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男性の育休、正直どうだった?パパが語る“取得してよかった”リアルな理由6選【医療職・3児の父が語る】

目次



はじめに|なぜ今「男性の育休」なのか

近年、男性の育休取得が増加しているとはいえ、未だに取得率が低い現実があります。2023年のデータでは、日本の男性の育児休業取得率は**14.3%**に留まっています。もちろん、以前に比べれば増加していますが、依然として「育休=女性が取るもの」という古い認識が根強いのが実情です。

私もその一人でした。2022年に第3子が生まれた際、職場で育休を取得するという選択肢がほとんど考慮されていない状況でした。まだ、非情に珍しかったため、地域の広報誌やSNSでも特集されたぐらいです。育休を取ったことで見えてきたこと、得られた経験は、私にとって今後の人生に大きな影響を与えることになりました。


男性の育休取得率と、取得の壁

職場の文化と価値観

私が育休を取ったとき、職場内で男性の育休取得はほとんど前例がありませんでした。上司や同僚も「男性が育休を取るなんて、これから先どうなるんだろう?」と心配していたのは事実です。このように、職場の文化や理解が足りていないと、育休を取得すること自体がハードルとなる場合が多いのです。必要な育休取得の書類すら存在しない、そんなこともあり得ます。

経済的な不安

育休中は給与が減少することが予想されるため、家計に与える影響を気にする男性は少なくありません。というか、一番不安な部分かもしれません。私も最初は「収入が減って家計が困るかも」と不安でした。育休を取る前に、手取りが減少することをシミュレーションし、その結果2~3万円程度の減収であることが分かり、何とか乗り越えられると感じました。約二年たった現在、その2~3万円以上の価値・経験があったのは言うまでもありません。

社会的なプレッシャーと理解不足

「男は仕事、女は家庭」という古い価値観が未だに存在しています。そのため、育休を取ろうとする男性に対して、周囲から「仕事を放棄するのか?」というプレッシャーがかかることもあります。私も最初は、同僚や上司がどう思うかを気にしていました。職場での立場もあり、不安しかありませんでした。


産後のママの体と心に必要なサポート

出産直後、ママの体と心にはどれほどの負担がかかっているのでしょうか?

産後は「産褥期」と呼ばれる時期で、体が回復するために6〜8週間が必要と言われています。授乳、オムツ替え、寝かしつけ、そして育児における精神的な負担が重なり、ママの体調はかなり不安定になります。

特に最初の1ヶ月が最も辛い時期です。この時期、ママはほとんど眠れず、体力的にも精神的にも限界が来ることが多いのです。その中で、私が仕事に復帰するのは本当に無理がありました。眠れない、疲れが取れない状態での勤務は、患者さんに対してもリスクを伴います。

私が医療現場で勤務していたこともあり、患者さんへの影響を真剣に考えると、自分が体調不良の状態では良い治療ができないと実感しました。家事や育児をサポートすることで、妻が心身ともに回復し、結果的に家族全体の健康が改善されたのです。ここは医療安全管理者の資格や管理職としての見方があったからこそかもしれません。


4. パパ育休を取って気づいた「6つのメリット」

実際に育休を取ったことで、どんなメリットがあったのかをご紹介します。

1. 妻の不安が減ったかも

最初の1ヶ月、家にいることで妻の表情が明るくなりました。家事や育児の負担を少しでも軽減できることが、勝手ながら妻にとっての助けになったのではないかと思っています(誠に勝手な解釈で申し訳ないですが)。

2. 育児スキルの向上

最初は、ミルクの準備やオムツ替え、寝かしつけといった基本的なことが全くわからなかった私ですが、育休を取っている間にこれらのスキルが大幅に向上しました。今では、何も考えずにミルクを作り、オムツを替え、寝かしつけをすることができるようになりました。これからの育児生活において、自分の成長を感じることができました。何でもはじめのうちに挑戦し、失敗する事の重要性を感じました。

3. 家族の絆が深まった

育休を取ることで、家事や育児の分担をしながら、妻とともに日々を過ごしました。その結果、家庭内での役割分担がスムーズになり、家族としての一体感が高まりました。妻の負担が減ることで、家の中の雰囲気も穏やかになり、家族全体の健康や幸福感が向上しました。妻が子供たちのために時間割の確認をしたり、学校への提出物の記入をしたり、部活動のやりとりをしたりと多くのことを陰ながらしていることに驚かされ、自分ができる家事は可能な限りチャレンジしようと見つめ直しました。

4. 働き方の見直し

以前は「自分がいなきゃ」と仕事を最優先にしていましたが、育休を取ってみると、もっと家庭に目を向け、他の人に任せることの重要性に気づきました。職場に戻った今も、責任感を持ちつつも、仕事と家庭をバランスよく両立させることを意識しています。

5. 復帰後の職場の成長

育休中に、後輩たちが仕事を引き継ぎ、成長している姿を見ました。管理職として、彼らが自分の代わりに活躍する姿を見ることができたのも、育休ならではの副産物でした。育休中に職場がより良く回る姿を目の当たりにし、自分の業務を効率化する方法や後輩に任せる重要性を再認識しました。

6. 人生を振り返る時間が得られた

育休を取ることで、育児に追われながらも、自分自身の人生を振り返る貴重な時間を得ることができました。理学療法士として18年、ずっと走り続けてきた私にとって、日々の忙しさに流されることなく、自分のこれまでの歩みや今後のライフプランを見つめ直すことができたのは大きな収穫でした。

育児の合間に、ふと立ち止まり、自分の人生にどれほどの意義を持っていたのか、今後どんな人生を歩みたいのかを考える時間ができたことは、私にとってとても重要なことでした。育児が最優先であることはもちろんですが、この時間があったからこそ、家族全員がこれからどんな未来を描き、どう共に過ごすのかを考える機会が得られました。

「24時間ずっと育児をするわけではない」と思う瞬間もありましたが、その合間に自分を見つめ直すことができたのは、大きなメリットでした。今後、また仕事や家事に忙殺される日々が続く中で、こうした「立ち止まる時間」を持つことは簡単ではないかもしれません。しかし、人生の重要なターニングポイントであるこの時期に、しっかりと自分の進むべき方向を見つめ直すことができたのは、育休を取ったからこその特権だと感じています。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

山本五十六のすべてより

まとめ|「育休はキャリアの損」じゃない

育休を取ることで、家族や自分の生活がより豊かになり、仕事に対する考え方も変わりました。私にとって、育休はキャリアの損失ではなく、むしろ成長のチャンスでした。

育休後も仕事は問題なく回り、復帰後は家庭と仕事のバランスをより意識して働くことができています。育休を取ることで家族への理解も深まり、これからの人生においても重要な資産となったと感じています。

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4姉妹の父親 PTダダ もうすぐ4人の娘を育てる父親として、毎日の育児や家族との小さな出来事をリアルにお届けしています。チップで応援していただけると、育児の工夫や家族旅行の裏話、日常のちょっとした学びなどを、もっと深くシェアできます✨ 「読んで共感した!」と思ったら、ぜひ応援してもらえると嬉しいです😊