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【続いてる写経 2777日め】ニッポンの文化政策、バランス悪くないですか?

先月、日本で唯一の国立の映画専門機関、国立映画アーカイブがクラファンを行うニュースが流れました。

同記事によると、

同館の2026年度予算の運営費交付金は前年度比44%減の3億5856万円。政府が国立美術館や博物館の公費依存度を引き下げる方針を示したことに伴い、大幅に削減された。事業で様々な増収策を講じても、光熱水費や人件費などの固定費にも足りないとして、CFに踏み切った。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0703J0X00C26A6000000/

44%もいきなり減らされるって??

だいたい博物館や美術館の運営には、膨大な維持費がかかるはず。光熱費をはじめ、物価の高騰により運営維持だけでも従前よりも費用がかかるはず。
逆に44%増額してもいいくらいなのでは。

文化財の保護や維持を目的とする公的な施設は、教育と同様、経済性を求めてはいけない分野と思う。

削られた分の予算は、国の政策のどこに回ったのだろう??

高市政権では、アニメ、マンガ、音楽などのコンテンツ産業は国の重点政策の17分野にあげられていて、今後5年で5000億円に増額するそう。

え?だったら、そのうち1億円くらい、回せばいいじゃん。
なんか配分悪くないですか?

コンテンツ産業ってそもそも、”ナントカ”製作委員会とか作って、大手企業が製作資金集めたり、積極的に売り込みとかやっていくから、お金は集まる仕組みと思われる。

さらに、”在庫”リスクないよね。そしてさらに一度製作すればメディアミックスで展開できて、収益を多角化できる。

一方で、日本の文化遺産の維持・保全・教育を担う博物館や美術館は、発展するにつれて、ハコモノだからお金がかかる。自主的な企画で稼ごうとしても、限界があるし、”文化財”が蓄積されれば、維持費もかかるのは自明

後世に伝えていくためにも、教育的・保全施設にはお金をかけるべきだと思います。

報道ではあまり細かい数字が出てこないけど、支援する分野と金額の配分、きちんと考えて欲しいですね。

政府の支援でうまくいったコンテンツ産業から、吸い上げて”文化保全”にむけられないのだろうか…。





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