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エコプロ2022 食品メーカー出展企画案

本企画書は、環境問題等のSDGsに企業として取り組んでいる食品メーカーの依頼で、自社の3つのサステナブルブランドを主軸に、小中学生が楽しみながら環境問題を学べる体験型ブースを提案したものです。
前回出展からの課題をふまえ、回遊性のあるクイズラリーや試食、家庭での共有を促すデジタル仕掛けなどを盛り込み、事前・会期中・事後の3段階で広報展開を計画。各ブランドの担当者からの要望を取り入れながら、全体としてのトーンアンドマナーを維持し、企業としてのメッセージも発信するという企画調整・準備作業が伴う高度な案件です。
プランナーにとっては、他社と差別化できる魅力あるブースデザインから、ターゲットの体験導線設計プラン、話題拡散の仕掛け、サステナブルメッセージとキービジュアルのクリエイティブなど、専門性の高い実践スキルが必要となります。一過性のイベント事業に終わらない企業の取り組みをどう実現できるかが提案採用のポイントになります。


👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。


この事例は
「学習体験拡散型(会場での体験学習を起点に、家庭内共有・SNS波及・企業理解まで広げる企画)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)


1. 企画概要

イベント基本情報

  • イベント名: エコプロ20XX

  • 会期: 20XX年12月7日〜9日

  • 会場: 東京ビッグサイト「東ホール」ブース

出展目的とターゲット

  • メインターゲット: 小中学生

  • テーマ: 楽しく親しみやすいブランド体験で、環境への取り組みを体感・理解してもらう

  • 課題: 「体験学習型ブース」を構築し企業やブランドのエコロジーに対する取り組みをリアルに楽しみながら理解していただく

留意点

  1. 来場した小中学生が、帰宅してからも体験やコンテンツを家族や友人と共有できる仕組みを盛り込む

  2. 特定コーナーのみで滞留せず、ブース全体の回遊を促す導線や展示・演出を設計

  3. メディアやWebサイト、SNS等を活用して、事前・会期中・事後にわたって取り組みを広く発信

2. 出展コンセプト

アプローチ

企業全体としての取り組みと、サステナブルな取り組みが特徴的な代表的な3ブランドを中心に構成

  • VeggieMeat : 環境への負荷を低減するプラントベース製品

  • Soyful : 環境にやさしい製法で廃棄物を削減

  • Eco Crystal : エコキャップ等環境に配慮した包装材

メッセージ

「当社は、革新的な開発技術を用いて美味しく、ヘルシーで、環境に配慮した『サステナブルプロダクト』を提供しています」

キービジュアル

「Sustainable Products」をテーマに、カラフルで親しみやすいデザインを開発。ブース造作や制作物にあしらい、視覚的にアピール。

3. ブースプラン(3案)

Plan-A(ビジュアルウォールプラン)

  • 特徴: 全面に内照式ビジュアルウォールを使用したインパクトのあるデザイン

  • 予算: 3,000,000円

Plan-B(グリーン&エコロジープラン)

  • 特徴: 随所にグリーン造作を配置し、より環境を意識したエコデザインブース

  • 予算: 3,700,000円

Plan-C(ウッディブースプラン)

  • 特徴: 木材を多用した温かみのあるナチュラルなデザイン

  • 予算: 4,500,000円

4. ブランドコーナー展開

VeggieMeatコーナー

  • 展示内容: 製品展示、パンフレットや関連書籍の設置

  • 体験: VeggieMeat製品の試食

  • オペレーション: 製品プレゼンテーション&クイズラリー

Soyfulコーナー

  • 展示内容: 製品展示、キャラクター展示、栄養成分パネル

  • 体験: 大豆ができるまでの展示、レシピ動画上映

  • オペレーション: 製品プレゼンテーション&クイズラリー

Eco Crystalコーナー

  • 展示内容: 製品展示、再生ペットボトルができるまでのパネル

  • 体験: ペットボトルリサイクル方法の体験

  • オペレーション: 製品プレゼンテーション&クイズラリー

企業コーナー

  • 展示内容: 各ブランド映像のループ上映

  • 体験: クイズラリー4問目出題、パネルガチャ

  • プレゼント: オリジナルシール、ふりかえり学習グッズ

5. ブース回遊・帰宅後の再体験施策

オリジナルクイズラリーカード

  1. 参加者に2つ折りのクイズラリーカードを配布

  2. 4コーナーでクイズを出題(ABC3択)

