名取さな 1st Live「サナトリック・ウェーブ」ライブレポ
9月19日(木)EX THEATER ROPPONGI.
個人勢として活動している、VTuber"名取さな"の1stライブに行ってきました。これまで誕生日イベントである「さなのばくたん。」は川崎チネチッタ等で行われてきましたが、"音楽ライブ"と銘打ったイベントは初。しかも、生バンド編成&スタンディングまで実績解除に向けて開催されました。
参加したのは昼公演のみでしたが、十分に楽しくて大満足。歌唱パフォーマンス中は勿論の事、MC含め隅々まで楽しくて本人のエンタメ力の高さは流石だなと。記念すべき1stライブらしく、やりたい事を詰め込んでいた様にも思えたし、この日は間違いなく音楽アーティストだったと思います。
名取の影ナレを経て、定刻通り暗転。カウントダウンのOP映像を経て、「惑星ループ」で開幕しました。5年前に10万人記念で投稿された初めての歌ってみた動画ですね。古参はいきなり泣き崩れてもおかしくない、最強の1曲目だったと思います。生バンドの火力を浴びながら、オタク全員で"トゥットゥル ルットゥ ルットゥッ トゥル"って歌えたの本当に良かった。会場から大きな歓声が上がる中、続けて「ファンタスティック・エボリューション」へ。今年出たオリ曲でこちらも"Hi!!"、"Woh Oh!!"、と声出しパート沢山あるのでシンガロング出来て最高すぎました。コール必至パートは終わらず「PINK,ALL,PINK!」もここで投下。絶対に聴きたかった曲の一つなので嬉しかったです…。遡ること2020年。コロナの影響で中止になり、涙を流した初単独イベント「さなのばくたん。」で披露されるはずだった…無観客で始まった曲が遂にここまで来て感極まれり。楽しそうに笑顔で歌う名取、"PINK! PINK! ALL PINK!"と叫ぶオタク、オールピンクに染まるペンライト、最高空間でした…。
MCでは、挨拶をしつつ、ファンにもしっかり耳を傾ける姿が印象的でしたね。配信と変わらない雰囲気が出来上がってて、どのMCパートでも必ず笑いが起きてた程。勿論、現地だけではなく、「インターネットの人~?」と配信で観てるファンも置き去りにせず、「スクショしてツイートできるのは配信の方だけ!」と言葉を贈ってましたね。配信限定でギリギリ実装されたARカメラのサプライズ紹介も間に合って良かったなと…。そして、この後のMCもですが、1曲ずつ丁寧に楽曲紹介してくれたのも印象的でした。エピソードなんかも交えて、制作してくださったコンポーザーには毎度、感謝の拍手が贈られる暖かすぎ空間でした。
お次は「だじゃれくりえいしょん」⇒「アニマルま~る」の、やしきんさんパートでライブ再開。「だじゃれくりえいしょん」では、バックのスクリーンにMVが映し出されて、名取がシンクロする形に。しいたけ目になったり、サングラス付けたり、ほんの数秒でも見逃せないシーンが沢山あったのが記憶に残っています。さな王が登場して盛り上がるトコでは、照明を使ってビーム演出されていたのも良かったです。「アニマルま〜る」は振り付けがやっぱり可愛くて、MCでも踊ってくれた人を確認するやり取りがあったのも面白かった(ホントにそんなにいたか?!ってなってたw)。
お次はオリ曲「ごほうびトキメキモード」からブルーアーカイブより「わたしたちのクエスト」のカバーを披露したミツキヨさんパート。原曲はかなりピコピコしてて可愛いんですが、その賑やかさそのままにバンドアレンジだとパワフルになったの良かったなと。「わたしたちのクエスト」もこれまで沢山ブルアカ実況配信してきた彼女らしい選曲で、オタクがペンライトで会場をブルーに染め上げていたのも素晴らしい対応力でした。
早くもライブは折り返しに、ここで新曲「ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ」が初披露されました。苦しさ、もどかしさ、やるせなさと云ったマイナス感情を感じる時もあるけれど、それでも前を向いて歩いていくんだと、そんな想いを込めた楽曲だと紹介してくれて。昼公演唯一のミドルバラードナンバーだったので、しっとりと丁寧に歌い上げる姿が印象に残っています。低音から高音まで伸びやかな歌声でした…。
このまましっとり雰囲気が続くのではなく、再び熱を取り戻していく激アツパートへ突入。今年リリースしたオリ曲「オヒトリサマ」を皮切りに、wowakaの「アンハッピーリフレイン」と、ヨルシカの「八月、某、月明かり」のカバーまで駆け抜けてくれました。ブチ上がり三連コンボ、どれも最強にカッコよかったですね。鮮烈なギターを筆頭に、バンドメンバーさん達も激しくも軽やかに身体を動かして演奏しており、名取も拳を握って熱くキレキレで力強い歌声を響かせてくれて。それに応える様に熱量高く赤く染まるペンライトも良かった。「アンハッピーリフレイン」はまさかの原キーで歌って魅せたこだわりに改めて拍手喝采だし、八月某~はヨルシカ曲の中でも好みドンピシャすぎて聴けたのガチで嬉しかったです。
気付けば早くも終盤に突入し、驚きの2曲目となる新曲を披露。しかも名取本人が作詞を担当。初めはこの日のライブタイトル「サナトリック・ウェーブ」を曲名にしようとしていたらしいんですが、それだと「ここが終着点になってしまう気がするから…」と云う想いも併せて語ってくれました。
1曲目で歌った惑星ループを投稿した時も歌いたい気持ちはそこまで無かった、と正直に胸の内を明かしてくれて、以前からインタビュー等でその想いは語られていました。でも、「音楽を通してなら、皆んなに伝えられる気持ちもあるって気付けたから、これからも続けていきたい」と決意を語り、そんな想いも込めた新曲は「ソラの果てまで」。キラキラエッセンスと落ちサビから泣きも搭載したエモーショナルロックナンバーで最高でしたね…。ラスサビの"この手で届けたい このまま眠らせたくはないから"が好き。力強い決意をしかと受け取りました。
