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(ハル)

#はじめてのインターネット

インターネットはできた時からやっている。iモードができた時はそりゃあ驚いた。
そして当時みんなこぞってiMacを買い、私に使い方を聞いてきた。

何故なら私はインターネットができる前、パソコン通信からのパソコン愛用者だったから。
...画像なんてものはなく、「一生使うから」とごねて中学生の時に曽祖母に買ってもらったパソコン。
とても子供が買ってもらえるようなものではなかったが「一生使うなら....」で勝利した。

後妻である曽祖母に支給されていた戦争の軍人遺族恩給でまさかひ孫にパソコンを買わされるとは戦死した先祖(?)も予想しなかったと思う。

父親からは「無線みたいなのは北◯鮮のスパイみたいで気持ち悪いからやめろ」と言われていたが、そんなのお構いなしに夜な夜な知らないお兄さんやお姉さんとの交流をしていた。
何故、お兄さんやお姉さんかというと
その時代の年寄りはパソコンなんてものは触ったこともなく、私と同年代の中でパソコンを持っているのは私と一部の「パソコン同好会」みたいなオタクと、亡くなったお父さんがMicrosoftに勤めていたという帰国子女の友人だけだったから。

だから私もパソコン通信をやっていることはクラスではあまり話さなかった。

どうやって使い方ややり方を覚えたのかも覚えてないが、当時「パソコン通信」という雑誌が出ていたからそれを買ってたんだと思う。

そして時代は変わり、ついにインターネットが始まった。
その頃「マッキントッシュ」を手に入れた私はアイコンを全て「パップラドンカルメ」にしたら、どれがどれだかわからなくなったが、ゴミ箱がパクパクしてかわいいのでそのままにした。

「マッキントッシュ」にはちょこちょこ「イースターエッグ」と言われる隠れ仕様が隠されていることもあり
パソコンは私の最高の遊びアイテムであり学習アイテムでもあり、沢山の知識を得て沢山の「心の友」を作るアイテムとなった。

主に60年代のファッション、音楽やカルチャーが好きな私は同じ趣味を持つ5歳くらい年上のお姉さんが管理人をしているホームページに本名で出入りしていて
詳しいお兄さんお姉さんに色んなことを教えてもらい、
「キリ番ゲット」してモンドリアンのかわいい絵葉書を送ってもらったこともあった。

そして何年も経ち
友達とお酒を飲みながらそんな話をしていたら.......

なんと....なんとなんと.....
私が慕っていた「お姉さん」はその人だった。
そういえば葉書を送ってくれた名前と一緒だ!!!
と盛り上がり、後日、大切に保管していたその葉書を本人に見せてまた盛り上がった。

今ほどインターネットに悪意がなく、信頼してリアルの友達に言えないような心の中を吐き出しあって夢みたいな話をしながらも
「この人は本当に存在するんだろうか?」なんていうSF感もあった初期のインターネット。
当時の私が大好きだったこの映画を検索したらあったから、きっとあの頃の出来事は夢じゃなかったんだと思う。

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