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世界的な抹茶ブームが日本での供給不足を引き起こす

世界的な抹茶ブームが日本での供給不足を引き起こす


参考英語記事
https://engoo.com/app/daily-news/article/global-matcha-boom-causes-shortage-in-japan/pHTdYPQxEe-lqwucKLNVkg

2024年、抹茶の需要が過去最高に達し、日本の茶業界に大きな影響を与えています。しかし、意外なことに、この需要のほとんどは日本国内ではなく、海外からのものです。実際、日本国内での緑茶や抹茶の消費量は年々減少しています。

その一方で、海外では抹茶の人気が急上昇しています。農林水産省のデータによると、日本で生産される抹茶の半分以上が輸出されている状況です。

京都の有名茶屋も購入制限を実施

供給不足への対応として、京都の有名な茶業者である 一保堂、丸久小山園、お茶のかんばやし は、昨年初めて抹茶の購入制限を導入しました。しかし、それでも一部の商品は売り切れとなり、多くの店で在庫が不足する事態が続いています。

抹茶人気の理由:健康効果とSNSの影響

世界的に抹茶の人気が高まっている理由の一つとして、健康効果が挙げられます。抹茶には 集中力を高め、エネルギーを与える効果 があるとされており、さらに 血圧を下げたり、コレステロール値を改善 する可能性があるという研究結果もあります。

また、 TikTokをはじめとするSNSが抹茶ブームを加速 させたとも言われています。抹茶の鮮やかな緑色がインフルエンサーたちの目を引き、多くの人が 抹茶レシピの紹介、抹茶製品の購入報告、抹茶フレーバーの食べ物のレビューなどを投稿しています。中には 「本場の抹茶を買うために日本へ旅行する」 インフルエンサーも現れるほどです。

生産拡大の難しさ:時間がかかる抹茶の製造と農家の高齢化

抹茶の需要が急増しているものの、生産をすぐに増やすことは容易ではありません。その理由として、次のような課題があります。
1. 茶葉の成長に時間がかかる
抹茶用の茶葉を育てるには数年の時間が必要であり、すぐに生産量を増やすことができません。
2. 製粉に手間がかかる
抹茶は茶葉を 非常に細かい粉末状にする必要があり、製造工程に時間がかかる ため、生産スピードを簡単に上げることができません。
3. 茶農家の高齢化と後継者不足
日本の茶農家は高齢化が進んでおり、若い世代で茶業を継ぐ人が少ないことも、生産量を増やせない一因となっています。

こうした状況を受け、日本政府は 「他の種類の茶を作っている農家が抹茶の生産へ転換できるよう支援する」などの対策を検討しています。

今後の見通し

それでも抹茶の需要は今後も増加すると予想されています。専門家によると、2025年には抹茶の注文が前年比20〜30%増加 すると見込まれています。

このまま抹茶ブームが続けば、日本国内で抹茶を手に入れるのがますます難しくなるかもしれません。

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