MEN'S ヘアデザインワックス 雑誌編集タイアップ広告提案
男性のスタイリング需要が高まる中で、H社が初めて挑んだメンズ向けヘアスタイリング剤「MEN'S STYLIST WAX シリーズ」。本提案は、高校生から20代前半男性というメインターゲットに向けて、新商品の認知拡大と3タイプ(ハード/ミディアム/ナチュラル)の機能性を分かりやすく伝えるために練られた雑誌編集タイアップ企画です。
ポイントは、10〜20代男性の7〜8割がワックスを使用しており、スタイリングへの関心度も非常に高いという市場調査データをもとに、各雑誌の特徴を最大限に活かしたプランニングをしている点。閲読率の高い人気誌での特集や読者参加型のコンテスト、大学キャンパスでのサンプリングやポスター掲出、さらにイベント連動など、雑誌広告に留まらない多様なタッチポイントを用意し、ターゲット層に“使ってみたい”と思わせる設計になっています。
単なる広告出稿ではなく、読者の実体験を促す立体的なプロモーションがどのように構築されているのか。その具体策と、編集記事との連動で新商品をどう印象づけていくのかを学べる、企画実務者必見の提案事例です。
(注)本記事の事例は実際の企画プロジェクトをベースに構成しています。守秘義務の都合上、企業名や商品名は仮称にしている箇所がございます。
また、媒体につきましてはすでに廃刊になっているものや広告料金が変更になっている場合がございますのであくまで参考事例としてご理解ください。
👉 本記事は「企画が通る構造」を分解して解説しています。
同じ構造はテンプレートとして再現可能です。
→つまり、同じレベルの企画を再現できます。
この事例は
「体験浸透型(新商品の認知だけでなく、実際に使わせる体験接点を増やし、市場へ定着させていく企画)」の企画です。
(※企業名や商品/サービス名は 守秘義務により仮称としております)
(※他の企画事例はこちらの一覧ガイドを参照ください)
1. 提案概要
本提案書は、MEN'S STYLIST WAX シリーズの雑誌編集タイアップ広告に関する企画提案です。
商品情報
商品名: MEN'S STYLIST WAX シリーズ
種類: ハード/ミディアム/ナチュラル(3タイプ)
特徴: H社初の男性用ヘアスタイリング剤
ターゲット
主要ターゲット: 高校生~20代前半男性
広告課題
新商品の新登場感を演出
3タイプそれぞれの機能性をわかりやすく訴求
2. 市場調査データ
ヘアスタイリングへの関心度
19歳以下男性の63.9%がヘアスタイリングに気を使っている
20代男性では54.0%と依然高い関心度
ヘアスタイリング剤の使用状況
10~20代男性のワックス使用率は7~8割
19歳以下:84.6%
20代:71.8%
購入決定要因(重視する項目TOP3)
セット力・整髪力(19歳以下:61.5%、20代:59.0%)
メーカー・ブランド(19歳以下:34.6%、20代:46.2%)
価格(19歳以下:30.8%、20代:41.3%)
情報入手経路
10代男性: 雑誌から情報入手(44.4%)
20代男性: 店頭で判断(52.7%)
読者調査結果
15-24歳・髪の手入れに気を配っている男性の閲読誌ランキング:
CHOKiCHOKi(44.6%)
FINEBOYS(38.4%)
Samurai magazine(38.0%)
3. 雑誌別提案内容
① CHOKi CHOKi
掲載日: 20XX年9月24日発売号(11月号)
仕様: 4C3Pタイアップ ※3色ページ隣接
見積料金: XXX万円(H社様特別料金)
特典: 3色編集ページでの商品紹介
締切: 6月26日
② smart
掲載日: 20XX年10月24日発売号(12月号)
A案:本誌4C2P見開きTU
見積料金: XXX万円(2P掲載料XXX万+2P制作費XX万)
B案:AB版4C8Pブックイン
見積料金: XXX万円(モデルX名起用)
オプション案:本誌+smart HEAD同時掲載
見積料金: 計XXX万円
共通特典: 本誌巻頭コラム「smart Hair&Grooming」4C1PをH社様1社にてサービス
③ street JACK
掲載日: 20XX年9月24日発売号(11月号)
A案:セルフヘアアレンジコンテスト企画
仕様: 4C4P見開きTU+高校ポスター掲出(1枚×10校)
見積料金: XXX万円(全て込み)
内容:
3タイプ別セルフスタイリングコンテスト開催
優勝者にH社豪華賞品セットプレゼント
SJ読者モデルとしての起用特典
B案:芸能人起用
仕様: 4C4P見開きTU
見積料金: XXX万円(候補タレント1名ギャラ込み)
候補タレント: 〇〇〇〇他
④ Men's JOKER
掲載日: 20XX年10月10日発売号(11月号)
A案:4C4P見開きTU+大学サンプリング(10,000個)
見積料金: XXX万円(サンプリング実施料金込み)
B案:4C4P見開きTU+大学ポスター掲出
見積料金: XXX万円(ポスター制作・掲載料込み)
仕様: B2タテ・1枚×10校・1ヶ月間
⑤ FINEBOYS
掲載日: 20XX年10月10日発売号(11月号)
A案:4C2P見開きTU
見積料金: XXX万円(今回のみ特別料金)
B案:学園祭協賛企画
a.4C4Pコース: XXX万円(4P制作費込み)
ブース・校内サンプリング
