見出し画像

ライブウィークダイアリー【12/22~12/28】

 どうもです。

 年を跨いでしまいましたが、、、
 12月22日~12月28日にあったライブレポになります。興味あるライブだけでも読んで頂ければ幸いです!


【12/23(Tue) Survive Said The Prophet「Luv Sux Sessions Tour」東京公演@EX THEATER ROPPONGI】

サバプロはいつもカッコイイ

 日本のオルタナティヴ・ロックバンド、"サバプロ"こと、Survive Said The Prophet のワンマンツアー・ファイナル東京公演に行ってきました。前回観たのは、10月のKnosisとのツーマン。その時と同様に本公演もサポートに、Ba.KOUSUKE(Knosis)、Gt.Yoichi(PassCodeバンド)を迎えた5人体制フルセットと万全の布陣となりました。

 全25曲、今現在にまで至る集大成と呼ぶに相応しい素晴らしいライブでした。丁度折り返しとなるM12「State Of Mind」まで、MCを挟まずほぼノンストップ。ステージから放たれる圧倒的なエネルギーと、それに全身で応えるフロア。小箱でのライブみたいな熱い化学反応が目の前で起きつつ、笑顔が溢れる温かい空間も同時に充満していきましたね。Gt.TatsuyaはクソデカMarshallアンプの上から跳び、Dr.Showはテクニカルかつパワフルなドラミングに加えスクリームもこなす異次元の存在感。サポート2人も笑顔を交わしながらその渦に溶け込んで。そして、全てを牽引するVo.Yosh。屈託の無い笑顔が放つカリスマ性、美しく情感ある歌唱が真っ直ぐに届いてきます。

 ハイライトのひとつは「Paradox」。EXシアターの最高音響を味方に付け、照明やレーザーによるライティングも立体的で、ステージ上の光景は余りにもシネマティックでした。また、アルバム再録を経て久々に披露された「I Guess I Won't Tell」から「Adue」への流れには思わず涙が零れましたね。サバプロ節が効きすぎていて、新旧大好きな曲です。

 特別ゲストとして、声優・沢城千春が登場したのも熱かったですね。サバプロがOPテーマを担当したTVアニメ『BANANA FISH』と、『A3!』とのコラボでカバーされた「found & lost」をライブで披露。声の通りと表現力は流石の一言。何より、Yoshさんに釣られて楽しそうな笑顔が増えていくのが良かったですね。こちらも嬉しくなります。

 ライブ本編は「EMOTINALDISTRACTION」でアルバム同様に一度幕を下ろしたんですが、ここからがこの日だけの特別な夜だったかもしません。ステージを後にした直後、TVアニメ『炎炎ノ消防隊』の台詞が流れ始めると、会場の空気が一変。アニメの世界観を意識した白衣装にチェンジしたメンバーが再登場し、新曲「Speak Of the Devil」を初披露。ゲストMasatoまで加わり、シャウトが交錯するその光景、凄まじかったです。『炎炎ノ消防隊 参ノ章』第2クールEDテーマ曲との事で、リリースが待ち遠しいです。

 更にラスト「Useless」では待ってました、遂にRyoさんも登場。まず頭を全剃りしててビックリしたんですが、似合ってましたね。フロアに飛び込んでくるハードコアなバイブスもいつも通りで最高。しかも、Wアンコールで披露された「Spectrum」で再登場。完全再現はいつ以来なのだろうか…あまりにも熱すぎる締め括りでした。

 MCもいくつか記憶に残っていて。「3年前、ここでやった時はコロナの中で制限があった。でも今日は、その2倍以上のお客さんが来てくれている。あの時からずっといてくれた人も、そうじゃない人もありがとう」と。当時その場にいた身としては、本当に感慨深かったですね。こちらこそ続けてくれて、ありがとう。また、「サバプロの音楽をこれからもBGMに使って頂けたら嬉しい。奇跡が起きる場所でまた会いましょう」と、お馴染みの決め台詞で締め括られました。

 本当にこの日も奇跡的な夜だったと思います。やはりワンマンは特別で、そこに広がる光景は決して当たり前のものではない、これまで数え切れない逆境を乗り越えてきたからこそ、目の前にある時間や空間の尊さが、強く胸に迫ってくるライブでした。10年以上追いかけているのでね、流石に色んな事が蘇りました。2025年も激動の1年だったと思います。それでも、ステージに立つ彼等を観ていると、これからも大丈夫だと自然と思えました。サバプロは本当にずっとカッコよくて、愛と笑顔に溢れた存在です。いつもありがとう!来年また遊びに行きます!

