『21世紀夢の技術展』官公庁ブース出展企画
テーマは、「見て、触って、体験できる発見・発明の玉手箱」
これまでの行政展示の枠を超え、最新技術を活用した360°回転シアターや
インタラクティブな仕掛けで、青少年やファミリー層が自然に「発明の面白さ」と「知的財産権の大切さ」 に触れられる、エンターテインメント性の高い体験型空間を構築しています。
ただの説明ではなく、「驚き」と「学び」が同時に生まれるストーリー設計と参加型プログラムで、誰もが「発明は誰にでもできるんだ!」と感じられる仕掛けが満載。
未来の発明家を育てるきっかけにもなる、知恵と技術を結集した新しいブース提案です。
【提案のポイント】
1. 行政ブースのイメージ刷新
これまでの「お堅い」「お役所的」な展示を脱却し、
「発明」「発見」というテーマに相応しい知恵とオリジナリティのある立体的なブースを提案。〇〇庁の新しい親しみやすいブランドイメージを構築することを目的。
2. 「体験型」重視のコンセプト設計
「見て、触って、体験できる発見・発明の玉手箱」という
エンターテインメント性の高い一貫したコンセプト。ストーリー構成を「Pre Show」「Main Show」「Post Show」と段階的に設計し、
体験を通じて学びと驚きを提供。
3. 青少年・ファミリー層に特化したターゲット設定
夏休み期間中の開催を踏まえ、小中学生の知的好奇心を刺激。
子供から大人まで楽しめるプログラム設計。
4. 最新技術(Active Vision)を活用した演出
360°回転シアターや可動式フロアを活かし、
視覚的インパクトと臨場感のある映像演出を実現。
5. ゾーニング・動線設計の工夫
スクエア型の立体ブースで内外を分け、
外観からも来場者の興味を引き、中へ誘導する導線を確立。遠景からの存在感・期待感を演出するアーティスティックな外観。
👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。
この事例は
「体験学習設計型(難しいテーマを、参加体験と物語設計によって自然に理解させる企画)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)
1. 企画概要
1.1 展示会基本情報
展示会名: 21世紀夢の技術展
ブース名称: 不思議?発見!パビリオン~光とグラフィックのバーチャル玉手箱~(仮称)
会期: 20XX年X月X日(金)~Y月Y日(日)17日間
開催時間:
日~木曜日:10:00~19:00
金・土曜日:10:00~21:00
会場: 東京国際展示場(東京ビッグサイト)東展示棟
主催: 日本経済新聞社
目標動員数: 100万人(主催者動員目標)
ブース面積: 100㎡(10m×10m)
2. コンセプトワーク詳細
2.1 プランニングにおける6つの視点
①新しい〇〇庁イメージの構築
これまでの行政ブースのあり方を一歩進めた新しいブースづくり
発明・発見を管轄する〇〇庁に相応しい知恵とオリジナリティに富んだイメージ
平面展開ではなくスクエア(立体)構成
ブースを玉手箱と見立て、様々な仕掛けが施される
②発明の素晴らしさと知的財産権
身近な発明・発見から最先端技術までを分かりやすいストーリーで展開
文化や生活の発展への寄与を追求
著作権の必然性を感覚的に理解してもらう
見て、触って、体験できるストーリー展開
③ターゲット設定
メインターゲット: 青少年(小学校~中学校)
夏休み時期に来場するファミリー層を意識
彼らの感性に響くブース設計
子供から大人まで入り込めるプログラム
④楽しさ、オモシロさが融合した100㎡
見せるブースではなく体験に主眼
来場者が無条件で楽しめるエンターテインメント性
インタラクティブな仕掛けの導入
体験せずにはいられないアミューズメントブース
⑤知識欲を刺激する著作権・発明
行政スタンスではなくターゲット視線でアプローチ
一方的な情報提供ではなく能動的な興味喚起
雑学レベルの取り付きやすいメッセージ
発見・発明のネタがギュッと凝縮されたブース
⑥発明モチベーションの喚起
発明や発見は特定の人間の産物ではなく誰もがチャンスがある
「私にもできる!」という動機づけ
発明の面白さを味わえる参加型プログラム
これから発明家を輩出するようなストーリー
2.2 ブースイメージがコンセプト