校内ポスター掲出
商品展示・抽選会
本誌流用16P小冊子配布(計1万部)
b.4C2Pコース: XXX万円(2P制作費込み)
ブース・校内サンプリング
抽選会商品プレゼント
本誌流用16P小冊子配布
共通特典: グルーミング特集(4P程度)制作・隣接掲載
⑥ MEN'S NON-NO
掲載日: 20XX年10月10日発売号(11月号)
仕様: 4C2P見開きTU
見積料金: XXX万円(2P掲載料XXX万+2P制作費XX万)
特典:
集英社他誌との同時出稿でディスカウント
パブリシティ1枠
⑦ BiDaN
掲載日・展開:
10月1日発売号:4C2P TU+4C1Pイベント告知
11月中旬:イベント実施
12月29日発売号:4C4P編集ページ(イベント報告)
見積料金: XXX万円(イベント運営費等全て込み)
内容: 読者20名招待のスタイリングテクオープンレッスンイベント連動企画
協力事項: イベント参加者へのプレゼント提供
4. 提案のポイント
ターゲット層へのアプローチ
10~20代男性のワックス使用率が7~8割と非常に高い
ヘアスタイリングへの関心が高い層に効果的にリーチ
各誌の特徴を活かした企画
CHOKi CHOKi: 最も閲読率が高い雑誌での露出
street JACK: コンテスト企画による読者参加型プロモーション
Men's JOKER/FINEBOYS: 大学でのサンプリング・ポスター展開
BiDaN: イベント連動による立体的なプロモーション
機能性訴求の重視
調査データから、購入決定要因の第1位が「セット力・整髪力」
3タイプそれぞれの機能性を明確に訴求する編集内容
多様な接点創出
雑誌広告だけでなく、高校・大学でのポスター掲出
サンプリング配布による実体験機会の提供
イベント開催による直接的な商品体験
5. まとめ
本提案は、H社ブランド初のヘアスタイリング剤という新商品の認知拡大と、3タイプの機能性理解を促進することを目的としています。主要ターゲットである高校生~20代前半男性が最も接触する雑誌媒体を選定し、各誌の特性に合わせた効果的な企画を立案しました。
特に、単なる広告掲載にとどまらず、コンテスト企画、サンプリング、イベント連動など、読者が実際に商品を体験できる機会を多数設けることで、新商品の浸透を図る総合的なプロモーション展開となっています。
各誌の見積料金はXXX万円~YYY万円と幅広く、予算や目的に応じて最適な組み合わせを選択することが可能です。また、多くの企画で編集記事との連動や特典ページの提供があり、純広告以上の訴求効果が期待できる内容となっています。
▶︎ この企画の「型」を再現するには
この企画がうまくいっている理由は、
広告で知って終わりにせず、“使って理解する導線”まで設計しているからです。
新商品の立ち上げでは、
名前は見たことがある
でも違いがわからない
試すきっかけがない
結果として既存商品を買う
という壁がよく起こります。
特にワックスのようなカテゴリでは、
セット力
質感
香り
自分の髪との相性
など、実感しないと選ばれにくい商品です。
この企画はそこを正しく理解しています。
そのため、単なる誌面広告ではなく、
雑誌タイアップで世界観訴求
3タイプの違いを編集記事で理解促進
高校・大学でのサンプリング
ポスター掲出による接触頻度向上
読者参加型コンテスト
イベントでの直接体験
と、認知から試用までを立体的につないでいます。
ここが非常に強い構造です。
さらに優れているのは、
媒体ごとに役割を変えている点です。
たとえば、
人気誌 → 認知獲得
読者モデル誌 → 共感形成
学園祭企画 → 接触と話題化
サンプリング → 初回使用
イベント → 使用理解とファン化
と、媒体を単なる掲載先ではなく、
マーケティング導線として使っています。
これは現代なら、
SNSタイアップ
TikTokレビュー
インフルエンサー体験投稿
ECサンプル同梱
POPUP体験会
に置き換えて応用できます。
また、この企画は
市場調査データから逆算している点も重要です。
若年男性のワックス使用率は高い
情報源は雑誌・店頭
重視点はセット力・ブランド・価格
つまり、
需要がある市場に、選ばれる理由を設計している。
思いつきではなく、需要起点です。
この考え方は、
コスメ新商品発売
飲料の新フレーバー投入
ガジェット市場参入
アパレル新ライン立ち上げ
D2Cブランド初期拡大
にもそのまま使えます。
考え方の順番はシンプルです。
商品選択時の不安要素を特定する
認知だけでなく体験機会を設計する
媒体ごとに役割分担する
比較ポイントを明確に伝える
使用後の口コミ導線まで作る
この流れで企画すると、
“見られた広告”ではなく“売れる導線”になります。
ただ、この構造を毎回ゼロから考えるのは簡単ではありません。
この型は他の事例でも繰り返し使われており、
成果が出ているパターンです。
👉 この構造はテンプレートとして再現できます。
👉(=ゼロから考えなくてよくなります)
実務でそのまま使えるように設計しているので、
空欄を埋めるだけで、
課題・インサイト・施策が一本につながる企画が組み上がります。
※同じ構造で企画を作りたい方はこちら ☟
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ありがとうございます