地域フリーペーパーを活用したドラッグストア攻略企画
本提案は、フリーペーパー型地域メディア「Hot Pepper」の持つ“売場確保支援機能“と“ターゲット訴求力“を活用し、ドラッグストアでの即席カップ麺ブランド「XXラーメン(仮称)」の販売拡大を目指すものです。エリア限定のトライアルから始め、成功事例を基に全国展開へと段階的に拡大する戦略により、効果的なチャネル開拓と売上増加を実現します。
Hot Pepperは2023年をもって廃刊となっていますが、ドラッグストアにおける流通開拓の実践的事例として参考にしてください。
👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。
この事例は
「流通開拓型(広告施策を売上目的だけでなく、流通チャネル攻略にも活用する型)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)
1. プロモーション戦略
基本戦略
狙い: ドラッグストアでの販売増によるチャネル確立
戦略: 大手メーカーとの競争を避け、有利なチャネルを開拓することで実利獲得と他チャネルへの波及効果を狙う
戦術: ドラッグストアで有効な「Hot Pepper」プロモーションインフラを活用
Hot Pepperプロモーションインフラの特徴
メーカー・流通双方のメリットを実現する仕組み
メーカー側のニーズ
集客と売上拡大
特定エリアでの流通強化
流通開拓のきっかけ作り
インストアシェアの拡大
配荷率の大幅アップ
バイヤーとの関係強化
流通側へのメリット
売場の提供(エンド設置)
誌面掲載料の負担
来店促進施策の実施
店頭への集客効果
2. Hot Pepperの媒体特性
主要特徴
リーセンシーメディア: 売りに近いメディアとしての位置づけ
読者層: 20〜30代女性が中心(F1層)
配布方法: オフィス配布、ラック設置による効果的なリーチ
機能的メリット
売場確保支援: 配荷促進、棚取りが困難な商品の導入支援
エリア重点展開: 特定地域への深い浸透力
チャネル重点展開: 単一/複数チェーンへの集中展開
店頭露出拡大: エンド展示、独立展示の実現
連動展開: 広告、消費者キャンペーン、サンプリングとの連携
データ取得: 顧客DB、販売データの獲得
3. 実施プログラム
プロモーションフレーム
3段階のアプローチ
告知・興味喚起: Hot Pepper誌面での商品認知
購買促進・トライアル促進: クーポン利用、大陳展開、店員による推奨販売
継続購買喚起: WEBサイトへの誘引、啓蒙・詳細情報提供
クーポンシステムの種類
A) ディスカウントクーポン: 商品割引券
B) 限定プレミアム券: 「XXラーメン」もらえるプレミアム引き換え券
C) 試供品プレゼント: サンプルプレゼント
実施フロー
施策案内・決定: タイアップ先チェーンの選定、施策内容の確認
商談: 商品関連(メーカー)、売場関連(リクルート)
実施: 店頭配荷、クーポン配布、POSデータ収集
効果測定: クーポン回収、POSデータ集計、報告書作成
4. 展開計画
トライアル施策の実施企業選定条件
コラボレーションが前提で、共に商品を育てていける企業
都市型商圏にある店舗(20〜30代顧客比率が高い)
推奨販売従事者の配置が可能
加ト吉の営業力を補完できるエリア
候補企業と展開エリア
ツルハドラッグ(北海道): 札幌版30万部、旭川版3.6万部
カワチ薬品(東北): 宇都宮版6万部、郡山版5.1万部
コクミンドラッグ(関西): 大阪版20万部
合計: 69.7万部
具体的展開内容
売場展開
定番棚での展開
プロモーションスペースの確保
エンド展開、アイランド陳列、レジ横陳列
施策展開案
トライアル型: サンプル引き換えクーポン(1店舗あたり100個配布)
購買促進型: 購入インセンティブ(限定ストラップなどのプレゼント)
掲載予定
2003年6月末発行号
第1需要期(6/27号)、第2需要期(8/29号)での展開
5. ステップイメージ
Phase 1(2003年4月〜6月)
3エリア限定展開によるトライアル実施
成功事例の創造
Phase 2(2003年7月〜10月)
攻略基本パッケージの開発
ナレッジの全社共有(売上数字・施策事例・実績)
全国重点チャネルへの展開
6. タイアップチェーンプロフィール
ツルハドラッグ(北海道)
設立: 1975年5月
資本金: 40億8483万円
売上高: 750億円
店舗数: 北海道中心に203店舗
カワチ薬品(東北)
本部: 栃木県小山市
資本金: 128億4719万円
売上高: 1,482億円
店舗数: 東北中心に101店舗
コクミンドラッグ(関西)
創立: 昭和10年4月5日
資本金: 9,118万円
売上高: 595億円
店舗数: 270店舗(関西エリア101店舗)
▶︎ この企画の「型」を再現するには
この企画がうまくいっている理由は、
消費者向け販促と、小売バイヤー向け営業支援を同時に設計している点 にあります。
多くの販促企画は、
認知を取る
売上を上げる
SNSで話題化する
といった生活者視点だけで組まれます。
しかし本企画では、
売場確保
エンド展開獲得
配荷率アップ
店舗側メリット提示
POSデータ取得
成功事例づくりから全国展開
まで含めて、流通攻略そのものを企画化しています。
特に優れているのは、
“広告費”を販促費ではなく、営業武器として使っている点 です。
これは食品・日用品・化粧品・家電など、
店頭競争がある商材すべてに応用できます。
小売との共同販促
チャネル別攻略企画
地域限定テストマーケティング
成功事例の横展開
こうした設計は非常に再現性があります。
この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。
👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=営業と販促を別々に考えなくてよくなります)
実務でそのまま使えるように設計しているので、
空欄を埋めるだけで、
流通課題・営業提案・販促施策・効果測定が一本につながる企画が組み上がります。
※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟
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