そして本編ラスト2曲へ。「パラレルサーチライト」と「足跡」が披露されたんですが、ここは有難い事に撮影OKのパートとなったので、是非動画も併せて見て頂ければなと。色鮮やかなサウンドと演出に魅了された「パラレルサーチライト」、フィナーレにピッタリなライブ映えソング「足跡」、どちらも最高でした。最後に皆んなでジャンプできたのも良かったな…。
名取さな「パラレルサーチライト」
— こーへー💊💤🍠 (@yorimoiiiiii) September 19, 2024
いよわソング最高ぉおおおおおおお#名取さな1stLive pic.twitter.com/CFdg6LzNse
名取さな「足跡」
— こーへー💊💤🍠 (@yorimoiiiiii) September 19, 2024
ド真ん中ストレートエモーショナルロックナンバー流石にライブ映えしすぎて泣き#名取さな1stLive pic.twitter.com/lbIEi5rwrZ
間も無くしてアンコール。"名取!名取!"と名取コールも発生してましたね。ファンの愛。そして、ライブTの白アレンジver. & ポニテ姿で再登場し、「モンダイナイトリッパー!」を披露。ずっと待ってたので、両手でガッツポーズよ。しかもMitsukiyo Remixのライブアレンジver.と、本当にこの日限りの1曲に仕上がってました。最高MVも後ろで流れてたし。
披露後のMCでは、「名取!がアコギ!に聞こえたんだけど⁈」って掛け合いしてたのオモロかったなと。そんなアコギな商売をしている訳じゃないけど、告知コーナーもここで行われました。那須どうぶつ王国コラボの期間延長と、初披露した新曲2曲のリリースを発表。毎月連続リリースは3曲ではなく、実は5曲だったと。もうね音楽活動に力を入れたいと、有言実行し続ける姿に感動しかないです。
そして、この日のライブを盛り上げてくれたバンドメンバーの紹介(Guitar:花形真喜、Bass:Kei Nakamura、Drums・Band Master:樋口幸佑、Key:柴﨑洋輔、Guitar:清水“カルロス”宥人、Manipulator:加藤大地)をして、本当にラスト「いっかい書いてさようなら」を披露。言葉選びや双方向性を大切に活動してきた彼女らしい繊細な歌詞が余りに良くて。皆んなでクラップもできるポップな曲で、最後には心が晴れやかにもなるので、ラストに相応しい感動の1曲だったなと。ラスサビで銀テも盛大に舞って大団円。披露後は、何度もファンに手を振ってお別れをし、幕を閉じました。
改めて、楽しすぎて面白すぎた最高のライブでした。いつも謎の親近感があって配信のノリも良く、その雰囲気は現地でも何ら変わらず健在。大喜利やプロレスなどファンとの掛け合い多めで、ちゃんと面白く昇華できるのは長い年月を掛けて築き上げた信頼関係の賜物だと思います。
ライブ演出に関しても圧巻でしたね。「さなのばくたん。」に引き続き、めちゃくちゃ綺麗で。リアル照明とバーチャル照明がちゃんと連動していた点も凄かったし、パフォーマンス後など暗転しても名取のシルエットがステージ上に残り続けていた点は実在性、安心感と云った面で素晴らしい魅せ方だったと思います。本当にどこを見てもクオリティ高かった。
念願だったであろうバンドアレンジは強すぎだし、楽曲によって表情豊かに歌い上げる名取の姿を沢山見れて幸せでした。気付けばもう7年目に突入と、V黎明期から活動を続けている数少ないVTuberの1人ですからね。続けているだけでも十分に凄いのに、次は音楽活動を頑張りたいって決めて、この日のライブも、来た人を楽しませるぞ!新しい感動を届けよう!と強い想いが歌、言葉、演出、構成…等、色んな処から伝わってきました。私は彼女の配信や活動を欠かさず追ってきた訳じゃないですが、昔から真面目で熱心な、彼女の”ひたむきさ”を尊敬しているし好きなので、その姿勢は今も変わっていないんだなと、とても感動しました。
間違い無く歴史に刻まれたライブに来れて、本当に良かったです。夜公演ではセトリも大幅に変更されていて、センス抜群のセトリ職人だなと思ったので、次回以降は両公演参加できたらなと思います。また絶対に現地で逢いましょう、本当に素晴らしいライブをありがとうございました!
2024.9.19
— さなのばくたん。INFORMATION (@37bakutan) September 19, 2024
EX THEATER ROPPONGI#名取さな1stLive
「サナトリック・ウェーブ」
SET LIST pic.twitter.com/v1b4ltCGun
【昼公演 セットリスト】
1.惑星ループ(cover)
2.ファンタスティック・エボリューション
3.PINK,ALL,PINK!
4.だじゃれくりえいしょん
5.アニマルま~る
6.ごほうびトキメキモード
7.わたしたちのクエスト(cover)
8.ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ ※新曲
9.オヒトリサマ
10.アンハッピーリフレイン(cover)
11.八月、某、月明かり(cover)
12.ソラの果てまで ※新曲
13.パラレルサーチライト
14.足跡
(Encore)
15.モンダイナイトリッパー! (Mitsukiyo Remix)
16.いっかい書いてさようなら
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