「棚頭に傀儡を弄するを看取せよ、抽牽都来て裏に人あり。」①
臨済三句の三つ目.
まずは、読みかたから。
棚頭(ほうとう)に 傀儡(かいらい)を 弄(ろう)するを 看取(かんしゅ)せよ、
抽牽(ちゅうけん) すべて 裏(うら)に 人 有(あ)り。
棚頭:舞台のこと
傀儡:操り人形
弄する:もてあそぶ。いじる。
看取:見る。取は強意の助字。見抜く。
抽牽:抽は引く。ぬく。牽は牛を引く綱。引く。
都来て:都は一字で「すべ‐て」と読む。来は強意の助字。
直訳レベルで、
舞台で操り人形がいじくられているのをよく見よ、ひもが引っ張られているのは、すべて、裏に人がいてるからだ。
このようにを読んだだけでは、当たり前すぎて、「そりゃそーだ。」で終わってしまう。
臨済禅師の言葉なので、悟りへのヒントになっているはず。
~再考。
舞台とは、人生のことかな。
人の人生は、自分の意思で動いているように思うが、操り人形のようにもてあそばれて、ストーリーが進んで行くようなものだ、そのことを見抜け。
ひもにはすべて、舞台裏で引っ張っている人がいるんだよ。
と言ってるのだろうか。
ここからが、禅問答。その引っ張っている人とは。。。
自分なりの考えや聞こえてくる声に、耳を傾ける時間を持とう。
では、また次に。
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