プレミアムパン専門店 プロモーション企画
ブランシュール尾山台本店は、オープンから4年が経過したものの、売上・集客ともに思うような成果が出せていない状況に直面していました。
この課題を解決するために依頼主が求めたのは、単なる広告ではなく、店舗の強みを活かした「話題づくり」と「効果的な情報拡散」を組み合わせた来店促進策です。
そこで提案側は、フランス本店のマスターブーランジェ監修の限定パン販売や行列演出、パンブロガーやインフルエンサーによるSNS拡散、東急沿線の交通広告やWEB広告、エリア情報誌掲載、PR施策を多層的に展開。
池袋東武店オープンとの連動で、地域密着型のプロモーション効果を最大化し、尾山台本店の認知拡大と来店動機を生み出すプランを描きました。
この企画は、リアルとデジタルを横断しながら地域に根ざしたブランド価値を高め、継続的な集客につなげるためのヒントに満ちています。
👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。
この事例は
「地域話題化集客型(店舗の魅力を地域内で話題化し、認知拡大から来店促進までつなげる企画)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)
1. 企画概要
企画の背景と目的
現状の課題:オープンから4年を経て、売上・集客ともに期待値に達していない
目的:尾山台本店の認知拡大と来店促進
ターゲット:30代~40代主婦層
対象エリア:尾山台駅を中心に東急大井町線、田園都市線、東横線沿線の居住者
戦略:2月26日の池袋東武店オープンを機に、相乗効果を狙った集中的なプロモーション展開
2. 主要施策
2.1 店頭での話題づくり施策
フランス本店のマスターブーランジェ監修の新作パン限定発売
実施日:2月29日
内容:マスターブーランジェが尾山台本店に来店し、2016年新作パンを30個限定販売
仕掛け:
エキストラ60人による行列演出
パンに造詣の深いブロガー招待によるSNS拡散
メディアへのリリース配信と取材誘致
予算:
エキストラ手配:100万円
PR関係:100万円
2.2 SNSを活用した情報拡散施策
Instagram活用
対象:東急沿線在住でフォロワー1万人以上のインスタグラマー(インフルエンサー)
人数:10名
施策内容:
尾山台本店への来店と商品撮影
ハッシュタグ(#ブランシュール #パン #尾山台等)を付けた投稿
ブランシュールのFacebookでのシェア
予算:
インフルエンサー費用:80万円(@80,000円×10名)
コーディネート費:20万円
2.3 WEB広告出稿
①Yahoo! Display Network / Google Display Network
期間:2016年2月~8月(仮)
予算:月額40万円
ターゲティング:興味関心、年齢、性別、地域による配信
②Facebook / Instagram広告
ターゲティング:
性別:女性
年齢:30代~40代
エリア:東京都23区内、神奈川県川崎市・横浜市の一部
予算:月額40万円
2.4 エリア情報誌広告出稿
①東急沿線エリア情報誌「SALUS」
発行部数:230,000部
配布エリア:東急線・みなとみらい線95駅、東急ストア等
料金:
表3:1,500,000円
表4:1,900,000円
中面1/4:325,000円
②タウン情報誌「TokyoWalker」
掲載号:
東京ウォーカー 3/19売(校了:3月3日予定)
パンウォーカー 2月中旬発売予定
予算:
パン特集隣接4C2Pタイアップ&表4広告:270万円
パン特集隣接4C1Pタイアップ&中面4C1P広告:165万円
2.5 PR施策(パブリシティ)
①成功報酬型パブリシティ(地上波情報番組)
企画テーマ例:「麦以外のそば粉や米粉を使ったパンが今注目」
予算:TVパブリシティ企画作業費 150万円~
②TOKYO MXペイドパブリシティ
番組と料金:
「モーニングクロス」(平日7時~8時30分):50万円
「5時に夢中!」(平日17時~18時):70万円
「バラいろダンディ」(平日21時~21時55分):50万円
③ニュースリリース配信(@Press)
配信回数:3回
時期:
1回目:池袋店オープン時
2回目:6月中旬頃
3回目:9月中旬頃
予算:40万円(配信、リリース作成3回分)
2.6 東急沿線交通広告
①駅貼り広告
