しんどい日の心のヒント#62┃信頼している人の言葉でも、違和感を感じたら立ち止まっていい
あなたにも、こんな経験はありませんか?
信頼している人から言われたことを、
「この人が言うなら大丈夫だろう」
と思ってしまうこと。
僕にも、そんな経験がありました。
でも、今は思います。
信頼している人の言葉でも、自分が感じた違和感まで無視しなくていい。
今日は、そんな僕の経験を書いてみます。
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信頼している人から「儲かるビジネス」に誘われた
以前、僕は信頼している人から、
「儲かるビジネスがある」
という話を持ちかけられたことがありました。
その時の僕は、
「もしかしたら、これはチャンスかもしれない」
と思いました。
知らない人から突然言われた話だったら、違ったかもしれません。
でも、信頼している人からの話でした。
だから僕も話を聞いて、参加してみることにしました。
最初の頃は、前向きな話が多かったと思います。
「こうなれる」
「こんなふうに稼げる」
そんな話を聞いていました。
でも時間が経つにつれて、僕の中に少しずつ違和感が出てきました。
それでも、その時の僕は、
「あの人の話だから大丈夫だろう」
と思っていたんです。
今振り返ると、違和感がなかったわけではありません。
感じていたのに、信頼している人だからという理由で、自分の中から消そうとしていたんですね。
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「何か違う」が少しずつ大きくなった
参加してから、
人をもっとしつこく誘うように言われたり、
「こうしないと稼げない」
というような、不安になることを言われたりするようになりました。
そして僕自身も、人にそのビジネスの話をしました。
すると、避けられるようになることもありました。
その時は、
「どうしてだろう」
と思っていました。
自分では良いと思って話している。
信頼している人から教えてもらったものでもある。
それなのに、人との関係がおかしくなっていく。
だんだん、
「何か違うんじゃないか」
という気持ちが大きくなっていきました。
そして、僕を誘った人のしつこさにも、少しずつ不信感を持つようになりました。
信頼していた人だからこそ、すぐに「おかしい」とは思えませんでした。
信じたい気持ちもある。
でも、何か違うと感じている自分もいる。
心の中に、そんな不思議な迷いがありました。

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信頼しているからこそ、断りにくかった
今振り返ると、僕が迷った理由の一つは、
誘ってきた人を信頼していたからだと思います。
信頼している人の言葉は、疑いにくいものです。
「自分の考えすぎかな」
「せっかく誘ってくれたのに」
「もう少し続ければ分かるのかな」
そんなふうに、自分の違和感よりも相手の言葉を優先してしまうことがあります。
特に、人との関係を大切にする人ほど、
「断ったら悪いかな」
と思ってしまうかもしれません。
僕もそうでした。
でも、違和感はなくなりませんでした。
そんな時、昔の苦しかった経験が頭をよぎりました。
僕は以前にも、自分の気持ちより相手を優先して、苦しくなったことがあります。
そこで思い出したんです。
自分を大切にしないまま頑張っても、結局どこかで苦しくなる。
今回も、自分の中にある違和感を無視してはいけないんじゃないか。
少しずつ、そう思うようになりました。
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最後は、自分を守るためにはっきり断った
僕は、そのビジネスを断ることにしました。
すると今度は、不安になるようなことを言われました。
それでも、
「ここで曖昧にしたら、また同じことになる」
と思い、はっきり断りました。
そこで、ようやく終わりました。
相手を嫌いになったからではありません。
相手のすべてを否定したかったわけでもありません。
ただ、
これ以上続けることは、自分にとって違う。
そう思ったからです。
あとになって、もう一つ思ったことがあります。
人が離れようとしている時に、不安になる言葉を使って引き止める。
それは、本当に相手のことを思っているのだろうか、と。
もちろん、相手には相手の考えがあったのだと思います。
でも僕は、
「不安だから続ける」
という選び方ではなく、
「自分が納得できるから続ける」
という選び方をしたいと思いました。
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苦しかったのは、自分の感覚を信じられなかったから
今回のことを振り返って、一つ気づいたことがあります。
僕が苦しかったのは、ビジネスの内容だけではありませんでした。
信頼している人の言葉と、
自分の中にある違和感。
