春雷・あとがき
4月22日
よく晴れた朝。
卒業式の次の日から書き始めた、わたしの青春の記録。
あの日、燻されたダウンを着ていたのに、
もう季節は進んで、
半袖が気持ちいい朝。快晴。
恋の終わりからコツコツ書き始めて、
一章では"今日で恋は終わり"なんて書いてたけど…
時間を逆再生して、DMとLINEを遡って、
写真を見て、
わたしはもう一度、この4ヶ月を生きたんだと思う。
書きながら、
同じ温度でしんどくなって、
同じ温度でキラキラした。
現在。
もう二度と会わないのかなぁって思っていたけど、
春雷のひとりごと⑥で、会うことになったり、
なんだかんだ、薄〜いやりとりが続いているような気もするし、
一方でいつの間にか、"最後のやりとり"を通り過ぎている可能性はいつもある。
「終わった恋」でもないし、
「終われない恋」でもない。
——ただ、嵐は去った。
傍から見たら、
何も起きていないし、きっとこれからも何も起こらないでしょうけど、
でも、わたしの中では超大事件だった。
教室に、好きな人がいること。
目が合うだけで、嬉しいこと。
席替えが、ドキドキすること。
授業が終わると、寂しいこと。
偶然が、全て意味あるように思えてくること。
わたしはずっと忘れてた気持ちを、
この数ヶ月で思い出した。
小学生や中学生みたいな自分を、もう一度知れた。
クラスメイトと同じ目標に向かって、頑張った毎日。
この青春に感謝を込めて、
この記録を新鮮なまま、ここに缶詰にする。
いつか自分で読みたくなったら、読めるように。
ギュッと閉じる。
そして自分の人生に戻る。
大事な家族の元に。
書き終えられて、良かったー。
何も起こらない、アラフォーがジタバタする話。
ここまで読んでくださって、
ありがとうございました!
青春は終わる。人生は続く。
恋は、
もしかしたら、つづく。
うそうそ。
——春雷、おわり。
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