【セットリスト】
1.Love Sux
2.X_AXIS
3.Fool's gold
4.MUKANJYO
5.NE:ONE
6.I don't care
7.HI I LO
8.Last Dance Lullaby
9.Tiarra
10.Your Head
11.Paradox
12.State Of Mind
13.found & lost(feat. 沢城千春)
14.Network System
15.I Guess I Won't Tell
16.Love Successions
17.Adue
18.Confessions
19.EMOTINALDISTRACTION
20.Speak Of the Devil(feat. Masato from coldrain)
21.Hopelessly young
22.Useless(feat. Ryo Kinoshita from Knosis)
(encore)
23.Mary
24.T R A N S l a t e d
(W encore)
25.Spectrum(feat. Ryo Kinoshita from Knosis)


【12/27(Sat) 妃那子 1st ONE MAN LIVEーセイレーンの白昼夢ー/ーセイレーンの夜想曲ー@浅草花劇場】

本当に来れて良かった!!ありがとう!

 個人勢として活動するアーティスト・妃那子の記念すべき1stワンマンライブに行ってきました。2025年4月から活動開始したばかりですが、前事務所から知る方も多いはず…(気になる方は調べてみてください。私のライブレポだと2024年12月31日に遡って貰えれば)。そこから独立し、新たに歩み始めてから、ここまで息つく間もなく積み重ねてきた時間。その歩みの早さに驚かされると同時に、こんなにも早く現地で歌う姿を観られるとは思ってなかったので、嬉しかったです。

 昼公演は有難い事に最前列SS席、夜公演は2階席から。一部異なるセトリだった事もあるし、視界に広がる景色や音響も異なる形で見届けられた事で、この日の体験がより立体的で記憶に刻まれる想い出になったなと、今振り返って思います。

 兼ねてよりライブ等は、"生身の姿で歌を届けたい"と語っていた彼女ですが、その形は勿論当日まで伏せられていて。期待しつつ会場に入ると、ステージ中央に置かれていたのは、大人が一人入れそうな程の大きな箱。紗幕の様な素材で作られている箱で、足元や角には、アーティストビジュアルにも用いられている紫陽花があしらわれていました。ライブ中はそこに光が当てられ、影絵として彼女の姿が浮かび上がります。また、その周囲を囲む形でバンドメンバーがライブの世界観を支えてくれました。

Key.桑原康輔(kuwa-cchi)、Ba.梅田潤、Dr.西沢拓海、
Violin.ユキナ、Gt.yas nakajima(中嶋康孝)

 直接姿を晒さずに、その場から殆ど動けずとも、存在感は圧倒的でした。歌声については、後ほど触れさせていただきたいので、まずマイクを握っていない方の左手、その指先まで込められた力。前屈みになり、全身で声を放つ姿。リズムを刻んでいる足踏み。"歌声を届ける"と云う意志が、動作の一つひとつから伝わってきました。衣装は基本シルエットしか見えなかったのですが、ほんの数秒ステージを捌ける瞬間に見えた姿も記憶に残っています。グッズのパンフレットにはしっかり写真を載せてくださっていて、ビジュアルを完全再現した、美しく、よく似合う衣装でした。

 本公演は、彼女が愛してやまない「セイレーンの物語」を題材にしたと云うコンセプトライブ。セトリも"海"と"破滅的なヒロイン"をイメージして構成され、ポエトリーリーディングを挟みながら、物語を辿る様にライブは進行していきました。一部セトリは昼夜で異なり、微睡む様な夢の世界へ、夜はよりダークで破滅的な世界へと潜っていく選曲でしたね。

 カバー曲で特に印象に残っているのは、昼公演の「白虎野の娘」、夜公演の「I beg you」。前者はカバー動画が公開されていた事もあり、生で聴けた喜びはひとしおでした。心が浄化される様でありながら、身体がふっと軽くなる、不思議な時間だったなと…。そして昼夜ともにラストを飾ったのは、活動の原点とも言えるVermillion。大切に、大切に、抱きしめる様に歌い上げる姿が、何よりも胸に残っています。

 更に、オリジナル楽曲を3曲(+アコースティックアレンジ)サプライズ披露。なかでも「Livyatan」はMVも公開された1曲。荘厳で張り詰めた空気の中に、美しさと悍ましさが裏表のように描き出され、舞台歌手を思わせる妃那子様の歌唱は情感豊かで、強く心を揺さぶってくるものでした。「愛と死と海の詩篇」も、ケルト音楽っぽい温かみがあり、個人的にとても気に入っています。因みに、CDは終演後すぐに物販で販売され、手に取る事ができて嬉しかったです。以下のリンクからも購入できますので是非。