  3. 正解だと思う箇所をくり抜く

  4. 全問正解者はパネルガチャでプレゼント獲得

  5. 帰宅後、特設サイトでアンケートに答えるとデジタルプレミアム獲得

6. 話題拡散プロモーション

事前展開(ティザー展開)

  • FM局SDGsイベントタイアップ(11/3)

    • エコプロ出展の事前告知と来場誘致

    • ラジオCM、番組中継等でSDGs関心層にインタビュー

会期中展開

  • FM局番組内中継

    • ブースからの生中継

    • パーソナリティが紹介、来場促進

事後展開(フォローアップ)

  • エコプロ特設サイト

    • イベントコンテンツ紹介

    • 記録写真・動画アップ

    • アンケートフォーム設置

SNS展開

  • 各ブランドのSNSで独自に告知投稿

  • ユーザーとのコミュニケーション機能

  • 事前〜会期中〜事後にわたる継続的な情報発信

7. スケジュール

まとめ

本企画は、企業の環境への取り組みを小中学生に楽しく体験してもらうことを目的とした、エコプロへの出展提案です。3つのサステナブルブランドを中心に、クイズラリーや試食などの体験型コンテンツを展開し、帰宅後も家族や友人と共有できる仕組みを構築します。事前・会期中・事後の統合的なプロモーション展開により、広範囲への情報発信と来場促進を図ります。

▶︎ この企画の「型」を再現するには

この企画がうまくいっている理由は、
SDGsという伝わりにくいテーマを、“楽しい体験”に翻訳しているからです。

企業の環境施策は、

  • 取り組みが難しく見える

  • 子どもに伝わりにくい

  • 展示を見るだけで終わる

  • 企業PR色が強くなりやすい

という課題があります。

この企画はそこに対して、
説明ではなく参加型体験で解決しています。

具体的には、

  • クイズラリーで学ぶ

  • 試食で体感する

  • リサイクル工程を触って理解する

  • プレゼントで参加満足度を上げる

など、
「知識」ではなく「体験記憶」に変えている点が強みです。

特に小中学生向け企画では、

  • 難しい話をしない

  • 自分で動ける

  • 正解したくなる

  • 家で話したくなる

この設計が非常に重要です。

さらに優れているのは、
会場だけで終わらせていない点です。

  • 帰宅後に特設サイトへ誘導

  • アンケート参加でデジタル特典

  • 写真・動画アーカイブ

  • 家族との会話のきっかけ化

これにより、

会場接触 → 再接触 → 家庭内共有 → 企業好感形成

という長い導線ができています。

これはイベント企画で成果差が出る部分です。

また、複数ブランドを扱う案件でありながら、

  • 企業全体メッセージ

  • 各ブランド個別体験

  • 共通トーン&マナー

  • 回遊導線の一体化

が整理されています。

つまり、
ブランド乱立ではなく、企業姿勢として統合して見せている。

この型は食品メーカーだけでなく、

  • 自治体SDGsイベント

  • 教育系展示会

  • 商業施設ファミリーイベント

  • インフラ企業PR

  • CSR広報イベント

  • 採用ブランディング施策

にも応用できます。

考え方はシンプルです。

  1. 難しいテーマを体験化する

  2. 子どもが自発的に動く導線をつくる

  3. 回遊設計で全体接触率を上げる

  4. 家に帰ってから再接触させる

  5. 企業メッセージへ自然につなげる

この流れで企画すると、
単なる展示会出展ではなく、記憶に残る施策になります。

ただ、この構造を毎回ゼロから考えるのは簡単ではありません。

この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。

👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=ゼロから考えなくてよくなります)

実務でそのまま使えるように設計しているので、

空欄を埋めるだけで、
課題・インサイト・施策が一本につながる企画が組み上がります。

※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟


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