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OSAKA MOTORCYCLE SHOW 出展プロジェクト企画

二輪車業界が長年抱えてきた「若者のバイク離れ」。
かつては憧れの存在だった二輪車も、生活の中で“必需品”としての価値を失い、生産台数や免許取得者数の減少に歯止めがかからない状況が続いていました。
そんな状況の中、OSAKA MOTORCYCLE SHOWへの出展にあたり、単なる製品展示にとどまらず、若者文化の発信地であるアメリカ村を舞台にした事前プロモーションや、『インテックス大阪にアメリカ村を出現させる』という大胆な会場演出を提案しました。

「バイクも、いいじゃん。」と押し付けがましくなく、感覚的に共感してもらえるメッセージを軸にしました。
バイクとストリートカルチャーを融合させた体験型の取り組みは、単なるメーカーブースへの集客にとどまりません。
リーディングカンパニーだからこそ果たすべき
「二輪車が再び若者の日常に存在感を取り戻す」というミッションへの挑戦として位置づけられています。


👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。


この事例は
「イメージ刷新型(既存カテゴリーにある古い印象や固定観念を更新し、新しい文脈で再評価させる企画)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)


1. 企画概要

基本情報

  • 名称: 二輪車プロモーション&17th OSAKA MOTORCYCLE SHOW 20XX(仮称)

  • 会期:

    • アメリカ村事前プロモーション:20XX年3月16日~18日

    • 本イベント:20X年3月23日~25日

  • 会場: インテックス大阪、アメリカ村BIG STEP及びアメリカ村全域

  • 主催: 大阪府二輪車協会

  • 共催: FM大阪、角川書店(予定)

  • 協賛: 各二輪車メーカー、ビッグステップ、アメリカ村等

2. 戦略とコンセプト

核心的な問題意識

企画書は、二輪車業界が直面する深刻な課題から出発しています:

  • 生産台数・出荷台数の継続的な下降傾向

  • 二輪車免許取得者数の減少

  • 若者の二輪車離れの加速

2段階プロモーション戦略

第1段階:二輪車プロモーション

  • 新しい価値観、消費財としての存在感を提示

  • アメリカ村での話題提供により、OSAKA MOTORCYCLE SHOWへの新規層誘導

第2段階:OSAKA MOTORCYCLE SHOW実施

  • インテックス大阪にアメリカ村を再現

  • 既存来場者と新規層の融合を図る

ターゲット設定

メインターゲット:二輪車ノンユーザー層&OSAKA MOTORCYCLE SHOW未来場者

  • 中学生・高校生・大学生、10~30代社会人男女

  • 無関心層、拒否層、エントリー層

3. コミュニケーション戦略

コミュニケーションワード

「バイクも、いいじゃん。バイクも、ええやん。」

デジタル展開による話題化戦略

SNS起点の話題化

  • 公式アカウント(Instagram/X/TikTok)でバイク×ストリートファッションを日常的に発信

  • ハッシュタグキャンペーン「#バイクもいいじゃん」「#アメ村でバイク」でUGC創出

  • インフルエンサー・クリエイターとのコラボレーションによる拡散

位置情報連動プロモーション

  • アメリカ村周辺での位置情報連動広告配信

  • 来街者へのプッシュ通知で体験誘導

4. アメリカ村プロモーションイベント(3/16-18)

実施内容

  1. OMS告知ポスターの掲出

  2. サテライトブース設置

    • FM大阪の協力によるDJライブトーク

    • バイクとストリートファッションのコラボレーション

  3. デジタル連動体験

    • AR対応フォトブース設置(SNSシェア促進)

    • デジタルスタンプラリーによる回遊促進

    • QRコード読み取りで限定コンテンツ配信

  4. 街頭パフォーマンス

    • ライブ配信による非来場者へのリーチ拡大

展開イメージ

アメリカ村のシンボル「BIG STEP」を中心に、リアルとデジタルを融合させた体験型プロモーションを展開。来場者のSNS投稿がリアルタイムで会場モニターに表示される仕組みで、参加感と一体感を演出。

5. OSAKA MOTORCYCLE SHOW(3/23-25)

会場コンセプト「インテックス大阪にアメリカ村出現!」

会場全体を「アメリカ村7~9丁目」として演出。デジタル技術を活用した没入型体験空間を創出。

会場構成要素

  1. BIKE CAFE&イベントステージ

    • ライブ配信対応の設備を完備

    • 来場できない層にもステージイベントを配信

  2. インタラクティブ展示

    • ARを活用したバイク体験コンテンツ

    • デジタルサイネージによる情報発信

  3. バイクもいいじゃんスポット

    • インスタ映えする撮影スポットの設置

    • 専用ハッシュタグでの投稿促進

  4. アメ村Shop

    • QRコード決済対応

    • 限定商品のオンライン予約システム

ステージイベント(ライブ配信対応)