 妃那子様の歌には、場の空気を一変させる程の緊張感があります。カバー曲であっても、そこには確かな独自の解釈があって、歌声で"自分色"へと染め上げる力があると言いますか。原曲とは異なる味わい深さが生まれるのは、その為ですね。オリジナル楽曲に於いては言うまでもなく、その説得力は圧倒的でした。
 まるで花にそっと触れる様な上品な柔らかさ。温かく、包容力もあって。それでいて、臆する事のない、渇望にも近い勇敢な強さを感じます。今回のライブでは自身の歌を信じ、想いを叫び続ける姿を、この目に焼き付ける事ができました。ポエトリーリーディングで綴られた言葉と重なる事で、その想いはより鮮明になりましたね。印象に残っているフレーズを、いくつか記しておきます。

「私の歌は誰のためのものだったろう」
「世界の果てまで響かせたい たとえそれが誰かを滅ぼす呪いだとしても 私にとっては 生きる意味そのものだから」
「ただ一つ 確かなことは 私は歌うために存在している」

 アンコール後には初めてのMC。ここでライブ本編の緊張感が良い意味で解けましたね。配信と同様に、お淑やかでチャーミングな話し声で、思わず頬が緩みました。初ライブとしてこの会場を選んだ事について、「浅草の町が好きだったので、この場所で、目標で夢だったライブができてとても嬉しいです。さらに好きになりました」と語っていました。また、特報で来年6月7日には2ndワンマンが決定。モチーフである紫陽花を記念して6月に開催を決めたとの事です。最後には「あっという間でしたが、ホントに楽しかった」と言葉通り、満足そうな笑顔が声の表情から伝わってきました。ファンとしてもその言葉が聞けて嬉しかったです。

 改めて、ライブ会場で彼女の歌声を約1年ぶりに聴けた事が、何よりも嬉しかったです。ホントに凄まじかった。ずっと非現実感があると云うか、全てが感動的だった。やっぱり妃那子様の歌声が大好きだなと、強く実感もできて。これからも伸び伸びと歌い続け、夢を叶えていく未来が訪れる事を願っています。そして、少しでもその力になれたらと思うので、引き続き応援していきたいですね。オタクのエゴでしかないけれど、もっと大きな舞台に立てるアーティストだと思っているので。次回の2ndワンマンは、会場規模の拡大に伴い、ステージ上の見え方、映像や照明といった演出も強化され、妃那子様の歌声を更に彩ってくれるはずなので楽しみです。ステキなライブを本当にありがとうございました!

【セットリストーセイレーンの白昼夢ー】
1.Livyatan:Sheqet
2.深海の孤独(cover)
3.美しければそれでいい(cover)
4.Beautiful World(cover)
5.白虎野の娘(cover)
6.アイモ(cover)
7.ダイアモンド クレバス(cover)
8.聲(cover)
9.花の唄(cover)
10.perfect slumbers (cover)
11.愛と死と海の詩篇
12.トライアングラー(cover)
13.Sing my pleasure (cover)
14.Mythos
EC
15.逆光(cover)
16.Vermillion (cover)

【セットリストーセイレーンの夜想曲ー】
1.愛と死と海の詩篇
2.深海の孤独(cover)
3.美しければそれでいい(cover)
4.Beautiful World (cover)
5.白虎野の娘(cover)
6.アイモ(cover)
7.ダイアモンド クレバス(cover)
8.聲(cover)
9.花の唄(cover)
10.I beg you (cover)
11.亡国覚醒カタルシス(cover)
12.わが﨟たし悪の華(cover)
13.Livyatan
EC
14.逆光(cover)
15.Vermillion (cover)
16.Livyatan:Sheqet


【12/28(Sun) Palette Project 5th One Man Live『Sing for the Moment』@大手町三井ホール】

迫力すごかった!カワイイ!!

 株式会社Brave group子会社のENILIS株式会社が運営するバーチャルアイドルグループ、"パレプロ"こと、Palette Projectのワンマンライブに行ってきました。パレプロはこれまでも夏の感謝祭と年末のナンバリング、年2回の全体ライブを開催しています。コロナ禍が明けてから約2年、ずっと現地で観たいと思いながらも、現場被りなどが重なり、機会を逃していたんですよね。それが2025年のライブ納め、この5thワンマンで遂に叶いました。しかもチケットは完売で嬉しい!おめでとう!

