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全国育樹祭 総合企画書(プロポーザル提出用)

森を愛し、次世代へとその想いをつなぐ――
「第XX回全国育樹祭」は、〇〇県の豊かな森林とそこに息づく文化を全国へ発信し、未来の森づくりの大切さを改めて共有するための大規模な緑化行事です。
「ふるさとの、緑が育む、人・未来」をテーマに、皇太子同妃両殿下をお迎えし、地域住民や全国からの招待者が一体となって森林のお手入れや交流を行い、森との共生を祝い讃えます。

会場では、鳥たちのさえずりを取り入れた音響演出や、子供たちの巣箱コンクール、伝統工芸や郷土芸能を織り交ぜた多彩なプログラムを用意。過去を称え、今を寿ぎ、未来を謳うという三つの柱のもと、すべての参加者が森との「歓喜のハーモニー」を体感できる演出が随所に散りばめられています。

緑の豊かさと人とのつながりを改めて見つめ直し、次世代へ誇れる森を守り育てる。その原点を見つめる本大会の軌跡を、企画書を通して振り返ります。


👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。


この事例は
「公共共感創出型(社会的意義の高いテーマを、参加体験と感情設計によって広く共感へ変える企画)」の企画です。
(※団体名等具体的名称は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)


1. 開催概要

基本情報

  • 主催: (社)国土緑化推進機構・〇〇県

  • 開催予定期日: 平成〇年秋

  • 開催場所: 〇〇県〇〇市

  • 参加予定人員: 約8,000名

  • 開催の趣旨: 緑に対する理解と森林愛護の思想高揚を図るとともに、活力ある森林を造成し、緑豊かな国土づくりを推進する

育樹行事内容

  • 皇太子同妃両殿下のお手入れ: 昭和天皇、皇后両陛下お手植えのスギ、ヒノキの枝打ち(お手入れ)

  • 県外招待者の育樹作業: 県民の森の御料林ヒノキの枝打ち

  • 県内招待者の育樹作業: 林道高原線沿線の役場林下木の手入れ

2. 開催テーマ・基本方針

大会テーマ

「ふるさとの、緑が育む、人・未来」

基本コンセプト

  1. 森林の未来像を示唆するとともに、

  2. 伝統的な森林文化の紹介

  3. 次世代を担う子供たちとふるさとの緑とのふれあいを表現する

基本方針

  • 過去を称える: 〇〇県における、緑豊かな国土づくりの伝統や活動の成果、そして尽力されてきた多くの県民・関係者の努力を称える

  • 環境を寿ぐ: 皇太子殿下をはじめ、内外から多くの参集者を得て、緑化運動のシンボルである、県民の森で歓びに満ちる今日のこの日を迎えられたことを寿ぐ

  • 未来を謳う: 次世代を担う子供たちとともに、緑の森を守り育てていくことの素晴らしさと、その活動が拓く可能性と道の拡がりを謳いあげる

3. 会場演出計画

総合テーマ

「歓喜のハーモニー」

〇〇県に育まれる歓喜のハーモニー。第〇〇回大会を契機に従来に代わる新しいスタイルを提案し、全ての参集者が、緑の一員や森に息づく生物と交歓する歓びを実感できるよう演出する。

会場環境演出のKey-word

  • 自然との共生: 周囲の自然環境との調和を充分に配慮し、自然との共生・調和のひとつの在り方を提起

  • 生命の讃歌: 育樹祭が単に緑豊かなふるさとを創るにとどまらず、鳥や獣をはじめとするさまざまな生命の源を創ることを実感させる演出

具体的な演出

  • 音響演出: 会場全体を鳥たちのサンクチュアリと見たて、さまざまな鳥たちの囀き声を環境BGM的に流す

  • 展示演出: 事前募集の巣箱コンクールの応募作品と、県や市町村の花とをセットにしたモニュメントを会場各所に配置

  • 造型演出: 伝統工芸や郷土文化を展示するログハウスを、巣箱型の仕様で製作

4. 式典構成・演出プラン

式典前アトラクション「とちぎ 森と人とのハーモニー」

  • テーマ: 鳥たちとのハーモニー

  • 内容:

    • 〇〇県 名木百選の映像紹介

    • 日光杉並木きこり名人による「吊るし切り」実演・実技

    • 木工芸品や益子焼きの創作楽器による演奏

メインアトラクション「とちぎ 大地と人とのハーモニー」

  • テーマ: 子供たちとのハーモニー

  • 内容:

    • 吹奏楽と創作楽器の演奏

    • 流鏑馬(やぶさめ)などのサウンドパフォーマンス

    • 県内外を含めた招待者全員が参加できる演出

式典後アトラクション「とちぎ 大空と人とのハーモニー」

  • テーマ: 森の樹々とのハーモニー

  • 内容:

    • 子供たちによる間伐材等を利用した記念モニュメントの製作

    • グライダーによるスカイアーチ(未来への架け橋)

    • 煙火カラー花火の打ち上げ

5. 併催行事

全国緑の少年団活動発表大会

  • 期日: 式典の前日

  • 会場: 日光市総合会館

  • 内容: 活動発表、地元郷土芸能(葛生の子供たちによる歌舞伎)、表彰式

育林技術交流集会

  • 期日: 式典の前日

  • 会場: 宇都宮市文化会館

  • 内容: 地元郷土芸能、発表、講演(山城祥二氏)

