【続いてる写経 2299日め】今年も高尾山写経大会へ
毎年7月恒例の、高尾山写経大会へ。
早朝はきれいな高尾の青空。

まずはふもとの不動堂の空海さんにご挨拶。

ケーブルカーから最初の見晴らし。
夏らしい雲。

薬王院山門くぐり、

境内へ向かいます。

今年も広間ぎっしり。
写経体験のツアー参加もあったようです。
これまでは全員同時に10時開始でしたが、先に入っていた人はすでに墨摺り始めて、どんどん書き始めていました。
今年の担当住職は、
「みなさん、二巻書いていただきます」
と宣言。
去年は書ける人は二巻でしたが、スパルタ度が高くなってました。
毎度のことながら、最初の水が多過ぎて墨するのが大変、かつだんだんエアコンがきいて寒くなる。
終わりの方は、終了した人の片付けとおしゃべりで賑やかになるので集中力が切れてしまうよね…。
何とか二巻仕上げて、外に出ると、空模様が一転曇りに。
客殿から本堂へ移動中に雨が降り始め、12時半開始の護摩祈祷の時には大降りかつ、雷様も降臨。
まー、前日にお能の『加茂』で、別雷神にお会いしたからお呼びしてしまったか❓
雷様ともに飯綱大権現様がいらしたのかも。
"カミナリ"ありがたや
ご祈祷のあと、参列者のご本尊参拝が終わったタイミングで、管主佐藤大僧正のお話がありました。
このような激しい雨の日で思い出すのは、奈良の大峯山での修行のときのこと。
5日間の修行中、連日大雨が続き、ずぶ濡れになりながら歩き続けました。
荷物もすべてビシャビシャで、山小屋で作ってもらったお弁当も、中まで雨が入ってしまい、
「雨茶漬けだ❗️」と言って、立って食べました。
この雨さえ降っていなければ、景色も楽しめるのにと雨をにくらしく思いながら修行を続けていたところ、危険な岩場に差し掛かりました。
岩を注意深く進んでいたその時に、岩の間に小さなスミレが咲いているのに気づきました。
スミレはただそこで黙って咲いている。
その姿を見て、自分がいかに雨にとらわれていたのか悟りました。
スミレのように、状況を受け入れて過ごせば良いのだ。そう感じたら、雨の修行もつらくなくなりました。
すると雨がだんだんと小降りになってきました。
このように、激しい雨もいつか収まるのです。
そんな時は静かに過ぎるのを待てば良いのです。
皆さまも捉われない心でお過ごし下さい。
約30分のご祈祷後、雨は止んでおりました。
大僧正の生々しい貴重な体験談も、雨のおかげで聞けたのは雨さま様でした。
この後はお楽しみの精進料理。

足元が危ないので頂上は諦めて、薬王院奥の院と、周辺のご参拝で終えました。
人払いされていて、静かな奥の院。



リニューアルされた大師堂でお砂踏。

薄っすらと青空が戻り、龍神様っぽい。


シメは辨財天様で。

雨もまた良きかなと思えるご参拝でした。
ま、ずぶ濡れになってないから言えることですが。
南無飯綱大権現。