 そんな念願叶ったライブ、本当に最高でした!募りに募っていた私の感情が爆発したのもあるのだけれど、それ以上にパレプロが想像していた"良いライブ"を軽々と飛び越えてきたんです。

 ライブを通して強く感じたのは、"全員が主役だった"と云う一点に尽きます。誰かが目立ち、誰かが支える、みたいな構図ではなく、メンバー7名、一人ひとりがそれぞれの場面、立ち位置で輝いていました。勝手な解釈で恐縮なんですが、長く"正統派"として活動してきたグループだからこそ滲み出る、矜持の様なモノを確かに感じたんですよね。

 王道を貫く事は、簡単な様でいて難しいです。今の時代は尚更。寄り道せず、ブレずに、愚直に積み上げ続ける事。その結果として磨かれた実力が鮮明に表れていて。特に「青春の現在地」と、アンコールの「キミイロクロニクル」のパフォーマンスを観ている時に強く思いました。
 王道は、王道なりに、王道を全うしたら、それはもう最強なんだなと。小細工はいらない。5年以上の活動の中で、茨の道もあったはずなんです。それでも積み重ねてきた時間は、必ず日の目を浴びる瞬間を連れてくる。その時にちゃんと輝けるのは、日々鍛錬してきた者だけだよなと。ライブを終えた後、そんな事を考えていました。

満開オタクスマイルとまらんかったで

 構成もまた王道。冒頭と終盤に全員歌唱曲を置き、中盤は3ユニットが順番にパフォーマンス。加えて今回はシャッフルパートも用意され、所属していないユニットの楽曲をカバーする嬉しい仕掛けもありました。シャッフル込みで各ユニット5曲も聴けると思ってなかったので。その際には勿論、衣装チェンジもあって。衣装の多彩さに驚きましたし、どれも可愛くて好きです。少人数グループだからこそ、楽曲や衣装、演出でステージの色彩を切り替えていく。その工夫がしっかりと伝わってきました。

 トップバッターはREGALILIA。ホントにありがとう! メタル大好き人間なので、やっと現地で全身で浴びれて狂った。ヘドバンだけでなく、ブレイクダウンでモッシュ不可避すぎる。可愛いのに、会場を沸騰させる劇薬まで持ち合わせる、バーチャルシーンで最も強いメタルユニットだと、改めて確信しました。生バンド、オルスタライブとかも観てみたいね…。

 続くSputripは、シティポップユニットらしい洗練されたバランス感が光ります。ビジュもサウンドもキラキラしていて、ダンスで魅せる場面も多かったです。「Starry☆Melody」のサビメロがほんのりエモーショナルで好き。
 3番手RouteHeartは、キュートさ全開。「ラブ・ラビリンス」で脳を焼かれました。コールも多くて楽しいし、サビは中毒性高いし、パフォーマンスの可愛さ限界突破していましたわ。会場の一体感が強く増していくのも肌で感じました。

 映像や音響面などライブクオリティについても安定していて。全体歌唱では標準的な映像構成・出力だったんですが、ユニット歌唱では上下を分割し、解像度とフレームレートも上昇。ズームアップ映像を上部に流してくれた上に、とても綺麗で没入感が高かったです。また、大手町三井ホールは別ライブで来た時は音響微妙だったのに、この日は非常に良かったです。明瞭度も量感もバランスも。用意した設備やPAが偉大だったのだと思います。

 最初から最後まで、ステージ上には、気合いと同じ位、良い意味での余裕が漂っていて。MCでも、メンバー全員がライブそのものを楽しんでいるのが伝わってきました。そんな中で、最後はしっかりクララから締めの言葉もありました。「今日のライブで、生きてて良かった、楽しかったって思える瞬間を作れていたら嬉しいです」と。その言葉通りの夜でした。本当に来れて良かったし、その言葉を聞いた時は胸が温かくなりました。

 終演後には特報があり、来年も感謝祭の開催が決定。更に、新曲が8曲以上制作される事も発表されました。むっちゃ楽しみです。改めて、2025年ライブ納めがパレプロで良かったです。ステージでキラキラしている人を観るのが好きな自分にとって、これ以上ない答え合わせと云うか、パレプロはドストライクでした。本当にありがとう!また必ず逢いにいきます!

パレプロありがとう!また必ず逢いましょう!
Palette Project(パレプロ)公式 ポストより


いいなと思ったら応援しよう!

こーへー 最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートも嬉しいですが、代わりに「スキ」や「シェア」、「コメント」してくださるともっと嬉しいです!