コンセプトワード: 「見て、触って、体験できる発見・発明玉手箱」
〇〇庁ブースがどのように見えるか
どんなことをやっているのか
どのように面白いのか
誰もが共通でイメージでき、多くのテーマを包括しうる言葉
3. ブース構成詳細
3.1 ゾーニングプラン
Pre Show エリア
位置: エントランス付近
内容: 発明の歴史と文明の進歩
展示物:
印刷術
織物機械
工作機械
蒸気機関
ミシン
自転車等の実物展示・写真パネル
Main Show(回転シアター)
収容人数: 36名
所要時間: 約4分間
特徴:
360°回転フロア
Active Vision装置
白色系の曲面壁
可動フロア
Post Show エリア
発明品展示ギャラリー: 現代発明作品の展示
情報検索コーナー: タッチパネル式PC
インフォメーション: 各種案内・配付物
3.2 スクエアブースの特性
スクエア形状
内側でのプレゼンテーションと外側のプレゼンテーションを分離
テーマを分け、手法を変えて実施
ブース内外のスペースと空間を効率的に利用
クローズドシアター
スクエア内部をクローズドのシアターとして活用
エンターテインメント性の高いプレゼンテーション
オープンスタイルでは成しえない説得力のある質の高い演出
シアター外展示演出
4つの面で構成される外壁を効果的に利用
シアター内のプレゼンテーションと密接に関連づけた導線ストーリー
遠景からのプレゼンス
遠景から見た場合、存在感のあるブースとして認識
見る位置や角度によってグラフィックが変わるアーティスティックなデザイン
「ブースの中はどうなっているのだろう?」という期待感を煽る
4. ストーリー構成(起承結)
4.1 Pre Show - 発明の歴史と文明の進歩
展開内容
発明発見物語~発明の歴史と文明の進歩
壁面全体が発明年表
部分的に映像モニターによる画像&音声情報提供
Main Showの布石としてカメラ・オブスキュラ
17世紀に完成していたカメラの発明を紹介
ハンディクラフト配布(カメラ・オブスキュラ工作シート)
具体的な展示セリフ例
「印刷は最初によって知識が人から人へ、国から国へと広げる大事な発見だったんだ!」
「シンガーって、ミシンを発明した人の名前だったのね」
「寸法通り正確な部品を作る工作機械は蒸気機関の技術が先になっていたんだって」
4.2 Main Show - 光とグラフィックの不思議・発見
ストーリー展開(約4分間)
①導入(ナビゲーター登場)
「発明は日常のちょっとしたことから生まれてきます」
シアター内の照明が落ち、ナビゲーターが登場
②開演~光とグラフィックの不思議・発見~
今から900年以上も昔、アラビアのイブン・アル・ハイサムの発見
暗い部屋の壁に小さな穴を開け、太陽の光を取り入れる実験
カメラ・オブスキュラの原理説明
③カメラ・オブスキュラから現代カメラへの進化
レオナルド・ダ・ヴィンチの活用
16世紀の凸レンズの発明
可動式カメラ・オブスキュラの開発
17世紀の反射式カメラの発明
④写真技術の誕生
ルイ・ダゲールとニエプスの研究
銀板と水銀の蒸気での画像定着の発見
ダゲレオタイプ(銀板写真)の完成
フランス政府による技術公開と権利
⑤現代への発展
小さな穴から光を取り込む原理の現代への応用
カメラ、映画、テレビ、デジタルカメラへの発展
グラフィックとしての記録媒体の進化
4.3 Post Show - 現代発明作品のあれこれ
展示内容
発明発見ギャラリー
知的財産権の紹介
様々な展示手法での情報提供
実物展示、パネル等
情報検索コーナー
タッチパネル式PCで権利精度全般の紹介
先端技術情報の検索
知的財産権 取得手続きの案内
5. Active Vision技術詳細
5.1 システム概要
開発: 従来のビデオプロジェクターにパン/ティルトの動きを結合
特徴: 照明機器と映像機器の2つの要素を併せ持つ
実績: 舞台、TV、イベント、博覧会等で導入
権利精度: USパテント取得済み、国内及びUK〇〇申請中
6. 外観演出手法
6.1 デザインコンセプト
三角形の壁をいくつも組み合わせた構造
展示物や情報メッセージをちりばめた不思議な城
見る方向によって異なる情報が見える
6.2 壁面グラフィックイメージ
正面: 「21世紀夢の技術展」「不思議?発見!パビリオン」メインビジュアル
左側面: 発明の歴史年表グラフィック
