳細胞は元には戻りませんが、
その代わり簡単に言うと、違う脳細胞がそれに代わっていく役目や、
シナプスが繋がっていくと言う事が分かっています。

胃を病気で切除し腸と食道を直結したら、腸と食道が胃の代わりに育って
その働きを担うのと同じです。

そのためには演技でも偽装でも「楽しい」「嬉しい」等の「明るい気持ち」を、何度も繰り返して使う(感じる)必要があります。その手段として音楽は非常に簡単で使いやすいツールです。

俳優のハリソン・フォードさんが、「内気な自分を直すため俳優になり、
色々な人を演じていくうちに、演じた人の感性をもらい変わる事ができた」
という記事を読みました。心の音楽療法はこれと同じです。これも脳の育成です。

毎年1年単位で「大テーマ」を設けていますが、また時間のある時、書いた記事のその都度の分類(不安、疲れ、落込み等)をしていきたいと思います。
マンツーマンではないため、細かい説明が非常に難しく、理解しにくい部分もあるかと思いますが、さらに皆様のお役に立つよう進化、ステップアップを図りたいと思います。

以上、どうぞよろしくお願いします。


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まあふ あり余る光栄です!!