車椅子おばあちゃんのひとり旅?その36
沖縄!那覇3泊4日徘徊の旅~#10
首里城は令和元年(2019年)10月31日に火災が発生しました。
詳しいことは知りませんでしたが、当時ニュースで流れていた火災の映像は
衝撃的で、今も記憶に残っています。
復元現場の見学エリアはバリアフリーになっていて車椅子でも見学できました。
私のピンぼけでセンスのない写真よりも是非ホームページをご覧ください。
2026年完成予定とのことです。
最新の設備や道具、技術を駆使して復元作業が行われていました。
14世紀に琉球王朝のお城として建てられたということですが、一体どれほど大変だったのでしょう。世界遺産とか、歴史とか全く知識がない私でも訳の分からない感動でウルウルしてしまったほどです。


ゆっくりじっくり見学させていただいて、そろそろ次の目的地に移動したいと思います。お昼もだいぶ過ぎてきたので、小腹が減ってきました。
今日のざっくりの予定では、この後沖縄県立博物館・美術館へ移動し、館内のレストランでちょっぴり贅沢な遅いランチを取ろうともくろんでいます。
さあ、来た道を引き返して、首里駅へ向かいます。
とはいってもほとんど1本道なので、迷う心配はありません。
ところが、あらら、今度は電動車いすのバッテリーがピピッピピッと警告音を鳴らし点滅を始めました。
坂道を何度も往復したせいで思ったよりも早くバッテリーを消費してしまったようです。
「すみません、ちょっとお願いがあるんですけど…」
いつものように通りすがりのよさげな方に(できればイケメン)ロックオンして声を掛けられるうれしい状況なのですが、今日はちょっと困っています。
周りにあまり人がいないということもありますが、さらにはその方達が日本人かどうかわからないということです。
うかつに声をかけ、『何を言っているかわかりませ~ン』という経験を何度かしているのです。
”どうしようかなあ”駅まで行ければ駅員さんにお願いできますが、
”道路を渡っている途中で止まってしまったらどうしよう。”
手動に切り替えても自分でこげる自信がありません。
不安な気持ちのまま、お願いできそうな方をさがしつつ電動車いすを走らせていると、体格のがっしりしている男性二人組を発見。
地図を見ながら、あっちだこっちだと話しています。
聞き耳を立てて聴いてみると日本語でした!
よし!ちょっと怖そうな感じでしたが思い切って声をかけてみました。
「あの、すみません…」
「あ、はいはい」
「車いすのバッテリーが無くなっちゃったんですけど、バッテリーパックを交換していただけませんか?」
「ああ、はいはい、いいですよぉ」
何か拍子抜けしちゃうくらい優しく気さくに対応してくだり、交換の手順を説明すると、重たいバッテリーパックも軽々と交換してくださいました。「ありがとうございました、助かりました」とお礼を言うとニコニコして「いいえ、気をつけて」と私とは反対方向へ歩いて行かれました。
感謝です。
首里駅に到着、次の目的地は沖縄県立博物館・美術館。最寄り駅は『おもろまち駅』
え?おもろまち駅って、いかにもおもろいことが待っていそうな駅名です。
期待に胸膨らませすっかり慣れたゆいレールに乗り込む車椅子おばあちゃんです。
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