右側面: 現代の発明品コラージュ
背面: インフォメーション表示
7. 運営計画詳細
7.1 運営スタッフ配置
ナビゲーター(Na): 2ポスト4名
Main Show内でのナビゲーション担当
来場者とのインタラクション
コンパニオン(Co): 2ポスト3名
Pre Show誘導
Post Show案内
運営スタッフ(Sta): 1ポスト2名(1名はディレクター)
全体進行管理
緊急時対応
7.2 来場者対応フロー詳細
整理券配付
インフォメーションで配付
Pre Showエリアをご案内する
色分けされた6パターン程度のバリエーション
Pre Show対応
Pre Showスタッフは整理券を確認の上、列に並んでいただく
シアター内誘導
前回のMain Showが終了し、客出しと客入れが同時進行
来場者が入場した時点でシアターのドアが閉じられる
Main Show
ナビゲーターはシアター誘導を担当
Main Show終了後、ナビゲーターによってドアが開かれる
Post Show対応
シアター出口でのPost Show方向への誘導
Post Showをご覧にならない来場者はそのまま退出
7.3 身障者対応
Informationを基点として各セクション担当者が直接対応
車椅子等の貸し出し
8. 予算詳細内訳
展示造作工事(7,960,000円)
演出・運営費(13,110,000円)
デザイン費(500,000円)
合計:23,727,000円
9. スケジュール詳細
9.1 展示実施設計期(2000年1月~3月)
展示実施設計図書の作成
展示造作、メカ装置、映像音響、造型、グラフィック、電気設備の設計
運営基本計画策定
ステージ演出プラン作成
9.2 施工図作成・工場製作期(2000年4月~6月)
施工図作成
造型物製作
工場検査実施
映像製作・編集
運営実施マニュアル作成
ステージ演出台本作成
ノベルティ発注
9.3 設営・本番期(2000年7月)
現場設営
システム調整
リハーサル
コンパニオン研修
本番運営(7月21日~8月6日)
10. 期待される効果
〇〇庁の新しいイメージ構築
堅いイメージから親しみやすいイメージへの転換
最先端技術を活用した先進的な行政機関としてのPR
教育効果
発明・発見の歴史を体験的に学習
知的財産制度の重要性の理解促進
科学技術への興味喚起
集客効果
エンターテインメント性による高い集客力
口コミによる波及効果
リピーター獲得の可能性
この企画は、〇〇庁の新しいイメージを構築しながら、最先端技術を活用したエンターテインメント性の高い展示により、来場者(特に青少年)に発明・発見の素晴らしさと知的財産制度の重要性を効果的に伝えることを目的としています。
▶︎ この企画の「型」を再現するには
この企画がうまくいっている理由は、
本来なら堅く見えやすい行政テーマである
発明
知的財産権
制度理解
といった内容を、説明ではなく“体験”に置き換えている点にあります。
たとえば、
外観で興味を引く立体ブース設計
Pre Showで期待感を高める導入
Main Showで映像・回転シアターによる没入体験
Post Showで検索・展示による理解深化
という流れで、来場者の感情と理解を段階的に動かしています。
さらに、
子どもでも楽しめる驚き
親世代も学べる知識性
行政機関の先進的イメージ刷新
を同時に実現しているため、
広い層に価値が届く構造になっています。
つまり、
難しいことを、面白く・わかりやすく・記憶に残る形で伝える設計 がこの企画の本質です。
ただ、この構造を毎回ゼロから考えるのは簡単ではありません。
この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。
👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=ゼロから考えなくてよくなります)
実務でそのまま使えるように設計しているので、
空欄を埋めるだけで、
課題・インサイト・施策が一本につながる企画が組み上がります。
※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟
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ありがとうございます