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200 不揃いな芝と鎌とハサミと私

気温が下がり、夜中の雨で濡れた庭の芝。
手入れしていた野菜付近の芝は愛らしい5センチほどだが、残り半分は…もはや緑の秘境。20センチを超え、濡れるし足を踏み入れるのをためらうほどだ。ま~この差はご愛敬である。夏は芝刈りどころではない。手入れを怠った報いより命の方が大事!というものだ。

夏の暑さで放置していたツケとはいえ、いつまでもボーボーと放置すれば蚊やバッタ、土蛙のパラダイスになる。重い腰を上げ、今朝から芝刈り開始。電気草刈り機を出すか迷ったが、「出すほどでもないんじゃないか!」と、まずは手刈りで試すことにした。

小さなノコギリ鎌、普通の鎌、柄の長い魔女鎌…どれも一長一短。
小さなノコギリ鎌で稲刈りのように握った根元を刈るが、いまいち進まない。次は普通の鎌で滑らすように腕を振るが、腕の長さが短いせいか思ったほどなびかない。ホームセンターで見かけチョイ惚れで購入した、全長1メートルを超える魔女が愛用したかのような巨大鎌。神聖な儀式に臨むかのように、渾身の力で一閃! ザシュッ! まるで映画のワンシーンのよう。しかし1メートル以上の見た目とは裏腹に、刈込みの範囲も進み具合いもイマイチ。「見た目だけ!」なヤツと毎回肩を落とす…。

最終的に、地道に芝刈りハサミでジョキジョキと刈り進めた。まるで庭師のようだ…と言いたいところだが、現実は草丈が凸凹。まるで素人が前髪カットした時のように、ちょっとみっともない。それでも、あ~でもないこ~でもないと、とっかえひっかえ作業しているうちに、30分もかからず刈り終えてしまった。取り掛かれば、意外とあっという間。ひとりブツブツと文句を垂れながらの作業は、思いのほか楽しいのがいつもの常。

30℃超えの灼熱地獄では無理でも、涼しい朝ならできる。人生もまた然り。目の前にそびえ立つ壁も、角度を変え、道具を変えれば、意外と簡単に乗り越えられることもある。

芝刈りを通して、いつも思う。

まずは一歩踏み出すことが大切!

だから~「もっと早く刈ろうよ~自分!」と…心に誓うのであった。

今回は登場しなかった私の芝刈り機
1万円しないけど、軽くて小さな庭には十分すぎる

※今日のヘッダーは、白黒ええよんさんのをお借りしました。
 ありがとうございます。