  • バイクカスタマイズプレゼンテーション

  • アメ村インディーズグループライブ

  • インフルエンサートークショー

  • FM大阪アメ村公開収録

6. 告知・広報計画

オムニチャネル展開

オフライン施策

  • テーマビジュアル:アメリカ村全域ポスター掲出

  • 交通広告:主要路線での展開

  • FM大阪:番組内告知、生中継

デジタル施策

  • 特設サイト(スマホファースト設計)

  • SNS広告(Instagram/X/TikTok)

  • YouTube動画広告

  • Google検索連動広告

  • インフルエンサーマーケティング

コンテンツマーケティング

  • バイク系YouTuberによる事前取材動画

  • ストリートファッション系TikTokerのコラボ投稿

  • 会場の仕掛けをクリエイター目線で紹介

7. 市場分析と課題認識

現状分析

  1. 二輪車市場の縮小

    • 1998年の二輪車生産台数は84万台(対前年比約25%減)

    • 出荷台数も同様の下降傾向

  2. ターゲット層の実態

    • 二輪免許非保有者:7,200万人(全国)

    • 関西圏(大阪・京都・兵庫):約3,500万人

    • 既存ユーザー:1,200万人

    • エントリー層:600万人

  3. 若者の価値観変化

    • SNSを通じた体験共有の重視

    • 個人の判断による選択

    • デジタルネイティブ世代の台頭

8. プロモーションの方向性

基本方針

  1. 二輪車のCI=ノンユーザー層に対するイメージ再構築

  2. 若者にとって汎用性のある消費財=二輪車という話題の創出

デジタル時代の実施ポイント

  1. 体験の可視化とシェア促進

    • SNS映えする体験設計

    • リアルタイムでの話題化

  2. 段階的デジタルアプローチ

    • オンラインでの認知→興味喚起→来場誘導の設計

  3. データドリブンな効果測定

    • デジタル施策のKPI設定と改善

  4. オンライン×オフラインの融合

    • 来場前後のデジタル接点設計

9. 期待される成果

本企画は、リアルイベントの価値をデジタル技術で最大化し、二輪車業界全体の活性化を見据えた戦略的プロモーションとして位置づけられています。アメリカ村という若者文化の集積地と、デジタルマーケティングを融合させることで、二輪車に対する新しい価値観を創出し、7,200万人のノンユーザー層への効果的なアプローチを実現します。

特に、SNSを起点とした話題化戦略により、イベント期間中だけでなく、事前事後も含めた継続的なコミュニケーションが可能となり、従来の一過性のイベントから、持続的なムーブメントへの転換を図ります。「バイクもいいじゃん」というメッセージが、デジタル空間で自然に拡散され、若者の新しいライフスタイルの選択肢として二輪車が再認識される、革新的な試みといえるでしょう。


▶︎ この企画の「型」を再現するには

この企画がうまくいっている理由は、
単にイベント集客を狙っているのではなく、

“バイクそのものの印象を書き換えること”を目的にしている点にあります。

多くの業界では、

  • 古い

  • 自分には関係ない

  • 危なそう

  • マニア向け

  • ハードルが高い

といった固定観念が、新規顧客獲得の最大障壁になります。

この事例でも、若者のバイク離れという課題の本質は、
性能や価格ではなく、

生活者の頭の中で、選択肢から消えていることです。

そこでこの企画では、

  • 若者文化の中心地・アメリカ村を舞台にする

  • ストリートファッションと掛け合わせる

  • “乗り物”ではなくカルチャーとして見せる

  • AR・SNS・撮影スポットで参加体験化する

  • 会場全体を街化し、没入体験に変える

という設計で、接点そのものを刷新しています。

つまり、

商品説明ではなく、文脈変更によって魅力を再発見させる構造です。

これは非常に強い方法です。

人は知らないものには反応しませんが、
“知っているつもりのもの”にも反応しなくなります。

だからこそ、

「え、バイクって今こうなんだ」
「なんか思っていたより面白そう」

という再認識を起こす必要があります。

この型は、

  • 伝統産業

  • 自動車・住宅・保険など成熟市場

  • 来場者減少イベント

  • 若年層離れしたブランド

  • 地方観光地

  • 老舗企業のリブランディング

など、既存認知はあるが魅力が古く見えている商材で有効です。

ただ、この構造を毎回ゼロから考えるのは簡単ではありません。

この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。

👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=ゼロから考えなくてよくなります)

実務でそのまま使えるように設計しているので、

空欄を埋めるだけで、
課題・インサイト・施策が一本につながる企画が組み上がります。

※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟


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