例:溝の口駅
掲出料:450,000円
単片費:2,000円
制作・取り付け費:100,000円
掲出期間:6カ月
②ドア横ポスター
東急線全線
B3シングル(1,250枚):2,350,000円/7日
B3ワイド(1,250枚):2,350,000円/7日
③まど上広告
各路線別料金(例:東急田園都市線)
280×515(530枚):980,000円/1ヶ月
280×1,030(530枚):1,960,000円/1ヶ月
④中吊り広告
東急全線
B3シングル(1,350枚):1,060,000円/2日
B3ワイド(1,350枚):2,120,000円/2日
3. スケジュール
2月中旬:池袋東武店オープン
2月23日:東武池袋店オープンとの相乗効果を狙い、掲載時期は2月中旬~に設定
2月26日:池袋東武店オープン予定
2月29日:フランス本店のマスターブーランジェ来店、新作パン限定販売
4. 予算概要
各施策の予算は個別に記載されており、クライアントのニーズと予算に応じて選択・組み合わせが可能な構成となっています。主要な予算項目は以下の通り:
店頭イベント:約200万円
SNS施策:約100万円
WEB広告:月額80万円
雑誌広告:165万円~270万円
PR施策:50万円~150万円/回
交通広告:媒体により大きく変動
5. 期待される効果
本プロモーション施策により、以下の効果が期待されます:
認知度向上:東急沿線エリアでのブランシュールブランドの認知確立
来店促進:ターゲット層への効果的なアプローチによる新規顧客獲得
話題性創出:マスターブーランジェ来店イベントとSNS拡散による口コミ効果
相乗効果:池袋店オープンとの連動による相乗効果の最大化
継続的な集客:長期的な広告展開による安定した集客基盤の構築
▶︎ この企画の「型」を再現するには
この企画がうまくいっている理由は、
売上不振の原因を、商品力不足ではなく
“知られていない・行く理由が弱い・思い出されない”
という集客課題として捉えている点にあります。
実際、良い店舗でも集客が伸びないケースの多くは、
店の存在を知られていない
知っていても行くきっかけがない
競合店に埋もれている
地元で話題になっていない
一度行って終わっている
このどれかです。
この企画ではそこに対し、
フランス本店職人来店というニュース性
限定商品販売という希少性
行列演出による人気可視化
パン好きインフルエンサー投稿
沿線交通広告による反復接触
エリア情報誌掲載による信頼形成
新店舗オープンとの相乗効果活用
を重ねています。
つまり、
来店理由を人工的に設計しているのです。
ここが非常に重要です。
人は「美味しそう」だけでは動かず、
今だけ
人気らしい
話題になっている
近くで見かけた
一度行ってみたい
こうした複数の動機が重なると来店します。
この企画は、
認知
興味
比較優位化
来店理由生成
再想起
までを地域圏内で設計しています。
特に実店舗ビジネスでは、
全国認知より生活圏認知の方が成果に直結します。
この型は現在でも、
ベーカリー
カフェ
スイーツ店
美容室
整体院
商業施設テナント
地域密着ブランド店
などに極めて有効です。
現代版にアップデートするなら、
Instagramリールで製造風景配信
Googleマップ口コミ導線強化
LINE会員クーポン
UGC投稿キャンペーン
Uber Eats連携認知施策
商圏半径3km広告配信
来店予約型イベント
なども強力です。
重要なのは、
広告費を増やすことではありません。
その街の人に“今行く理由”をつくること。
ここに店舗集客企画の本質があります。
ただ、この構造を毎回ゼロから考えるのは簡単ではありません。
この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。
👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=ゼロから考えなくてよくなります)
実務でそのまま使えるように設計しているので、
空欄を埋めるだけで、
課題・インサイト・施策が一本につながる企画が組み上がります。
※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟
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ありがとうございます