その二つの間で迷っていたことも、苦しかったのだと思います。
「この人を信じたい」
でも、
「何かおかしい気がする」
どちらを信じればいいのか分からなくなる。
だから、なかなか断れなかったのかもしれません。
でも今なら思います。
人を信頼することと、その人の言うことを全部受け入れることは別です。
信頼している相手でも、
「これは違う」
と思うことはあります。
それでいいのだと思います。
僕にとって信頼できる人とは、
「この人は自分の味方でいてくれる」
と思える人です。
だからこそ、相手の気持ちを無視して、自分の要求だけを押しつけ続ける関係は、少し違うんじゃないかと思うようになりました。
信頼は、一方だけが我慢して成り立つものではない。
この経験から、そんなことにも気づきました。
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断ることは、相手を否定することではない
僕は以前、
断ることに対して、
「相手に悪い」
という気持ちを持つことがありました。
でも今回の経験から、
少し考え方が変わりました。
断ることは、
相手そのものを否定することではありません。
自分が受け入れられないものに、境界線を引くことです。
相手には相手の考えがあります。
自分には自分の考えがあります。
どちらかが全部正しいと決めなくても、
「僕はここまでにします」
と言っていい。
それも、自分を守るために必要な選択なのだと思います。
そして今回、僕が本当に大切だと感じたことがあります。
それは、
人間関係は「対等」であること。
どちらか一方だけが我慢したり、
どちらか一方の言葉だけに従ったりする関係ではなく、
お互いの気持ちや考えを大切にできること。
それがなくなってしまえば、どこかで苦しくなり、関係も崩れてしまうのだと思います。
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違和感を感じたら、すぐに答えを出さなくていい
もし信頼している人から何かを勧められて、
少しでも、
「何か変だな」
「本当にこれでいいのかな」
と感じたら、
その場で答えを出さなくても大丈夫です。
今日からできることは、とても小さなことです。
「一度、持ち帰って考えます」
と言う。
それだけでもいいと思います。
その間に、
「断ったら嫌われるか」ではなく、
「自分は本当はどう感じているのか」
を考えてみる。
できれば、その話と直接関係のない人に相談してみる。
お金や契約が関わることなら、その場で決めない。
不安を強く煽られたり、急いで決断するよう求められたりした時ほど、一度立ち止まる。
それだけでも、自分を守る時間を作れます。
ただ、相談する相手についても、僕は少し気をつけたほうがいいと思っています。
よく知らないまま、
「絶対に危ない」
「やめたほうがいい」
と不安だけを大きくする人もいるからです。
勧める側でも、止める側でも、
不安を煽って相手を動かそうとする言葉には、一度立ち止まったほうがいい。
僕はそう思うようになりました。
ただ、こういうことを最初から見抜くのは難しいです。
僕自身も経験したからこそ、少しずつ気づけるようになりました。
だから、見抜けなかった自分を責める必要もないと思っています。
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自分の中の「何か違う」を無視しなくていい
人と関わって生きていれば、
すべての人を最初から見極めることなんて、難しいと思います。
僕にも分かりません。
だから、
「人を信じてはいけない」
とは思っていません。
大切なのは、
人を信じながら、自分の感覚も大切にすること。
信頼している人でも、
長く付き合っている人でも、
「何か違う」と感じることはあります。
そんな時は、
相手との関係を守るために、自分の気持ちを押し込めなくてもいい。
立ち止まってもいい。
断ってもいい。
距離を取ってもいい。
違和感を感じた自分を、
「考えすぎだ」
とすぐに否定しなくていいんです。
その小さな感覚が、
自分を守るための大切なサインになることもあるのだと、
僕はこの経験から気づきました。
人を信じることも大切。
でも、自分を信じることも同じくらい大切です。
今日もし何かに迷っているなら、
すぐに答えを出さず、
一度だけ自分に聞いてみてください。
「僕は、本当はどう感じているんだろう」
そこから考えても、遅くないと思います。
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「断りたいのに、相手のことを考えると断れない」
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今の自分に必要だと感じた時に、読んでみてください。
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