育樹祭開催記念巣箱コンクール

  • 対象: 〇〇県内の小中学校の児童・生徒

  • 目的: 明日を担う子供たちの育樹祭への興味関心を喚起し、緑を守り育てることの大切さを実感してもらう

  • 入選作品: 約100個をお手入れ会場各所の樹に設置し、皇太子同妃両殿下に披露

6. 運営計画

実施運営の基本計画

  • 安全第一: 皇太子同妃両殿下をはじめ、8,000人の参集者の安全確保を第一義の課題として捉える

  • 円滑な進行: あらかじめ定められた実施運営計画に基づいて滞みなく移動・配置

  • 正確な遂行: 秒単位で定められた式次第を滞りなく進行

運営組織

  • 全体運営本部(主催者)の管理の下、演出全般をとりしきる演出本部を設置

  • 演出進行部と演出運営部の両セクションによる明確な役割分担

  • 一本化された指示系統に基づく、迅速かつ正確な業務遂行

実施運営のポイント

  • 役割分担の明確化: 運営を統括管理する部署と演出を進行管理する部署の専門分化

  • 指揮系統の一元化: 全ての指示が管理部門から末端まで速やかに正確に伝達

  • 関係諸機関との緊密な連携体制の確立: 総合リハーサルによる最終完全管理

7. 音響・映像システム

映像システム

  • 広い会場全体に映し出す2台の大型アストロビジョンを配置

  • 衛星中継システムによりお手入れ会場の様子を式典会場で中継

  • カメラ5台体制(式典会場3台、お手入れ会場2台)

音響システム

  • Turbosound TMS-3を中心とした広域をカバーする音響システム

  • 会場全体を5つのゾーンに分けた拡声計画

  • 吹奏楽隊・合唱隊へのモニター用スピーカーも配置

8. 荒天時対応

式典会場

  • 会場: 〇〇市文化会館大ホール

  • 時間短縮: 通常の式典より短縮したプログラムで実施

  • メインアトラクション: 荒天用縮小バージョンで実施

お手入れ会場

  • 会場: 〇〇県林業センター

  • 内容: お手入れ行事のみ実施(展示・実演等は中止)

9. 予算概要

総合計: XXX,000,000円

主要内訳

  • 会場設営費: XX,XXX,XXX円

  • 演出関係費: XX,XXX,XXX円

  • 運営関係費: XX,XXX,XXX円

  • 企画関係費: X,XXX,XXX円

  • 宣伝制作管理費: XX,XXX,XXX円

  • 消費税: X,XXX,XXX円

この第〇〇回全国育樹祭は、〇〇県の豊かな森林資源と独自の森林文化を全国に発信し、次世代へ森を守り育てることの大切さを伝える重要な大会として位置づけられています。「ふるさとの、緑が育む、人・未来」のテーマのもと、参加者全員が森との一体感を実感できる演出が計画されており、特に子供たちの参加を重視した構成となっています。

▶︎ この企画の「型」を再現するには

この企画がうまくいっている理由は、
単なる式典運営や行政イベントではなく、

**“森林保全という公共テーマを、人が自分ごととして感じる体験に変えている”**点にあります。

環境保全、地域振興、文化継承、防災、教育などの公共テーマは、

  • 正しさは理解されやすい

  • でも熱量は生まれにくい

  • 参加理由が弱くなりやすい

  • 記憶に残りづらい

  • 行動変容につながりにくい

という課題があります。

この事例では、そこに対して、

  • 森と人とのハーモニーという感性的テーマ設定

  • 子ども参加型プログラムの導入

  • 巣箱コンクールなど事前巻き込み施策

  • 郷土芸能・伝統工芸との接続

  • 鳥のさえずりや木の素材感など五感演出

  • 皇室行事としての格式と地域参加の両立

を組み合わせています。

つまり、

社会的意義を、感情体験へ翻訳しているのです。

ここが極めて重要です。

人は理念だけでは動きません。

  • 誇らしい

  • 楽しい

  • 子どもに見せたい

  • 地域らしさを感じる

  • 自分も参加したい

  • 次世代につなぎたい

そう感じた時に、初めて行動します。

この企画は、

認知向上
参加促進
地域一体感醸成
次世代教育
継続的な関心喚起

まで一つの構造で設計されています。

この型は現在でも、

  • 自治体周年事業

  • SDGsイベント

  • 地域博覧会

  • 防災啓発イベント

  • 文化継承プロジェクト

  • 観光振興イベント

  • 学校連携型地域施策

などで非常に有効です。

現代版にアップデートするなら、

  • SNS参加投稿企画

  • AR森林体験

  • 子ども向けデジタルスタンプラリー

  • ライブ配信+アーカイブ視聴

  • 脱炭素可視化ダッシュボード

  • 参加者コミュニティ化施策

などを加えることで、事後波及まで広げられます。

重要なのは、
公共性を語ることではなく、

公共テーマに“参加したくなる感情導線”をつくること。

ここに企画価値があります。

ただ、この構造を毎回ゼロから考えるのは簡単ではありません。

この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。

👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=ゼロから考えなくてよくなります)

実務でそのまま使えるように設計しているので、

空欄を埋めるだけで、
課題・インサイト・施策が一本につながる企画が組み上がります。

※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟


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