女性向けサプリ商品×東京ガールズコレクション プロモーション企画
「売れない理由」が見え、「売れる仕掛け」が分かる。——TGCコラボで突破した実例を解剖!
本記事では、“女性向け疲労回復サプリ「フェムチャージ(仮称)」”という一見地味な医薬系商材を、東京ガールズコレクション(TGC)とのコラボにより「おしゃれで買いたくなる商品」へと変貌させたプロモーション戦略を紹介します。
TGCのブランド力をどう商品価値に転換したか?イベント・店頭・Web・サンプリングをどう連動させたか?その裏にある「生活者視点」「流通目線」「感情の設計」まで掘り下げます。
実務資料ベースで、即自分の企画に応用可能な構成。若手プランナーや提案書作成に悩む方にとって、明日使えるヒントが満載の一冊です。
👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。
この事例は
「価値転換型(売れにくい商材に人気ブランドの世界観を接続し、“欲しい商品”へ認識を変える型)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)
1. 企画概要
商品情報
商品名: フェムチャージ
発売日: 20XX年2月発売
ターゲット: 10代後半~20代前半の女性層(疲労回復サプリエントリー層)
商品特性: スナック感覚の全く新しいジャンルの疲れドロップ錠
販売チャネル: コンビニ中心、ドラッグストア
広告展開: 未定だが大々的な広告展開は考えていない
課題整理
認知課題: 新商品をいかにターゲット層に認知させていくか
流通課題: 新カテゴリーとなる"疲れのドロップ錠"をコンビニにいかに配荷させていくか
解決方向性
"フェムチャージ"に、スタイリッシュで新しい情緒的付加価値を与えるトリガーとなる"モチーフ"を採用し、新商品ローンチ・販売促進に有効なプロモーション展開を提案。
2. 東京ガールズコレクション(TGC)とのコラボレーション
TGCとは
携帯電話向け女性通販サイト「girlswalker」運営の株式会社ブランディングが主催
服飾販売とライブのイベント(2005年3月スタート、年2回開催)
20XX年3月実績:TGC動員数xxxxxx名、SGC約xxxxxx名、2日間合計約xxxxxx名
10代後半~20代前半の女性を動員できるマンモスイベント
単なるイベントではなく、若い女性層のアイコンでありトレンド発信地
TGCの実績
セブンイレブンとのコラボ商品(ドリンク、カップスープ等)が好調なセールスを記録
コラボ商品が即完売するなど、売れる商材・話題性を感じるモチーフとして認識
TGCマルチ展開マップ
強力なコアコンテンツ(TGC)を軸に、クロスメディア展開による開発~販促・流通まで一貫したマーケティングコミュニケーションが可能:
開発: 公式商品開発、キャスティング
オンライン: girlswalker.com、fashionwalker.com、TGC公式サイト
REAL: TGCイベントステージ、イベントブース
流通: キャンペーン、アパレルコラボ、ノベルティ制作
3. プロモーション展開詳細
3.1 TGC公認商品化
TGCロゴをフェムチャージ商品パッケージに記載
販売商品、POP、webでTGCロゴが使用可能(事前審査あり)
TGCブランドイメージとリンケージし、様々な波及効果を創出
3.2 クロスメディア展開(20xx年3月~5月)
プロモーション活動展開
TGC開催時(3月上旬)
TGC本番でのステージ展開
ブース出展
スタッフSNS展開開始
TGC開催後(3月~4月)
街頭サンプリング(開催1週間後、4月第1週)
キャンペーンWebサイト運営
店頭クローズドキャンペーン
キャンペーン期間(4月~5月末)
プレゼントキャンペーン実施
Web広告展開
SNSによる口コミ拡散
3.3 店頭キャンペーン
キャンペーン概要
TGCロゴ入りのオリジナルプレミアム賞品をプレゼント
商品パッケージにTGCロゴ入り応募シール貼付
シリアルナンバーで携帯・PCから応募
ポイント制(10pt、3pt、1pt)で賞品セレクト可能
キャンペーン賞品例
TGC参加有名アパレルブランドとのタイアップ賞品
ターゲット層が"欲しい"アイテムを提供
3.4 キャンペーンWebサイト
サイト構成
TGC公式サイト内: フェムチャージ×TGCキャンペーンWebサイト開設
誘導元: girlswalker.com、fashionwalker.com、TGC公式サイト
コンテンツ案:
ブレイクメイト商品紹介
密着!モデルの一日
モデルのバックの中身をチェック
街頭サンプリングキャンペーンの紹介
3.5 TGCイベント当日プログラム
オリジナルステージ
4~5名のモデルが登場
"元気"な世界観で会場を包み込む演出
フェムチャージを持って登場し強烈にアピール
実際の利用シーンをステージ上で再現
協賛企業ブース
2小間(W7,000×D2,700×H2,400~2,500)
商品サンプリング
