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178 家電ゼロ生活!老後不安よ、さようなら

稲垣えみ子さんをご存じでしょうか。

余分なものを一切持たないミニマルな暮らしを実践されている方です。ご自宅のマンションには、テレビも洗濯機も掃除機も、なんと冷蔵庫すらないそうです。ガスの契約はせず、料理はカセットコンロで行い、お風呂は銭湯を利用されるとのこと。収納家具は食器棚のほか、背丈ほどの中古チェストが1台。掃除はホウキと雑巾で済ませ、洗濯物はタライで洗うという徹底ぶりです。

暮らしをサイズダウンするために参考にしたのが「江戸時代の長屋暮らし」だそうで、実際に江戸東京博物館で長屋の展示を見学されたそうです。素晴らしいですね。私も江戸東京博物館が大好きで、時折訪れています。時代をさかのぼり、大正昭和の暮らしぶりをこの目で「見て」「触って」「体験できる」ブースは、映画で見るよりもずっと情緒的で、時間を忘れて見入ってしまうほどです。

私が稲垣えみ子さんを知ったのはテレビでした。特徴的なアフロヘアで出演されている女性は、当時珍しかったからです。黒髪だったアフロは、今は白髪交じりになりましたが、雰囲気は変わっていません。(ヘッダーのアフロの女性は、稲垣えみ子さんではありません。がしかし、雰囲気がとっても似ており驚きました)

稲垣えみ子さんは「豊かで便利な暮らしを手放すことは、転落するようで惨めだと思っていたけれど、むしろ逆。ものを減らすたびに、心がどんどん身軽で自由になり、暮らしも快適になりました」と話されています。

ミニマリストというライフスタイルが一般に広まったのは、2010年頃に海外からで、2015年頃に日本へ入ってきたと言われています。10年ほど経ち、日本でもかなり定着しつつあるのではないでしょうか。YouTubeなどでも多く情報が公開されていますね。

実は、私がミニマリストという生き方を意識したのは、40年以上前の20歳頃のことでした。みかん箱とスーツケース1つで自由に引っ越しをし、気軽に海外を旅することに憧れていました。実際に結婚するまで貫き通したわけですが…当時の私にとって、それは自由の象徴でした。そんな若い頃からの憧憬が、今になって稲垣さんの生き方と重なり、共感を覚えるのかもしれません。

稲垣えみ子さんの暮らしは、家電ゼロ、洋服10着…料理はカセットコンロ、お風呂は銭湯、洗濯物はタライで洗うという、まさに昭和を彷彿とさせる究極のシンプルライフです。羨ましい気持ちもありますが、現実はなかなか難しいと感じています。

稲垣さんの暮らしぶり(日経Xウーマン参照)

  • 電気……月200円ほど

  • ガス……契約せず

  • 水道……月1m3

  • ゴミ出し……2、3カ月に1回

どうすれば、このような数値や金額になるのでしょうか。
工夫や努力を重ねるうちに慣れてくるのかもしれません。そして、余計なものはどんどん削がれていくのでしょう。稲垣さんは50歳の時に、このような生活を目指したということなので、現在は60歳位になられたかと思います。60代の私から見ると少し究極的な気もしますが、反面とても魅力的でもあります。何よりも継続し続けていることに、尊敬の念を抱きます。

『好きなものを買えて好きな場所に行けることが自由ではない。何もなくてもやっていける自分が一番自由』
深いですね!、自分を信じ自分の力でやり遂げてこそ手に入るということかな…どう思われますか。

そして…私にもっとも響いた言葉は「モノをなくして老後不安減!」です。
あはは、これだけ長々綴っておいて「老後不安減!」かい!と突っ込まれそうですが、60代女性としまして、これに尽きるのあります(笑)。
どうぞ お許しください。


※今日のヘッダーは、ゆらゆらしてから考えるさんのをお借りしました。
 ありがとうございます。