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「相手になりきる力」が、私には過剰に与えられている〜服も、保護犬も。「もう一度繋がれる」を信じている〜

「相手になりきる力」が、私には過剰に与えられている。

その力で今、2つのことを走らせている。

一つは、クローゼット診断。その人の気持ちになりきって、その人が安心して社会に立てる服を整えること。

もう一つは、保護犬の存在と現状を知ってもらい、少しでも状況を改善するための活動。

「犬の気持ちになりきってみた」

悲しかった。自分のことより、悲しかった。

なぜなら犬は、本当に優しく、まっすぐで、人を信じる心を持っていることを知っているから。

もし自分だったら、と考えた。

ある日突然、大好きだった場所を失う。
昨日まで当たり前だった景色が消えて、
どうしていいかわからなくなる。

人間なら、理由を探したり、誰かに助けを求めたりできる。

でも犬は、「どうして?」を言葉にできない。

それでも、人を信じ続ける子がいる。
会いたいと待ち続ける子がいる。

その姿を知ってしまうと、
「仕方ない」で終わらせたくなくなる。

だから私は、
ただ“かわいそう”で終わらせたくないと思っている。

もし傷つける人がいるなら、
その傷を、少しでも温かく包める人もいてほしい。

傷ついた存在が、
もう一度安心して眠れる場所を増やしたい。
あの美しい瞳には、
怯えた影じゃなく、
本来のまっすぐな光を宿していてほしい。

「相手になりきる力」は、時々重たい。

悲しみまで、自分のことのように流れ込んでくるから。

でも同時に、この力があるから動ける。

知ってもらえたらと思う。
少しだけでも、感じてもらえたらと思う。

犬の気持ちを全部理解できなくてもいい。

こういう存在がいることを、
少しだけ知ってもらえるだけでも、
優しさは増えていくと信じている。

服も、生活習慣も、何もかも。最初の一歩を踏み出すことが難しい。
でも、その一歩だけが未来を動かす。

🐾 知ることが、最初の一歩になる。

『今日のクマさん』
クマさんはある日、森の端で一匹の犬に会った。 誰かを待っているようだった。ずっと待っていた。 クマさんは聞けなかった。でもそばにいた。 傷ついた存在が、また誰かと繋がれる日が来るように。


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