リーフレット配布
キャンペーン告知
来場者とのダイレクトコンタクト
3.6 街頭サンプリング
実施概要
実施時期: 20xx年3月上旬(TGC開催1週間前・開催後の計2日間)
場所:
東京:渋谷、原宿、恵比寿、代官山、下北沢
大阪:梅田、なんば、心斎橋、茶屋町
名古屋:名古屋駅周辺、錦、栄
配布数: 15,000個(7,500個×2日間)
スタッフ: サンプリング女性スタッフ10名×2日間×3箇所=のべ60名
実施内容
オリジナルデザインコスチューム"Collabomate"(コラボメイト)を編成
TGCステージから街に飛び出してきたかのようなイメージで演出
3大都市で同日・同時実施
3.7 スタッフBlog展開
TGC出演モデル/ヘアメイク/スタイリスト等を起用
TGC本番時に楽屋裏でフェムチャージ商品を提供
感想をBlogに記載してもらい、CPWebサイトと相互リンク
ユーザー目線からさりげなくターゲット層に刷り込み
4. Web広告展開
PC広告
Yahoo!JAPAN:デモグラフィック行動ターゲティング
美容サイト系ブランディングバナー
Cancam.TV、AmebaGG等
モバイル広告
美容サイトTOPバナー
au one GREE、モバイル版GREE
モバゲータウン、AmebaGG
タレントオフィシャルブログバナー等
合計: 約26,507,778imp想定、xxxxx万円
5. 費用概算
内訳
TGC協賛費: 4,000万円(通常6,000万円)
協賛ステージ(オリジナルステージ)
協賛ブース出展(2小間)
チケット提供:100枚
メディア媒体露出費:1,000万円相当分
オリジナルステージ制作費:400万円分まで
ステージ用映像制作:150万円分まで
TGCロゴ使用権
TGCブース制作費: 300万円
コラボキャンペーン: 800万円
キャンペーン賞品費
事務局費、シール印刷費、発送費別途
街頭サンプリング: 400万円
ブログ掲載料: 200万円(TGCモデル料含む)
誘導Web広告費: 1,000万円
合計: 5,700万円(税別)
6. 期待効果
生活者への効果
"フェムチャージ"商品に、スタイリッシュで全く新しい情緒的価値観を付与
ターゲット層がフェムチャージ商品を"おしゃれ""可愛い""元気"といったTGCイメージと重ねて認識
Mass(メディア)での効果
TGC公認商品として、TGCのメディアを使った商品ブランディングが可能
話題創出により商品認知スピードを高める
Field(街頭)での効果
単純な商品サンプリングではなく、演出型街頭サンプリングが実現
街頭での注目度・関心度・口コミを高める
店頭での効果
CVSでは特に好印象のTGCを活用した「売れる仕組み」を流通提供
購入促進を高め、配荷促進へと繋げる
本プロモーション企画により、新商品"フェムチャージ"の認知拡大と流通への配荷促進を同時に実現し、10代後半~20代前半の女性層獲得という「フェムチャージ」ブランドの課題解決に貢献します。
▶︎ この企画の「型」を再現するには
この企画がうまくいっている理由は、
商品の機能価値だけではなく、感情価値を再設計したこと にあります。
疲労回復サプリのような商材は、
必要性はあるがワクワクしにくい
若年女性には生活導線に入りづらい
おしゃれ・可愛い文脈に乗りにくい
店頭で手に取る理由が弱い
という壁があります。
この企画では、そこに対して
東京ガールズコレクションという強い憧れブランドを掛け合わせ、
トレンド感
おしゃれ感
楽しさ
若年女性との親和性
SNSで語りたくなる話題性
を商品側へ移しています。
つまり、
“効く商品”を、“持ちたい商品”へ変えている。
ここが非常に強い設計です。
さらに優れているのは、
コラボロゴだけで終わらず、
イベントステージ露出
会場ブース接点
街頭サンプリング
モデルBlog発信
Web広告誘導
店頭キャンペーン
まで、接点を立体的につないでいる点です。
これにより、
知る → 気になる → 試す → 買う → 広める
の流れが自然に成立しています。
この考え方は、サプリに限らず、
地味に見られやすい日用品
新カテゴリー商品の初期浸透
若年層向け商材のブランド刷新
コンビニ向け新商品の導入施策
SNS映えが必要な販促企画
などにも応用できます。
売れない商品の多くは、
性能ではなく見え方に課題があります。
この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。
👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=売れにくい商材の魅力づくりをゼロから悩まなくてよくなります)
実務でそのまま使えるように設計しているので、
空欄を埋めるだけで、
商品課題・ブランド提携・話題化施策・流通対策・購買導線が一本につながる企画が組み上がります。
※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます